ザッキ(随時更新予定)
・9月30日
 さて、今日は9月30日。9月最後の日である。
 つまり、
 
 >>というわけで罰ゲーム決行。今月は、これから毎日ここを更新しようと思いま
す!

 は本日で終了ということだ。
 
 しかしまあ、たったの18日分程度の日記でこんなに疲れるとは思わなかった。
今回、この項を書いていて自分がどれだけ日記を付けるのが苦手か改めて思い
知った。
 とりあえず、この死ぬほど読みにくい雑記を読み返してみると、日記と言うよりた
だ単にその時にふと思ったことを脳から出てきた言葉をそのまま並べて無理矢理
文章に仕立て上げようとしているものばかりで自分の文章力と構成力の無さに少
しばかり愕然としてみたりして。

 ・・・普通、こういうことを書いた場合は精進のために来月も毎日日記を欠かさな
いようにしたいと考えております!だとか宣言せねばならないのだろうが、私は雑
魚なのでやめておく。私の毎日には面白いことなどほとんど起こらないし私はいつ
も何も考えていないので(それでも、文章が本当に書ける人ならばそれを面白く書
いてしまうのだが)このコーナーはやっぱり、好きな時に更新するのが一番であ
る。うん、そうだ。そうに決まっている。

 一応随時更新の看板は下げないで置いておくけど期待しないように。
 って、誰も期待なんかしてないか。

・9月29日
 ビックカメラにて。あ、またかとか言わないように。巡回場所みたいなものなんだ
から気にしない。
 で、気を取り直して、ビックかカメラにて。
 いつものようにゾック入荷を心待ちにして玩具コーナーに向かうと、そこにはつ
いに商品化と相成った星間大帝ユニクロンの御姿が。
 30%オフで5000いくらかあ・・・と、手持ちではどうにもならないそれに物欲を刺激
されつつも心の中で自分をうまく言いくるめている私。なに、このタイプの商品は待
ってりゃダイエーでもっと安く売るって、つーか、こんなでかいもの、お前は一体全
体何処に置くつもりだよ。もうスペースが無いだろう?
 そんな風にして、私の心が「まあいいや、さて、ゾックゾック・・・」となったところに
私よりほんの少し年下の高校生ぐらいだと思われる兄ちゃんたちのグループが
通りかかった。
 その手にはトランスフォーマー関連のアイテムが握られており、なるほど、彼らも
ユニクロンを見たいのだろうなと思って私はその場から少し離れようとした。
 その時、すれ違っていく彼らの会話が私の耳にまで届いてきた。
 「ユニクロンって、なんだってユニクロパクったダサい名前付けたんだろうな?」
 彼らはどうもそれを本気で言っているようである。もう一度書くが、彼らの手の中
にはトランスフォーマー。間違いなくこのシリーズのファンのはずである。
 
 ユニクロン。1985年に公開された「トランスフォーマー THEムービー」にて登場
した惑星が変形するトランスフォーマー。声優を映画史上最大級の名優であるオ
ーソン・ウエルズが演じていたのは(しかもよりによってこれが遺作となった)有名
な話である。このとき、おもちゃは試作モデルまでが作られたが結局発売には至
らなかった。さらに1999年の「ビーストウォーズネオ」にて再登場。商品化が企画
されるもまたしても・・・・

 ・・・言っておくが私はトランスフォーマーファンと言うわけではない。別の玩具関
係の話なんかを色々と追いかけていたらいつの間にかこんな話も身に付いていた
のだ。
 しかし、彼らはその後も熱心にトランスフォーマーの話をしているので、ファンだ
と言ってしまっても良いはずだ。そんな彼らが若干年上とはいえ、このシリーズを
今までに一個も買い集めたことの無い私に唖然とされている。これはどういうこと
であろうか。
 彼らは若いのだから、そんなことを気にすることは無いのかもしれない。下手を
すれば彼らが生まれる前の話になってしまう(まあ、私も「ザ・ムービー」公開の年
に生まれたわけだが)。
 だが、私がどうしても納得できないのは彼らだけではなく、最近の(いや、世の中
からすれば私も最近の、のはずなんだが)アニメなどのファンたち全般にも見られ
るその作品に対するスタンスなのである。
 何も狂ったように資料を集めて完全に完璧にその作品を極めろ、と言っている
訳ではない。
 だけど、その作品に対して薄くしか接しずに「この作品がとても好きです」だとか
「この作品に人生を教えてもらいました」だとか、そんなことを言うのは(実際にそう
いう人を何度も見た)どうにもわからない。
 どうしてそれほど好きな作品なのに、それ以上深く知りたいとは思えないのだろ
うか。そういう人にその作品の(彼が知っている以上の)マニアックな話を振ると、
「そんなことまで知りたくない」と言われる。まあ、これは私が言っているのがいけ
ないのだろうけど、好きな作品を深く知るのは楽しいことのはずだ。
 
 彼らはそうやって「一生で一番の作品」を1年に1個か2個は作り、アニメ雑誌で
はアニメファンの中でも大多数である彼らのニーズに応えて雑誌を作り、挙句に
はアニメ自体までもがそのニーズに応えてその時期、その時期のためだけの作
品を作るようになっていく。
 
 もちろん、私が何を言ってもあなたはあなたのスタンスを崩す必要は無い。楽し
み方などは人それぞれ、自由である。
 だが、やっぱり私は好きになった作品があれば、是非とも肩までどっぷり浸かっ
て髄まで味わいたい。それこそが最も作品を楽しむ方法だと信じているのである。
 そんなことを考えてしまう程眠い、週の初めの深夜だったりするのでした。

・9月28日
 何気なく自分のネット環境を見直してみたところ、フレッツ接続なるものがあるの
を発見する。これもすべて私がロクに説明書など読まないコンピューター音痴だか
らなのだが、まあ、そんなことは気にしない。
 で、そこでは皆様ご存知のとおり「ガンダムSEED」のストリーミング放送をやっ
ているわけで、まあ、暇だし、最終回だしで見てみたわけです。
 
 内容については、まあ、そりゃ言いたいことはあるけど本編を途中から全然見な
くなった私がそんなことをしてもしょうがないだろうし、新シャア板辺りに行けば
色々な人が私の言いたい事をさらに明細に簡潔にまとまった形で代弁してくれて
るだろうから何も言いません。
 
