水町亨央の話。(2008.4.29/下北ファインホール)
(以下、原文通り)
08.4.29/水町さんのトークライブを見に、母と下北ファインホールまで行ってきました。
14:00開場、14:30開演。
「松尾伴内の話」
水町さんの知り合いから聞いた話で、知り合いが高円寺の居酒屋で飲んでいたら松尾伴内率いる一行が店に入ってきたらしい。
その時、松尾伴内はウエスタンハットにデカイトンボのブローチを付けた異様な格好だったそう。
そして会計時、店から出ようとしたらトンボのブローチが急に飛んだ。
どうやらそれは本物のトンボだったとか。
「英語のペラペラの日本人の話」
水町さんは現在、赤坂の居酒屋でバイトをしている。
その居酒屋は昼間ランチをやっていて、種類は少ないがランチメニューを出しているそう。
赤坂だからか、よく外人のお客さんが店に来るという。
ある日、店に外人と日本人のお客さんが来た。
外人の方は日本語が喋れないため、日本人の方が英語で料理を説明していた。
しばらくして、外人の方が注文を決めたようなのでオーダーを聞こうとするが、日本人の方が「じゃあ、私もそれで」と言ったので、
水町さんは心の中で「死ね!」と思ったらしい。
「ホームのカップルの話」
日曜日の深夜に千代田線のホームで電車を待っていたら、逃げ回っているカップルを見掛けた。
そのカップルは、男の方が逃げていて女の方が追い掛け回していた。
なんとなく話を聞いてみると、「今度浮気したら殺すって言ったでしょ!」と痴話喧嘩的な感じでモメていたらしい。
しばらくすると、女の方はロングコートのポケットに手を入れた後、グーで男の方のお尻を殴った。
その後、よく見てみると2人の手とお尻に血が付いているのを発見。
確信ではないが、水町さんの推理では、その女は携帯用の裁縫道具の糸切りバサミで男のお尻を刺したらしい・・・?
「元泥棒の話」
昔の芸人仲間のSさんについての話。
Sさんは芸人を辞めた後、区の区議会議員に立候補したらしい。
選挙中、水町さんはSさんの手伝いをする事に。
そこで、ニット帽を被り、サングラスとヘッドホンを付けた“若き日のブラザーTOM”のような格好のSさんの友達と出会う。
その友達の職業は「元泥棒」らしいが、それ以上詳しい事はわからなかった・・・。
「うちのバカ犬の話」
実家で飼っていた雑種犬・カズの話。
カズは散歩が嫌いらしく、よく鎖を噛んで逃げ出そうとしていた。
ある日、ついに鎖を切って逃げたが、途中用を足していたので簡単に捕まえた。
針金で鎖を手直しした次の日、また逃げ出した。
カズが走っていった奥の方から女性の悲鳴と男の子の「やめろ、バカ犬!」という声が聞こえた。
何があったのか見てみたら、カズは他の家のメス犬に交尾をしていた・・・。
「ananを読む女の話」
千代田線に乗っていた時、向かい側に座っていた女性の服装に驚いた。
その女性は、熊の柄の靴、ラインの入ったブルージーンズ、「KING」と大きくロゴの入ったピンクのノースリーブ、
JとSの金のバックルのベルトをしてananを読んでいたため、水町さんは「もっと読め!」と思ったそう。
「空気を読めない友人の話」
地元の福岡に帰った時、友人達と居酒屋で飲んだ。
その友人の中で矢野君という人がいるが、その人は空気が読めない人らしい。
先月彼女と別れたそうなので、理由を聞こうとするが矢野君は頑なに言わない。
水町さんが「言えよ!」と強く出たら、矢野君はついに理由を言おうとするが、
「子供を流産して・・・」と言ったので、水町さんは「言うなよ!」と・・・。
「隣のおじさんの話」
水町さんが住んでいるアパートの隣には、去年の3月に高校の教員を定年退職したおじさんが住んでいる。
そのおじさんは定年退職した後、家の前に立っていたり、朝の5時からゴミ置き場でゴミの分別をしていたりするらしい。
「兄貴の『泣かないで』の話」
水町さんには8歳年上のお兄さんと5歳年上のお姉さんがいる。
水町さんが小学生の時、お姉さんとテレビを見ていたら、隣の部屋でお兄さんが小声で歌っているのを聞いた。
お兄さんは、当時のアイドル雑誌「明星」の付録に付いていた流行の歌の歌詞カードを見ながら、
舘ひろしの「泣かないで」を歌って自分に酔いしれていたらしい。
サビに入る前に「♪お前の好きだった中国茶(チャイニーズティー)」と歌う部分があったが、
お兄さんは「中国茶」を「烏龍茶」と間違えて歌っていたそう。
「松岡修造の話」
教育テレビを見ていたら、松岡修造が子供達にテニスを教えていた番組を見た。
松岡修造はテニスのサーブの練習で熱くなりすぎて、子供達に「ちゃんと身を引いてサーブをしろ!」と言ったが、
当の本人もボールを取りにいけず中途半端な感じでラリーをしていたのを見た。
「父の親族紹介の話」
水町さんのお父さんはいわゆるガテン系で畏まった場所が苦手な人だそう。
ある時、お姉さんの結婚式で親族紹介をした時、お父さんは緊張のあまり金魚のようにずっと「コポコポ」言いながら親族を紹介した事があった。
16:00前に終了。