2003年2月1日(土)


曇り時々雪(福井)

なんと2月になってしまいました。そしてパイオニアさんとの3回目の対戦、またまた負けてしまいました。リーグ通算の成績は、12勝2敗で、その二つの負けがどちらもパイオニアさんとなってしまいました。

試合終了後のインタビューは、地元出身のリベロ、吉田選手でした。そして彼女は、「どうしても勝ちたかったのでドキドキしていました。」と語りました。と言うことは、試合前も、そして昨日もすごい緊張感だったと言うことですよね。どうしても勝ちたいというパイオニアの選手の思いは、試合中にもあからさまに伝わって来ていました。

データ整理をして戦術・戦略に関してのミーティングをして、しっかりウォーミングアップをして試合に臨んでも、「心の準備」だけは別物であることを改めて思い知らされました。NECの選手達が、気を抜いていたわけではありません。ただ、相手が死に物狂いだったと言うことなんです。僕は純粋に、両チームの健闘を讃えたいと思います。

数日後、若手の選手と話す機会がありました。その選手は、「パイオニアさんには、私がランドセルをしょっていた頃、すでに全日本のスーパースターだった選手がたくさんいるんですよね。ブラウン管の向こうにいた人達と戦ってる感じなんです。」と言ってました。「ふむふむ、それなら名前負けをしていたと言うことか」などと考えながら、では、その選手達がデビューする前からNECでトレーナーをしている僕は、「おじいさんなのか〜」と思ったのでした。

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