 痛々しく、結局上手くまとめようとしているのに全くまとまってくれない、そんな最
終回を観ながら私は「グリーンベレー」(68)という映画を何故か思い出した。
 ベトナム戦争でアメリカ中が反戦モード
全開な中、公開された大作映画で当時の米国民からは大ブーイングを持って迎え
られた作品である。
 この映画を製作したジョン・ウエインは数々の西部劇に主演し、国民的な英雄と
なっていた。愚地独歩氏も彼のファンだと公言しているほどだ。
 そんなアメリカ西部劇、アメリカ開拓神話の象徴的な存在となった彼には、それ
にふさわしい、ふさわしいにもほどがある思想もまた備わっていた。
 彼は、ベトナム戦争の悲惨さにアメリカ中が反戦ムードに向かっているのを憂い
たのであろう。国民を鼓舞せんと「これが本当のベトナム戦争だ!」という宣伝文
句を掲げて本作を製作し、監督し、主演までした。
 そして完成した映画は見事なまでにジョン・ウエインの思想を滑稽なまでに映像
化していた。
 無敵にして知恵に優れ(と、いっても演出と脚本のアレさからとてもじゃないがと
ても頭が良さそうには見えないが)、正義の魂に燃えるアメリカ兵たちが邪悪の根
源のようなベトコンを絶対正義の大義の元に虐殺する。もちろん、格好よく演出し
て。
 当然、そこにベトナム戦争などは無かった。事実とは異なる部分がいくつも存在
していた。もっとも、そんなことはジョン・ウエインにとっては些細なことだったのだ
ろうが。
 観客が最も唖然としたのは感動のラストシーン。まるで西部劇(というより、その
ものか。)のように、夕日が海岸へと沈んでいくというおなじみの構図である。だ
が、ベトナムには西向きの海岸など無いのだ。ここは何処なのだろうか?
 結局、「本当の戦争」を一番知らなかったのは当の製作者たちであった。
が、そんなことは彼らにとってすればどうでもいい話だったのだろう。何故なら彼ら
が本当に描きたい所は永遠の自由と絶対的な正義の名の下に彼らとは異な
った思想を持つものを絶対悪と定め、打ち倒す。それだけなのだから。
 「本当の戦争云々」というのはそれをさらに確固たるものとして支えるために作ら
れた建前か、もしくは(多分、こちらではないかと思うのだが)これこそが彼らにと
って間違いようも無い「本当の戦争」であったので、彼らからすれば何の問題も
無いことだったのであろう。
 ここまで来れば私が何故「SEED」から本作を連想したか、なんとなくわかってい
ただけたかもしれない。世の中には適材適所という言葉がある。戦争を舞台とし
た作品を撮る才能がまったく無い人間に戦争ものをやらせるなどというのがどれ
だけ愚かなことであるか、私は両作からは真実の戦争云々よりもそんな事実だけ
を教えてもらった気がする。教えてもらいたくはなかったのだけれど。
 そういえば、「グリーンベレー」にはもう一人、レイ・ケロッグなる人物が監督とし
てクレジットされている。彼は「大蜥蜴の怪」と「人喰いネズミの島」というタイト
ルからしてどうしようもない2本の映画しかフィルモグラフィーが存在しない人
物なのだが、何故このような大作映画に突如監督として起用されたのであろ
うか?彼は嫁だったわけでもないのに。
 
 (ちゅうい・私は別にSEEDが極右の危険思想作品だと言ってる訳ではありませ
ん(思想なんか無いでしょ、あれには)。ただ単に製作者がどうしようもなければ作
品もどうしようもなくなると言いたいだけです)


・9月27日
 ジュアッグを成型色のまま放置してとりあえず見ていなかった本でも読む私・・・
 と、またしても読書感想文に入ろうとする辺り、どうやら今宵も何も無い日でも日
記を付けなければいけないということに悩んでいるようですね、私は。
 どうせ私は地震で崩れた本の山を立て直したり、引き続きEX−Sの右平手が見
つからなかったりといったどうしようもない一日を送っていたわけでそれについて
微に入り細に入り書き連ねるのは読み手にも書き手にも空しい行為だよなあ、と
適当なことを書いて字数を稼いでみる私なのでした。

 さて、このままでは本当にどうしようもないので気分直しにガンダムシリーズ最
新作であらせられるところの∀ガンダムでも見返してみます・・・
 地に足の着いたストーリーやキャラクター、独特の雰囲気は何か見ていると新鮮
な感覚に襲われる。もう何度も観たのになあ・・・
 ファーストガンダムのような神の完成度を誇っているとは言えなくてもやはりどこ
か他では得がたいものをたくさん持っている作品なのでお暇な時(30分×50話
が見られる位に)は是非一度見て欲しい作品ですね。
 ・・・さすがに今日だけでは時間的に8話ぐらいまでしか観られなかったので続き
はまた今度・・・

 とりあえず、今日はこの辺で。録って置いたジェッターズの最終回でも観ます
わ・・・


・9月26日
 まあ、とりあえず、今日言うことは一つ。
 地震に吃驚
 だってですね、もう夜も更けたような時間にパソコンぺちぺち弄くっていたら突然
変な感覚がやってきて私は一瞬「あ、こりゃ、あれか。とうとう私は体か心をあれに
しちまったか」と思わずにはいられなかった訳ですが、どうも私個人の幻覚とも違
う。
 うわあ、これ本気でゆれてるよ!
 と相成ったわけです。

 とりあえず、いくらなんでも死の危険は無いのではないかと咄嗟に都合の良い判
断を下した私は、パソコンを上空からの落下物から守ったり数100`はあるだろ
う本棚が倒れてこないことを祈ったりしたりして、見事に非常時の対応が出来てい
ないことを一人で示したりするのでした。
 しかし、そんなことをやっている間にも揺れはどんどん強くなってきたりして別の
場所に放置してあった本の山が崩れたり、本棚に飾ってあったHRF超集結!仮
面ライダーな13ライダーたちがどんどん地上目掛けて頭リバースしにいってしまう
という衝撃的な出来事が目の前で展開され私はただただ愕然として早く寝たい
な、と思うのでした。片付けろよ。
 
 そんなわけで、さらにその後寝付こうとしたときにももう一発でかいのがやってき
て私の安眠を妨害したりしましたが、私は何とか生きています。つーか、地震より
も先に寝不足の体調不良で死ぬんじゃないかという気もヒシヒシと。
 
 で、気を取り直す、ということで作りましたよジュアッグたん。
 とりあえず、プロポーションはなかなか良い感じです。まあ、元のデザインがデザ
インだし立体化にはそんなに苦労しなかったのかもしれませんが。
 とりあえず感心した点はかなりの数の稼動部が設けられていることです。昔のプ
ラモだからどうせ動きはしないんだろうとタカを括っていましたが良い意味で裏切
ってもらいました。
 他にも、各部のバーニアに一つ一つしっかりと刻まれたモールドや各部の形状
にも問題が無いなど、このキット特に欠点らしい欠点が無かったたりします。
 まあ、いちいち接着するのがめんどいとか、普通に接着して合わせてもパーツと
パーツの間に段差が出来てしまうといった成形状の問題があったりもしますが、ガ
ンプラの技術向上の確固たる証拠の一つとして許した方が健全でしょう。
 さて、残りは塗装ですがこれが現在の試行錯誤所です。まあ、こういうのはそれ
っぽい好きな色に塗るのが一番だと思うので地震が来ないことを祈りつつせいぜ
い楽しもうと思います。
 
 

