レペゼン5
(2005.4.12/恵比寿・エコー劇場)

(以下、原文通り)
05.4.12/レペゼンライブを見に、恵比寿・エコー劇場に行ってきました。
レペゼンライブとは、雑誌「お笑いポポロ」の巻末のページに載っている「ヒューマンアカデミー」と言う養成所(専門学校)の卒業ライブの事で、この卒業ライブで合格すると6社の事務所(人力舎・浅井企画・アミューズ・ケイダッシュ・サンミュージック・ニュースタッフエージェンシー)の内のどこかに預かりになれると言うドラフト制のライブの事です。
実は私は、高校を卒業したら芸人になろうと決めていて、何回か「ヒューマンアカデミー」の見学をしていたのです。
そして、担当者の方に「ぜひ、卒業ライブを見に来てください」と勧められてこのライブを見に来たのです。

17:30、到着。まだ開場前なので階段付近で待つ事に。
数分後に今日のライブに来た専門学校生の美穂さんと仲良くなり、しばらく雑談してました。
18:00、開場。一番前の真ん中の左端の席に座る。そして18:30、開演。

今回のMCはエネルギー。
ライブの説明や注意点等を話す。トークの時に「今回の出演者の弟はいますか?」と言った所、なんとすぐ近くの席に手を上げた人がいました。
(でも、誰の弟なのかは最後までわかりませんでした)

そしてネタ見せ開始、まずはヒューマンアカデミーの卒業生から。

1・ぼれろ (漫才・ハンバーグ店)
渡辺さんがハンバーグが大好きと言う理由から、ハンバーグ店(ファミレス)の店員をやってみると言う内容。
渡辺さんは、キングコングの梶原さんの様に動きにキレがありました。

2・ランプアップ (漫才・ファーストフード店の接客の練習)
出てくるなり、小沢さんのハイテンションさに驚きました。
ネタを始める前に塚田さんは、「私達、付き合ってないですからね!」と念押し。
ネタ中に小沢さんが何度も、「オペラ座の舞ちゃん」、「究極の舞ちゃん」、「ボボボーボ舞ちゃん」等と呼んでいたのに笑えました。

次に今回の出演者のネタ見せ。

3・ジグザグドリブル (漫才・告白の仕方)
学生時代の告白やプロポーズの仕方を考えると言う内容。
ネタの中に何度も「ジグザグ!」とつかみのギャグを入れていました。

4・Pinkyトミー* (コント・シンデレラ)
ピンクの髪飾り、ピンクのTシャツ、ピンクの靴と全身ピンクづくしで登場。
ネタの内容は、自分がシンデレラになって舞踏会で王子様と踊ると言う物。
最後に王子様にプロポーズされるが、自分は男なので結婚はできないと断ると言うオチ。

間にエネルギーとトーク。
ジグザグドリブル:1分PRとして森山直太郎等のモノマネをする。森さんの持っているプロフィール欄によると、ボケ役の人は29歳だそうです。
Pinkyトミー*:19歳のオカマキャラ。今回のライブでは唯一の女の子枠として出演したそう。好きな芸能人は「aiko」と答えるが、プロフィール欄に「猫ひろし」も書いてあったとツッコまれる。

5・ガンボーイ (漫才・悩み事)
ボケ役の人が女性が苦手な事を悩み、解決策を考える漫才。
茨城と大阪出身のコンビで、ボケ役の人がかなり茨城弁が出ていたのでU字工事の様な芸風でした。

6・カスホール (コント・生物学の授業)
大学の生物学の授業で教授2人が熱心に教えるのだが、その内容は下ネタだらけと言うコント。
途中、生徒に求愛したり、校長に見つかったりしていました。

トーク。
ガンボーイ:ボケ役の人が逆立ちして、足と手で「LOVE」、「LIVE」と表現していました。
カスホール:「デューク更家」や「ヘルニア」等の一発ギャグをする。本人達の話によると、「自分達は下ネタを売りにしています」とアピール。

