<翌日の急展開>
<ニュース> ライブドアがフジテレビ株のTOBを検討
株を売った翌日だったか、取引終了後だったか…
こんなニュースが市場に飛びで、次の日フジテレビ株は値が付かないほど急騰しました。
『昨日売らなきゃよかったよ〜 』
心底思いましたが、時すでに遅しです。
と、ここで終われば単なる儲け損ないでしたが、事態を更に悪化させる思考に取りつかれてしまいました。
『…フジテレビ株を買い戻そぅ!!』
今思うと浅はかな考えですが、デイトレに夢中になってるときはこういうものです。
早速買い注文を出し、株価の行く末を見守ってました。
結局この日は値がつかないままストップ高。買残りが11万ほどありましたが、
比例配分でフジテレビ株を手に入れることに成功します。
『やった!!』
手に入れた日は木曜日。でも次の日は祝日だったので、
月曜の市場を待つことになります。
<悪夢な結末>
この間、週末の報道もにぎわいを見せてました。LBOやら何やらでテレビもライブドア一色です。
しかしそんな報道はさておき、ちょっぴり雲行きはあやしくなってきます。
『月曜は一気に下げるでしょ。』
ネット上でこんな意見を目にします。というか、掲示板などでは“月曜は下げ”の意見が主流でした。
普段は掲示板など見ないのですが、さすがにこのときは気になって…不安な週末を過ごします。
…いよいよ週明け月曜日。
この日は取引時間前から板を見ました。
株価がどのように動くのか気になり、ホント食い付き状態です。
そして結果は…マジ最悪。
その日は寄り付きから下げではじまり、あとは損失が膨らむだけ。
やっと売りを決断したときにはだいぶ諭吉飛んでいました(泣)
『あのときヤメときゃ良かったナ… 』
その後は傷口を拡げるだけ…デイトレに手を出すのをヤメました。
以上がフジテレビ失敗談です。結局デイトレは成功するときもあるのでしょうが、
利益を出しながら連勝するのは難しいということのようです。
・売り時の判断ができない
・冷静な判断ができなく、下がればすぐ狼狽する
・大きな損失を出すかもしれないリスクを背負う
これらが克服できないうちはデイトレは封印しておきましょう。
それでもときどき市場を見てるとデイトレの魅力に惹かれますが…
ホント市場のささやきは恐ろしいデス。
<ご参考>
・
デイトレード・株式投資マニア:“勝って兜の緒を締めよう”は是非ご一読。
・
連敗投資家の知恵:“14の失敗例”が紹介されています。
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塩漬け姉さん:損/リスクが減らせる投資とは?