・9月25日
 あんまりにもゾックのプラモが見つからないので代わりにジュアッグのプラモを
買ってまいりました。
 私的最萌えモビルスーツはアッガイ、ゾックなのですが、ジュアッグもなかなかに
好みだったりするわけなのですよ。
 あの頭部を稼動させるのの邪魔となるとしか思えない鼻。なんだか欲張りすぎて
失敗しているような気がする腕の3連キャノンどことなくやっつけな胴体と足などな
かなかに魅力あふれるモビルスーツであります。
 まあ、ジュアッグのことをもっと知りたくて知りたくて仕方がない人はここでその魅
力を思う存分堪能してもらうとして、私はこいつをどう作るか考えようと思います。
 とりあえず、説明書をじっくりと眺めてみますと、おきゃくさまへのちゅういの部分
が全部ひらがななのは逆に子供にも読み難いんじゃないかな、とか〈完成〉の部分
で両腕をはめている図にあわせてパチッ、パチッと妙に力強い手書きの文字
が添えられているのが良い味出しているなあ、とか。

 そんなわけで、なんでまたそんなどうでもいいところを見ているのかというと、作
る気力が無くなってしまったからなんですね、これが。
 ははは。・・・・すみません。
 
 というわけで皆様、パソコンの調子もかってないほどやばくなってきたりもしてい
るので、本日はこの辺で。
 





 ・・・え、昨日の続き?



 不安を煽っておいてあれですけど、
 御安心あれ、書き直しておきました↓


 ・・・もっとも読んでいる人なんていませんがね・・・

・9月24日
 さて、私にとって思い出深い本の一つに「アシモフの雑学ノート」というのがありま
す。
 この本はそのタイトル通り、かのアイザック・アシモフの書籍をまたしてもかの、
な星新一が訳したものである、という非常に豪華な組み合わせの本なのですが、
この本をうるさいからこれでも読んでろ。と、親から手渡された当時の私はまだ小
学校低学年程度だったので、どちらの名前にもピンとは来ませんでした。
 で、その内容ですが間の文章も何も無くひたすらに「人口密度の最も多い国
は、オランダ」だとか「魚も船酔いする」といった一行知識がひたすら羅列されて
いる本で今から考えるに星新一が訳した意味はあんまり無いような気がしないで
もなかったりするわけなのですが、そんなことはともかくとして、暇つぶしには持っ
て来いの本でしたし、この本が無ければ私は唐沢商会の「脳天気教養図鑑」を手
に取ることも無かったりするわけで結構私の人生にも影響を与えている本と言え
るのかもしれません。
 んで、本日本屋さんに行ったところ、この本がなんとまあレジ横にズラリと重ねら
れているではないですか。それまではほとんど再販されていなかったのか、この本
を本屋で見るのはこれが始めてだったりします。
 なんでまあ、この本がいまさら再販されて、しかもレジ横の一番いい位置に配置
されているのか?
 理由は簡単。
 トリビアブームです。

 良く見なくてもアシモフの本の横には例のベストセラー三冊が「先輩もまあ頑張
れや」みたいな感じで並んでいるし、それどころかこの本自体に「トリビアの原
点!」というキャッチコピーも雄々しい新規に製作された帯が自己主張しておりま
す。さらには別の雑学特設コーナーには先ほど名前が出た唐沢商会の本までも
が「トリビアのプランンアーの本です」というポップと共に堂々とトリビア関連アイテ
ム扱いされているではありませんか。
 天邪鬼な私ですが、そこまでブームが私の守備範囲を脅かしてくるのならば真
正面から挑まなくてはいけません。と。言えば聞こえはいいのですが周りから見れ
ば遅く流行に乗っているダサい奴です。
 まあ、それはともかくとして。
 オタ系のサイトさんなんかが良くこの番組の感想を書いておられるのを良く見か
けられますが、その中で一度は必ずお目にかかる言葉があります。
 
 「え?これ知らないの・・・?」

 これは何も自分の知識量を鼻にかけて人の無知を馬鹿にしておられるのではあ
りません。
 例えば私が見ていて上記の言葉を思い出さずにはいられなかったものに「恐竜
の色は適当に決められている」というのがありました。
 これをネタにして延々笑いを取る番組の構成に私は愕然としてしまいました。
 もちろん他のものは私が知らない話ばかりであったはずなのですが、人間てめ
えに都合が良く出来ているもので、自分の知っている知識が一つでもあれば他の
話題を知っていよう知らなかろうがその番組全体のレベルが低く思えてくるのです
よ。不思議なものですね。
 で、本日の放送にもあったわけですよ。
 「ウルトラマンと仮面ライダーは握手をしたことがある」
 テロップが出た瞬間、
 ああ、あのビデオのことじゃないよな。
とか、思わずにはいられないわけなのですよ。
 もちろん、この情報は「恐竜の〜」に比べれば一般層への浸透は低いのでしょう
から、スタジオの方々や視聴者がへえと思うのは仕方が無いのでしょうが、
 このビデオを所持している私には「なんでこんなことも知らないんだよ!」と思
わずにはいられないわけなのです。
 ついでに件の新撮シーンだけかと思って期待して借りたというのに、結局あの競
演ドラマは10分程度しかなくてショボソとしたこととかまで思い出してきました。

 ・・・・・・・・・
 ・・・突然ですが、なんだかトリビアのことはどうでもよくなってきたのでここか
らは「ウルトラマンVS仮面ライダー」の話をすることにします。
 まあ、トリビアについては「番組開始前からこういうのが好きだった奴からすると
この番組を素直に見ることは不可能」という結論をもうちょっとだらだらと書いて導
き出そうとしていただけなので気にしないで頂きたい。
 さて、話を本筋に戻しましょう。
 このビデオ。要するに両ヒーローの各作品の名場面を集めたものなわけです
が、この部分も結構侮れなかったりします。
 なんせ、RX(もちろん78ではない)の必殺技を紹介するときに使われている映
像が夕張でしか見られなかった「仮面ライダー世界を駆ける」からだったりす
るのですよ(ただし、これを言って感心してくれる人はいない)。
 また、迷シーン珍シーンを集めたコーナーでは円谷プロが大昔に作ったウルトラ
マンとミラーマンのアイキャッチが使われていたり、全然関係ない映画「右曲が
りのダンディー」に突然ライダーが登場するシーンなんかが紹介されていたり
するマニアックなのかどうかもよくわからない選定に驚かされます。
 さらには各インターミッションの宮内洋や森次晃嗣のインタビューや円谷社長と
石の森先生の対談が入るという子供向けとは思えない企画。
 そして感動の最終回集もウルトラシリーズはそれぞれの名場面を短いながらも
上手くまとめて紹介しており、一方のライダーシリーズは各最終回のあらすじをバ
ッサリと切り捨ててそれぞれの作品の感動的な場面に乗せて「ロンリーライダ
ー」が流れると言う双方実にいかしたもので、
最近の同じネタをグダグダと使いまわし(または他局からパクり)、延々同じくだら
んネタをわかってないにもほどがある編集でお送りしてくださるてっきとーにやっつ
けて作っているとしか思えない懐かしアニメ特集番組のスタッフはこのビデオのス
タッフの爪の垢でも煎じて飲め、と言いたくなる私がいたりもするわけです。
 とりあえず、レンタルショップには高確率で置いてあると思うので気になった人は
手にとってみるのもいいかもしれません。件の共演シーンの他にもエンディングで
は影山ヒロノブの熱い(このビデオのために作った)主題歌が流れるなか、スペ
シウム光線のポーズをとるライダーやサイクロンにまたがるウルトラマンなど
色々な意味で唖然とせずにはいられないものを見ることが出来ますよ。