7・G・G (漫才・合コン)
33歳の石松さんと21歳の水谷さんの歳の差コンビ。
彼女が欲しいので合コンをするが、石松さんはオッサン臭いし話も合わない為モテない。
結局、「ミーちゃんLOVE」と言い相方を好きになったと言うオチ。

8・ヤマビコサンダー (コント・ラブソングのコンクール)
先生がコンクールに出すラブソングを生徒に考えて作ってきてと言うコント。
生徒が作ったラブソングを歌うが、ヒーロー物の主題歌に変わっていたと言うオチ。

トーク。
G・G:石松さんがちょっとした手品を見せる。石松さんは元々、7年間サラリーマンをやっていて焼却炉を作る仕事に就いていたが、不景気でリストラされ芸人になったらしい。
ヤマビコサンダー:ツッコミ役の人がサングラスをかけて、気弱なスター(?)のショートコントをする。

9・中卒大卒 (漫才・熱血教師)
熱血教師が不良生徒を叱ると言う漫才。
テンポもスピード感も良く、一番人気と歓声があるようでした。

10・せ~の (コント・彼女と旅行計画)
ファミレスで彼女と旅行計画をたてるのだが、彼女は変な質問ばかりしてプランを台無しにしてしまうと言うコント。
エアーズロックがコンビーフに見えたり、鹿や大仏を撥ねる等、めちゃくちゃでした。

11・ジョイ♪タイム (コント・視力検査)
新しい眼鏡を作る為、視力検査で視力を測ると言うコント。
作野さんがハーモニカを吹けると言うので、何故かランドルト環を音符に変える。
音符を順に演奏してみると、メガネドラッグのテーマソングになったと言うオチ。

トーク。
中卒大卒:1分PRとしてモップを使ってダンスを踊る。
せ~の:コンビニでの風景をミュージカル風に歌う。
ジョイ♪タイム:作野さんがハーモニカとギターを持ってきてジョイ♪タイムのテーマソングを歌う。コンサートの様でお客さんも盛り上がっていました。

次に今回のゲストのネタ。

12・どきどきキャンプ (コント・ファミレスで相談)
岸さんに彼女が出来たので佐藤さんに相談すると言うコント。
実は岸さんは、竹内結子と松嶋奈々子と森光子と三股していた為、佐藤さんは驚いて椅子から転げ落ちる。
そして、ファミレスに3人がやってきて修羅場になる。
最終的に、岸さんはジャニーズ軍団(SMAPは除く)と対決して勝つと言うオチ。

13・モジモジハンター (ショートコント・「日焼け止め」「留守番電話」「ウルトラマンごっこ」など)
ほとんどオンバトでやっていたネタでしたが、相変わらず石井さんの蹴りが炸裂していました。
今回、肖田さんもビンタをしてやり返してましたが、やっぱり石井さんに蹴られてました。

14・Hi-Hi (漫才・新婚生活)
2人ともいい歳なので結婚して新婚生活をしてみたいと言う漫才。
最後に日の丸の旗を頭に付けるパフォーマンスをしていました。

15・キングオブコメディ (コント・落語家に弟子入り)
真打の落語家(高橋さん)とサッカー少年(今野さん)のコント。
何故か落語家にチームに入れてくれと頼む今野さんだが、断られる。
最終的にボールを奪えたらチームを作ってくれると言われ、勝負をするがあっさり勝ってしまう。
オチもいきなり終わったのでキンコメらしかったと思いました。

そして結果発表。どこの事務所に指名されて交渉権を得るかを発表。

浅井企画→ジョイ♪タイム
サンミュージック→カスホール
アミューズ→ジョイ♪タイム、ヤマビコサンダー、中卒大卒
人力舎→ジグザグドリブル、ヤマビコサンダー
ケイダッシュ→ジグザグドリブル、カスホール、ヤマビコサンダー
ニュースタッフエージェンシー→ジグザグドリブル

最後にフリートークとライブの告知をして、21:00に終了。

いつかは自分も立つ舞台。それまで私も頑張りたいと思いました。