・9月23日
 前回までのあらすじ・飽きやすい私はプラモデルを造らずに寝ようとしていたの
であった。

 ところがどっこい。
 その後、朝の4時ごろに「さて、寝るか」と思って一度茶の間に向かった所テー
ブルの上にプラモデル専用接着剤のお姿があるではありませんか。
 どうやら天は私にプラモを作れ、作れと催促していやがるようです。
 こうなればこちらとしても乗りかかった船。先ほど部屋の片隅に追いやった箱を
もう一度自らの手元へ持ってきます。
 もう、取り出したランナーは不必要に見つめたりはしません。意欲が薄れるどこ
ろか消え去るような気がします。
 でもでも、
 思っていたよりはシャープですし、彫が甘いのは確かに難点ですがそんなに言う
ほどひどいとも思えなくなってまいりました。
 では、早速組んでみましょう。
 とりあえず、机の所まで行くのすら億劫なのでニッパーは使いません。手でもぎ
取ります。ちなみにこれはモデラーとしては最低最悪の行為っぽいので公言して
はいけません。白い目で見られます。
 で、初瞬着時の散様のようにバラバラになった霞を説明書など見ずに速攻で
組み上げます。いくら全17パーツといえども、説明書は見ないと駄目駄目です。
これもモデラーとして(略)
 まあ、よく考えると私はモデラーじゃないのでそんなことは気にせずに次に進み
ましょう。
 んで、組みあがったものをしげしげと見つめてみるわけですが・・・・
 えっと、
 ごめんなさい。結構良く出来ています。
 とりあえず、まずポイントが高いのはポージングです。完全にポーズを固定してし
まったほうがこのシリーズとしては合っているわけなのです。
 例えばこのシリーズの他のロボなどを見てみるとわかりますが、どいつもこいつ
も初代ガンプラのごとく腕と足がプランプランと動くだけで、どうやってもポーズが
格好良くは決まりません。
 だったらいっその事、ポーズは固定してしまった方がいいのです。
 それ故にこのキットはある程度の躍動感を持った1体のフィギュアとしてなかな
か見られるものとなっているのですね。
 
 少しテンションの上がってきた私はそのまま塗装へ行っちゃいます。
 このキット、塗る部分が少ないので、塗るのも結構楽です。あ、もちろん筆でべっ
た塗りですよ?それが男の道というものです(モデラーとしては最低)。
 塗装には全然使っていないので固形化しそうなミスターメタルカラーのアイアンを
使用してみました。
 このメタルカラーシリーズは塗り終わったあとに布などでやさしく拭いてあげると
非常にきれいな金属光沢が再現できるので、俺ってすげー、こんなの塗れるよ
ー。と勝手に勘違いした自己満足に浸りたい私のような屑にはお勧めです。
 メタルカラーをべったべった
と塗れば、あとはもう紫と青をほんの少し塗ればいいだけです。
 あ、もちろん筆でべた塗りにして、下地の赤をそのまま残した場合ですよ。
 
 んで、完成。朝6時。
 写真は載せません。デジカメくれたら載せますけども。

 まあ、ここへ来てべた褒めだけと言うのもなんなので欠点も挙げ連ねますと、
まず合いが悪いです。はめ込み式の部分は絶対に間に隙間が出来ます。
 それも接着剤による繋ぎ目消しでは何の意味も成さないほどなので、私のように
そこで諦める(へたれ)のでなければパテで埋めるしかないでしょうね。
 また、両手足はそぞれ一体成型なのですが、そのせいでモールドが甘くなってい
るしパーティングラインがかなり目立ちます。ここも私のように諦めるのでなけれ
ばデザインナイフでちまちまと作業してやるしかないでしょうね。

 そんなわけで、数日間にわたって馬鹿にしてきたキットですが、私としては結構
楽しんで作れましたし、出来も結構良い感じです。何よりも気軽に手に入る霞のア
イテムは間違いなくこれだけなので、山口ファンは一度手にとってみてもいいので
はないでしょうか。
 私はこれ、どうせ100円ならとさらに数個購入したいような気がしてきましたも
の。ものもの


 ps.説明書の紙を切り取って〜は覚悟ではなくてエスカフローネだったような気が
してきました。覚えていると言う奇特なお方は掲示板まで御一報・・・・・・これは別
にいらないや。

・9月22日
 さて、本日もまた私は講義を受けに行ったのを除けば家でぐうたらとしていたわ
けで、とてもじゃありませんがここに書いて楽しいことなど起こらなかったわけです
が、それではこの電波サイトの管理人としての名が廃ります。

 つーわけで、とりあえずのネタ出しのために、この前買った散さまプラモ(100円)
の箱を勇気を出して開けてみます。
 んー、どうしたもんだろうなー・・・
 とりあえず、この単色にして普通のプラモ様とは違った成型がなんか懐かしいで
すね。いや、本当に。
 総パーツ数は17。食玩の爆竜ティラノザウルスより少ないですね。ついでに言う
とそっちの方が合体とか遊び甲斐もあるし、単色じゃありません(赤と黒だけだけ
ど)。何よりも出来が良いので、この食玩アバレンオーシリーズはお勧めですよ。
そのうちこのページでも取り上げたいなあと思っております。あ、小生、爆竜パラ
サロッキルを探しております。もし、札幌市内でこれをまだ置いてあるコンビニや
スーパーをご存知の方は掲示・・・
・・・・・・・・・・って、いつの間にか話がずれまくっていたりする辺り、私という奴は
油断できませんね、まったく。
 ごめんなさい。だって、あんまりにも語ることが無いキットなのですもの。
 せいぜい両手両足がポールジョイントなのだけどポーズが螺旋!(まあ、大雑把
に言えば大の字)で固まってしまっているために何の役にも立たないとか、マフラ
ーは紙じゃなくてほとんど和紙かティッシュペーパーのようなやつでした。嘘をつい
てごめんなさいとか、それ位でしょうかね。
 まあ、いいや。
 とりあえず作ってみます。

 ・・・・え、っと、LMって接着剤いるんだよなあ・・・・

 ・・・↑から数分が経ちました。

 愛用のタミヤプラモセメントが見つかりません。これは困りましたね。
 あ、あとついでにピンバイスも見つかりません。これにも困りました。
 あ。でも、数ヶ月前に無くしてこの前しょうがないから買い直したデザインナ
イフは見つかってくれやがりました。神様ありがとうございます。これもすべて
私の日頃の行いのおかげでしょうね。
 こうなっては私のすることはただ一つです。とりあえず、まずは散様のランナーを
袋の中に戻します。そしてそれを箱の中に戻します。終了、またいつか。
 
 ・・・神様。出来れば次は、ゾックかEX-Sの右平手を私にお与え下さいませませ
(雨宿り?)。

・9月21日
 本日もまたゾックを探しに町へ出よう−−−と思ったわけですが、どうも私の中
の人も戦況が疲弊しきってしまったようで(by三石)一日中ぐうたらばったりお休み
しておりましたとさ。
 その代わり、動けない私に代わって同志、釧路部隊より報告が来ました。
 「我、ゾック発見できず。代わりに元祖SDのフォートレスエンペラーGなら発
見」
 マテ、そっちのが凄いぞ。欲しいかと言われたら別だが、ヤフオク辺りの状況を見
て手に入れたほうが良いんじゃないか?もしかしたらゾックが10体位変える値段
になってくれるかも。等といった悪辣な考えは当然浮かばず。浮かばなかったって
ば。

 さて、そんな風に文章の壊れっぷりからも私がどれだけ疲弊しきっているかお分
かりになられるかもしれませんが、これには理由があるのですよ。
 パソコンの調子が頗る悪い。
 とにかく悪い。もう、極悪。
 今年5月に買い換えたばかりだというのに、マイバイオの奴は私に対して恨みが
あるとしか思えないほどの反乱っぷりです。
 何が悪いかというと、とにかくすぐに強制終了しやがるのです。
 例えば、フォトショプとリアルプレイヤーと少し重めのホームページを同時に開いて、少し
の間そのまま作業していると突如としてそれまで絶えず鳴っていたやたらめったら
にうるさい排気音がぷしゅぅぅん・・・・と意気消沈したかのように止み、画面は真っ
暗闇。私はポカーン。
 
 こういうことがいちにちになんどもありますですの。ここのぶんしょうやえをかいて
いるとちゅうのときにもよくなるのでごじゃりますの。これではらがたたずにいられ
るかといったもんでごわすよ。

 と、いう訳で私はもう、ふて寝します。
 「それはこれこれこういった事態だから、こうすればいいよ」という親切な人募集
中です。あと、GFFのEX−Sガンダムの右の平手も見つかりません。ここら辺にあ
りそうじゃねーか?というアバウトな予言が出来る御方もお待ちしております。
 とりあえず、上の方はマジで。マジで。

・9月20日
 ゾック探索再開。といっても1店だけですが。
 何故1店だけかというと、私は普段からプラモデルに用事があるときは大抵30%
オフ&10%還元なビックカメラやヨドバシカメラで済ませているので、このように新
製品以外のアイテムがほしいとき、この両店にそれ(ここではゾック)が無かった
場合はかなり苦労することになる。それ以外のお店にはあんまり行ってないので
あるから。
 だからどうしたというと、つまりは頼むから早く見つかってほしいな。と、いう話な
わけですよ、もう。
 
 つーわけで、行ってまいりました。今回は札幌では普通に有名っぽいよく模型誌
にも広告を乗っけてるお店です。

 ま、結論から言うと、無かったけど。

 でもでも、今回今まで見つけられなかったジオングやブラウ・ブロを発見!これ
でとりあえずゾック以外のノーマルシリーズアイテムは全て発見いたしました!

・・・・・・・・・・だからどうしたよ・・・・・・

 どうも、欲しがった時期がいけなかったようですね。何処へ行っても60分の1の
フルアーマーガンダムが売っている辺り現在はMSV大物祭り中のようですね。
 まあ、何処へ行ってもそのお姿を見つけられない∀プラモのことを考えるとファ
ーストプラモならまだ救いもあるような気がするのでもうちょっと頑張ってみたいと
思っております。

 しかしそれはそうと納得しつつも、プラモデル作りたい、という熱意がこのままで
は消えてしまいそうなので、とりあえずこのお店でゾックの代わりに何か購入する
ことに。
 アッグガイやブラウブロを手にとってみますが、どうもしっくり来ません。最近のH
GUCなんかを買うかなあ、と考えてもみますが正直、600円以上は使いたくない
私がそこにいました。
 どうしたものかなあ、と思っていると、激安コーナーが私の視界に入ってきまし
た。
 そうだ。これなら安い値段でいいからせいぜい何百円か溝に落としたと思えばい
いか。と、すでに負け戦な私。
 と、よく見ればそこにはおなつかしやリミテッドモデルシリーズ(LM)様が大量
に鎮座しておられました。
 あれは確かエヴァンゲリオンが一般層にも大ブレイクを果たす直前辺り、私はな
んだか知らないがすごいらしい、というような情報を元に観てもいなかったエヴァ
のLMを購入し、動く所も無ければ色も単色。プロポーションも・・・・なエヴァさんを
眺めてなんだかとってもセンチメンタルになってしまったあの日・・・
 しみじみしみじみ。

 しかしまあ、なんだかんだいっても私はLMシリーズって結構持っていたような気
がする。何故だろうか?まあ、馬鹿だからだろうけど。
 というわけで、一個100円というやはりしみじみせずにはいられない値段で
裁かれている(が、売れている様子は無い)彼らをお家へと連れて行ってあげる
ことにしました。
 しかし、そこに鎮座なさっておられるのは、エヴァなら零号機改、エスカフローネ
ならなんか知らんガイメレフ(ごめんなさい、観てません)、ガンダムXならドートレ
ス・・・ってLMではXのMSはこいつとジェニスとGファルコンしか入ってなかった
ね。わかりにくいオチでごめんなさい。
 と、いう感じで主役メカというともう、本当にどうしようもないカイゼルファイヤー
しかなかったわけです。

 ・・・・とりあえず、私は何故か突如メカだけのシリーズに加えられた、強化外骨
格・霞を2つ購入致しました(零は無かった)。ちなみに、私は当初、山口顔のキャ
ラクターの頭を大量にゲットできる!とでも思ったのか、小脇に散さまを7個ほど
抱えていたのですが、途中で洗脳が解けたようです。助かりました、ありがとう覚
悟!
 そういえばこれ、以前零を作ったときにも、味も素っ気も無い素立ちポーズと、
説明書の紙を切り取ってマフラーにしる!という初期BB戦士のような仕様
永遠ブルーになったという懐かしい思い出があります。
 今回もきっと、覚悟完了とは掛け離れたというか、「問題無い」とはどう足掻
いても言えないようなキットを私に提供していただけるのかな、と思うと、パッケー
ジを開けようとしてもついつい思いとどまってしまいますね。あはは、まだ開けてい
ません。
 とりあえず、この思いを他の人にも味わって頂きたいので2つ買った内の1つを
友人にくれてやろうと思います。首を洗って待っていやがれ。
 

・9月19日
 ファーストガンダム鑑賞終了ー。
 もう何もいうことありません。
 とにかく最高。

 で、肝心のゾック探しですが、本日は中断。家でずっとぐうたらしてました。
 というわけで、困ったときの読書感想文ですよー。

 ・キングダム・カム
 アメコミ。絵がきれい。以上。
 ・・・それだけではあんまりなので一応説明しますと、本作はアメリカの2大出版
社の一つ、DC社のコミックスです。
 DC社は、日本でもスーパーマンとバットマンが有名ですね。というか、あとはもう
ワンダーウーマンぐらいしか日本では知られていなかったりもしますが。
 そんなDC社ですが、いわゆる本編とは別に特別編みたいなのを良くやるわけで
す。はい。
 これはそんな特別編の一つで、「有名ヒーローたちが引退したり隠居したりした
が、跡を継いだヒーローたちは碌なことをしないで悪行ばかり犯している」という
ン肉マン2世のような世界観(まあ、こっちが先ですけど)で、ついにスーパーマ
ンらレジェンド超人がぶちきれて若僧を粛清しまくるというお話です。
 絵を担当しているアレックス・ロスさんは「ス−パーリアリティー」の異名を持つア
ートコミックスの第一人者です。要は、すげーきれーな絵をかく人ということです
ね。
 本作でもその腕は遺憾なく発揮されており、実写と見紛うかのような写実的な絵
柄はアメコミのバタ臭さが苦手という人にもいいかもしれません。
 お話の方もなかなか、感動的で初心者にもわかりやすい(ここ重要)のでおすす
めです。
 もっとも、かなり前にちょこっとでた本なので見つけるのは難しいと思いますが。
 私はこの本、ブックオフで見つけられたので付いているといえるでしょうね。
 私は主にマーヴェルコミックス(カプコン格闘家連中の海外遠征相手や最近狂っ
たように映画化を連発していることで有名)の方を読んでいるので、DCの方を読
むのはこれが初めてだったりするのですが、なかなか良い感じです。次は是非と
も以前から読んでみたかった「ダークナイトリターンズが見つかるとうれしいなあ。と思いつつも、明日のここも読書感想文だったらいやだなあ。と
思うしだいでございます。


・9月18日
 ガンダムブーム続行中。
 とりあえず、今日は「ザンジバル追撃」から「テキサスの攻防」まで観たので、後
はラストスパートといった所。
 今回見直した中ではやっぱりビグザムのくだりはテレビ版のほうがいいなあ、と
か思ったり。「今はおやすみ」が流れる所でかなり感動してしまった。
 あと、ドズルの声はやっぱり郷里大輔の方が合っていると思う私なのでした。
 
 と、いうわけでゾック探しも続行中。
 とりあえず、今日は昨日行ってみたらお休みしていたお店を見に行ってみる。

 ・・・お店が永遠に休んでおりました。
 しかし、これ。どうも場所を移っただけにも思えるのでこっちの調査もしなければ
ならなくなってしまったようです。
 続いて、昨日行ってみたら既に閉まっていたかなり古いお店へ。
 名前は出さないけど、ここは多分札幌に住んでいる人なら誰でも存在を確認し
たことがあるだろう、というような老舗なんだが、ガンプラはついで扱いでしか置い
ていないのではなっから期待はしないで行く。
 ここの店主の爺さんはもちろんガンダムの事なんか知りはしないのだろう。MG
の白いガンダムMK−2に(ウェーゴ)という謎の文字を貼り付けたりしているぐら
いである。
 また、無理も無い話ではあるが、歴代ガンダムの見分けがつかないため、ガン
ダム系の方々の箱に貼り付けられたポップのほとんどに「ガンダム(○○)」と書い
てあったりするのが何とも言えない味を醸し出している。
 栄光の初代ガンダムであらせられる所のRX78−2さんですらひたすら「ガンダ
ム(2号機)」というポップしか貼ってもらえず、別に間違ってはいないのだが栄光
もへったくれも無いお妾さん扱いである。
 その他にも特に間違っているわけではないのだが、「イージーエイト」だとか「ジャ
スティーガンダム」(ス・・・)といった手書きの文字を見ているだけで何だかしみじ
みしてしまう私がそこにいるのでした。あ、もちろんゾックは無かった。
 
 とりあえず、これにて今日のゾック捜索は終了。このままだとしばらく続きそうで
怖い。しかも、最後まで見つからずに終わるような気がしてならない。
 
・9月17日
 現在、ファーストガンダムを一気に全話見直していたりするのですが、やっぱり
これ、すごいなあ。最高。
 今まで意識しなかったシーンの中では「戦場は荒野」や「時間よとまれ」でのジオ
ン兵の演出やホワイトベースに特攻を仕掛けた際のクランプ(今一自信ない)とキ
ッカの窓越しでのやり取りとかがかなり新鮮に感じられたり。
 格好良さとか、悲劇とか、その見せ方とかファーストガンダムでの戦争の描かれ
方って本当に絶妙だなあ・・・

 まあ、そおいう話は今度にするとして

 というわけで私の中でガンダムブームがやってきたのでこれと同時にガンプラブ
ームもやってこなくては。と、言う訳で講義を一つサボってガンプラを買いに行きま
した。
 ターゲットはゾックです。富野富野したデザインだし(ゾックのデザインは殆ど富
野監督の描いたラフそのまんま)、出来も同時期のあがーいに比べていいし。つ
いでに色を塗るのが楽そうであるし。
 だけど、見つからない。
 とりあえず市外中心地を回ってみたのだがファーストガンダムのプラモデル、い
わゆるノーマルシリーズ自体はあるのだが何処へ行っても艦船系やアッグシリー
ズばかりである。こいつらがちょうど再生産されているのか?
 一応、普通のモビルスーツの皆様もおられるのだが残念ながら今は20年前では
ないのでザクもグフもドムも超レアアイテムというわけでもなければさらに出来の
良いニューキットとしてリメイクされまくっているので用も無い。
 その他、ゴッグ、アッガイといったゾックの先輩たちやモビルアーマーたち、連邦
の皆さん、果てにはジオラマシリーズまであるのに、ゾックが無い。
 どういうことだろう。ゾックはそんなにレアなアイテムなのか?バンダイが滅多に
生産してくれないのだろうか?
 唖然としつつヨドバシカメラの店内で立ち尽くしている私を突如デジャブが襲っ
た。
 そうだ、確か2年ぐらい前にも私はまったく同じ経験をしている。あの時もゾックを
探していろいろな店を巡ったのだがついに見つからなかった。そして私が完全に
ゾックの購入を諦め、まあ、買わなくてもいいか。と、思った頃に奴はひょっこりと
店頭に現れていた・・・(当然、熱意は消えているので購入せず)
 これはもう、何者かの陰謀に決まっている。どうせまた私の熱意が消えた頃にゾ
ックを店頭に戻すに違いない・・・

 まあ、そんな電波な被害妄想はともかくとして模型店の方はきちんと売れない
商品でも入荷してくださいね。と、お願いしておきます。
 あと、ついでに札幌市内でゾックを見かけたという方は掲示板まで「ジャブローの
入り口発見!」の御一報をお願いします。

・9月16日
 突然ですが、私はずっとチキンラーメンはお湯で茹でずに、生で齧ったほうが美
味しいと思っていたわけです。
 ハァ、バカジャネーノ?とお思いの方も多いでしょうが、そんな皆様にもベビースターラ
ーメンをぽりぽりと齧っていて、ついついチキンラーメンのことを思い出してしまっ
た経験がおありのはずです。というか、あれ。
 そんなわけで私はキッチンへと向かったのでした。そのまま目指すはジャガイモ
と行きたいところですが、私にはコロッケを作れるようなオーバースキルは無いの
で、しみじみとインスタントラーメンを探します。
 で、発見。お徳用パックの中から一袋、可愛らしいひよこの描かれた袋を取り出
します。
 袋を背面にあるひれを持ち、裂いて麺を取り出せるように袋の口を大きく開けま
す。
 早速一口。
 濃い。
 チキンラーメンが特徴的なのは粉末スープや液状スープではなく、麺自体に味
をしみこませているということなのは皆様ご存知のとおりなのですが、鍋全体にス
ープの味を染み渡らせなくてはいけないので、かなり濃い口の味が付けられてい
るわけですね。しょっぱいです。
 さらに、チキンラーメンを普通に食べたことがある方ならばお分かりになってい
ただけるでしょうが、あれには独特の後味があります。あの独特の味が、かなり高
まって私の舌に直撃するわけです。
さらに言うと、私はあの後味が好きではなかったりします。これではどうしようもあ
りません。
 とりあえず、このままでは埒が明かないのですが、どうする事も出来ずに袋を眺
めてみます。
 先ほどのひよこがいたる所に描かれたパッケージには「調理例」というコメントと
共に生卵を乗っけて綺麗に飾られたいかにもといった感じのラーメンの姿があり、
さらには「卵を乗っけるやすいようにタマゴパケットがついたヨ」というキャプチャー
があった。だが、私の手の中にあるのは硬い麺の塊だ・・・すまない、ひよこよ。お
まえの粋な計らいを私はまったくの無駄にしてしまった。だけど、おまえ自身がタマ
ゴを乗っけたチキンラーメンを食べているのはどうかと思うぞ。
 しばし途方に暮れた私に突如原初のイメージが浮かんできました。
 (チキンラーメンを茹でないでマヨネーズを付けて食べると・・・)
 どうやら太古の記憶が私の中で甦ったようです。
 (OH,Myコーーーンブ!
 

 ・・・・・私は気付くと冷蔵庫の前に立っていました。
 手には、そう、言うまでもありませんね。
 早速一口。
 さらに濃くなっただけでした。
 仕方なく、冷蔵庫の中をさらに漁ってみると魚肉ソーセージがあったので、これ
をごはんにして、チキンラーメンをおかず代わりにして食べてみることにしました。
 これなら、魚肉ソーセージが味を薄めてくれるので食べられないこともありませ
ん。
 だけど、このころより何か違和感を感じ始めていました。さらにそれは麺の塊を
半分も消費した頃に激しくなり、鈍感な私もついにそれに気付いたのです。
 舌が、痛い。
 もとより、一口食べたときから「ベビースターラーメンより、硬いな」とは思ってい
ましたがそれは甘い認識だったようです。味はしょっぱいけど。
 とにかくここまできたら後は我慢です。
ポリポリなどという可愛げのある音ではなくボリボリガリガリといった感じの音が私
の口の中で響き渡り、舌の苦味を感じるための部分に硬いものが突き刺さってい
きます。
 そして数分後、私はとうとう袋の中身を細かなかけらだけにすることに成功し、そ
れについで咀嚼もまた舌が引き千切れないうちに終わってくれました
 
 結論・普通に食べたほうがいい。
    ・固いのが食いたきゃそれこそベ     ビースターラーメンを食え
    ・かみやたかひろには騙されるな
    
 なお、この食べ方をすると床に欠片がぼろぼろこぼれますので、ご注意を。

・9月15日
 (前回までのあらすじ)
 キンゲの感想を書こうと思った私であったが前置きが長くなりすぎた&どうしよう
もなく眠くなってきたので適当に切り上げたのであった。

 その後のストーリーやデザインの発表のときのことなどは割愛させていただく。と
りあえず、そうでもしないと作品の感想にいけないので。

 今一度本作を見直してみて感じるのはやはり、富野独特のキャラクターたちそ
れぞれの自由奔放な動き方が本作を視聴者に対して印象付けているというのを
改めて感じる。
 キングゲイナーには比較的動かし易いキャラクターがそろっているのだが、それ
ら「便利な」キャラたちを上手く絡め合わせ、それぞれの印象を強調し、なおかつ
ストーリーの中でそれを見せようとするのは非常に難しいことなのである。
 例えば、「仮面ライダー龍騎」を観てみるとそれがよくわかるのではないだろう
か?「龍騎」では13人(にはならなかったけど)のライダーたちをストーリーに絡め
て展開することを放棄し、それぞれのキャラクターをたてるという事を徹底的にや
ろうとしていた。つまり、10数人ものキャラクターが主軸となっても物語を紡ぎだす
事は不可能だと考えていたのである(ただし、これは悪い事ではない。作品の目
指した方向に沿ってそれを徹底的にやろうとする姿勢こそが「龍騎」を含む平成仮
面ライダーシリーズや戦隊シリーズの変わらずに評価できる点なのである)。
 ではキングゲイナーではそれはどうであったかについて、私見を述べさせてもら
う。とりあえず、キンゲが大量のキャラクターが主軸となって云々といった作品では
なかった。完全なストーリー主軸の物語であり、物語を引っ張るのはキャラクター
ではなく(劇中での)その時の状況である。これには作中において、一つの作品を
楽々と引っ張っていけるだけの力量(魅力)を持ったキャラクターたちも追従するし
かない、ストーリーを見せるための作品を作ろうとしたときに行われる手法である
といえよう。
 だが、である。
 にもかかわらず、本作を見た後では、そう感じるのは少し違うのではないかとい
う気がしてくるのである。
 作中におけるキャラクターたちの扱われ方を少し思い出してみれば本作がキャ
ラクター主導の物語ではないということには楽に思い至れるはずであるのに、作
中においては徹底的に脇役として描かれるようなキャラクターたちにしてもそのキ
ャラを印象付けるために作られたシーンが無いというのに、何故か印象に焼きつ
いてくる。
 ストーリーの中でキャラクター達一人一人を生かすのは非常に難しい。下手をす
れば現在放映終了間近の最近のアニメ雑誌の表紙をよく飾っている作品のよう
に大勢のキャラクター(どころか、主役級のキャラまで)をまったく生かせずに空気
か背景のようなものにしてしまう。キングゲイナーが最も上手くやったのはこの部
分なのである。 
 もちろんほかの部分、例えば作画の点でもその高質さは放映時より非常に評判
が高かったし、演出についてもいうまでもあるまい。
 私がなにより感動したのはそういった要素すべてがあいまって設定、モチーフな
どではいつもの富野色の薄い本作が見事なまでの富野作品に仕上がっていると
ころであった。
 かなり前から若手の育成というものに対して熱心になりたいといっていた氏が、
やっとのことでそれをある程度まで理想的な形で行えたのではないかと思うと嬉し
くなったし、何よりもあの富野由悠季がこういったエンターティメント以外の何物で
もない作品を作り出してくれたのが私を元気付けてくれたのである。

 無駄に長くなったが結局の所、本作に対して私の言いたいことは一つである。
 ありがとう、と。

・9月14日
 さて、本日は前々回に予告したとおりにキングゲイナーのDVDの方も完結した
ので(と、言ってももう1ヶ月近く前・・・)私なりの感想でも書かせていただこうと思
う。「批評」を期待しても無駄である。後でも触れるが私は本作に対して冷静でいら
れるタイプの人間ではないからである。また、いつものように意図して面白いこと
を書くともしていないので(意図していない天然のイアタさはあると思うが)その類
の文章をお望みの方もそうでもない方も読み飛ばしていただいて結構である。つ
ーか、恥ずかしいのであんまり本気で読まないでほしかったり。

 
 とりあえず、私の文章というのは長くなればなるほど横道にそれていくものであ
るという問題点を抱えているのであるが、今回はいっそのことその例題の一つに
も成りえるかどうかわからない横道の話からしていこうと思う。
 H・P・ラブクラフトといえばご存知クトゥルフ神話の創始者にしてモダンホラーの
名手である。そういった作家の常として彼には今も熱狂的なファンが世界中に存
在しているのであるが、彼らの中には「ラブクラフトが小説に書いていたことは真
実(または予言)である。そうでもなければあのような作品を書くことが出来るはず
が無い」という周囲の人からすれば「あちゃー・・・」としか言い様が無い考え方にい
たる人たちがいて、その中でも「ご愁傷様・・・」としか言い様が無い人たちにいた
っては邪神ナイアルラトホテップたんを信仰するという宗教集団(でも、多分インデ
ィーズの)を作ちゃったりなんかしちゃったりする方々もいて本当おめでてーなとい
った感じであります。
 所は変わって我等が日本にも「宮沢賢治は霊界と通じており、彼の作品はそこ
からインスパイアを得ていたのだ」という人がおられる、まためんどいので割愛す
るが太宰治だとか中原中也だとかそういった作家に対しても似たようなことを言う
方々がおられる。筒井康隆が「よく家にやばいファンが来るので大金払ってセキュ
リティーをあげた」なんて言ってたのもまあ、無関係ではあるまい。

 言うまでも無く上に挙げられた方々はいわゆるカルト作家というやつである。
 こういったことを言われなくてはいけないというのは、どうにもカルト作家の命運
らしい。実生活も幸福であったとは言い難い彼らであるがまさか後世になってから
はこんなことを言われていようとは思ってもいなかっただろう。
 で、何でこの人らはこんなめちゃくちゃなことを言われたりされたりせなあかんの
かというと、原因は彼らの作品にある。カルトな作品というのは兎に角、1度はまっ
たらとことんはまってしまうようなものばかりである(というか、それ故にカルトと呼
ばれる)。そして、さらにはそこから読み手が独自の解釈を(勝手に)思いついてい
く事がいくらでも可能なのである。
 つまり、カルトな作品というのは「自分のためだけにある作品」になってくれるの
である。
 何が言いたいのかというと言うまでも無い。私にとってのそれが富野だということ
だ。
 もっとも私が現在のように氏を意識しだしたのは実はかなり最近で(小学生の時
に小説を読んだが「読み難いな」以外の感想は浮かばなかった(笑))、「∀の癒
し」を読んだ時のことである。
 他の所での他の方々による文章で、氏が一時期ひどい鬱の状態であったという
のは知っていたのだが、それに対しては「なんか神経質そうな人だからなあ」とし
か思わなかった。
 だが、この本を読んでいて私はそのあんまりといえばあんまりな記述の数々に
大笑いしながらも同時に感動を覚えずにはいられなかった。
 「これ、凄く良くわかる・・・」
 作者の感性が自分と驚くぐらい合っていたとき、読者は直感でそう思い、作者と
自分を同一の存在ではないかと疑いさえする。つまり、自分がどっぷりはまれず
にはいられないカルト作品と出会った時の衝動、ニュータイプで言うところのあの
ピロリロリンである。
 特に笑ったのは氏の鬱が最高潮に達し、被害妄想が爆発した際の描写である。
サンライズに対し深い怨念をあらわにし爆破してやる!だとか抗議のビラを撒い
てやる、それもボクの得意なSM物の卑猥なものだ!などとのたまう部分は笑わ
ずにはいられなかったが、同時に深く深く感情移入せずにはいられなかった。
 この人は本当に人の中で生きていくのに不器用な人なのだなあ、と思いつつも
それに自分を重ねずにはいられなかった。そして、そんな氏が次第に元気を取り
もどしていき(否、前以上に!?)人々の中で、先頭に立ち、作品を完成させていく
さまには感動を覚えずにはいられなかった。
 私はすぐに本放送時にもまあ、「これはカルトか・・・?」と思いつつ見ていた∀を
見返し、以前から感じていた富野の息吹を全身で感じる。感動。

 そして、去年6月ごろ。
 「富野監督の新作が!」というニュースをキャッチした私。
 ガンダムではないというその情報に様々な感慨を浮かべつつも私はその作品を
待った。
 これこそがキングゲイナーであった。
 
というところで、長くなりすぎたので今回は終了〜明日の後編に続く。
   

・9月13日
 と、いうわけでテスト終了。皆様2週間ぶりですね。
 とりあえず今日はこの2週間、私が更新を休んでまでどれだけ真面目に学業に
励んでいたかを振り返っていきたいと思います。


 ・・・やっぱやめた。
 
 なんとなく、資料集めの名目でパソコンを付けてそのまんまネットに繋げて・・・気
づくと朝。そんな日々が続いていたような気がしてならないからです。
 とりあえず昨日だけとってみても、2ちゃんFSS過去スレを眺めていた記憶しか
ありません。困ったものですね。
 どうやら私はかなりどうしようもない人間のようです。
 
 こんな私に罰ゲームを与えようという企画が私の脳内で巻き起こりましたが、私
にとって都合の良いことだけ言ってくれる神様からの啓示があったのでやめようと
思います。ええ、面倒くさいことを回避するためならば自分の信念も無神論も捨て
去りますとも。

 ・・・はぁ。
 今、上記の文章を読み直してみたわけですがいくらなんでも駄目杉ですね、わた
くし。というわけで罰ゲーム決行。今月は、これから毎日ここを更新しようと思いま
す!
 
 ん、それって普通のこと?
 
 
・9月2日
 ・・・現在、木曜日からのテスト&レポート提出に向けて色々頑張ろうと思って
ります。
 というわけでまことに残念ながら今週と来週は更新をお休みさせていただきま
す。
 





 ・・・元からあんまり変わらないって?
 ・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい。


                モドル