健康的な感情と不健康な感情の違い

ここでちょっとブレイクを入れて、少しのんびり読み物タイムにしようかにゃー
貴方も「日常気分記録表」書いて、ちょっとスッキリしつつも手がお疲れでしょ〜?
今のちょっとスッキリしてる貴方にオススメの、すっと読めるものにゃと思うにゃ

ここでは、健康的な感情と不健康な感情の違いを知って欲しいと思うにゃ

感情は、身の回りで起こった出来事よりも、それをどうとらえるかによって起こるってことが今少し実感してきてると思うにゃ。

でも、僕たちが否定的な感情を変える必要があるのはどんな場合なんだろうにゃ?
否定的な感情は全部悪いことなのかにゃあ?
否定的な感情には、健康的なものと不健康なものがあるんだと思うにゃ。
だって、「いつでも幸福で満たされてなきゃいけない」ってのはちょっと違うと思うのにゃ。それこそ、「全か無か思考」だと思うんだにゃ
やっぱりニンゲン、生きてたら辛いこともイヤなこともあるからにゃ。泣いたり怒ったりするのも、人生の醍醐味だと思うんだにゃ
それに、愛する人を亡くした時に、死をいたんで、友達や家族と語り合って涙したりするのは、とてもその人を愛していた証拠だと思うし。それは「悲しい気持ち」という意味では否定的な感情だけど、とっても健全なニンゲンらしい気持ちだと思うんだにゃ

そこで、自分を辛くさせ過ぎてしまう不健康な感情と、健康的な感情について知ってもらおうと思うのにゃ

健全な悲しみと病的な落ち込みの違い
健全な悲しみの特徴
病的な落ち込みの特徴
悲しいが、自尊心を失っているとは思わない。 自尊心を失っていると感じる。
混乱のきっかけとなった出来事からすると、貴方の悲しみはその状況に見合った否定的な感情である。 否定的な感情が、きっかけとなった出来事に見合わないほど強くなっている。
一定の時が経てば、その感情はなくなる。 その感情はいつまでも続いて終わりがない。
悲しいと感じるが、未来に失望しているわけではない。 やる気が起きず、事態が良くなることは絶対にないと思い込んでいる。
生産的な活動を続けている。 人生をあきらめ、友人や仕事への関心もなくなってしまっている。
マイナス思考は現実的である。 マイナス思考の内容は正しく思えても、実際には誇張されていたり、歪んでいたりする。
「自分を愛する10日間プログラム」(デイビッド・D・バーンズ著/ダイヤモンド社)より

ふんふん、なるほどにゃ〜って思わにゃい?
この表を読んで思ったんだけど、ちょっと他のニンゲンにキツく何かを言われただけで「自分はダメな猫にゃ」って自分を責めて自尊心を失っていたみけにゃんは、病的な落ち込み方をしていたんだにゃあ…って思ったにゃ…
そう考えると、みけにゃんには認知療法が必要なんだにゃ〜って改めて思ったにゃ!

健全で建設的な怒りと、不健全で破壊的な怒りの違い
健全で建設的な怒りの特徴
不健全で破壊的な怒りの特徴
自分の怒りの感情を上手に表現できる。 自分の感情を隠して不機嫌になる(受け身の攻撃)か、他人を非難して攻撃する(積極的な攻撃)。
賛成はしていなくとも、相手の視点から世界を見ることができる。 自分を弁護して、相手の言っていることには何の根拠もないと言い張る。
かなりの怒りを感じているにも関わらず、相手に対する敬意を失っていない。 相手は軽蔑すべき、罰を受けて当然の人間だと思う。相手を見下したような態度をとっている。
生産的に問題を解決しようと努める。 自分は犠牲者で、もう救いようがない、とあきらめている。
今後に生かしていくために、その状況から学ぼうという姿勢がある。 何も新しいことを学ぼうとしない。自分の見方が完全に正しいと感じている。
最終的に怒るのをやめ、再び幸せを感じられるようになる。 怒りが半ば慢性化しており、怒るのをやめようとしない。
どうしてその問題が生じたのか、自分に悪いところはなかったか考えてみる。 自分は罪のない犠牲者だと思っているので、相手ばかり非難する。
自分にも相手にも、納得できる政党な考えと感情がある、と考えている。 自分には非がなく、悪いのは全部相手だと主張する。自分の側に真実と正当性があると信じて疑わない。
相手との関わりが大きくなる。自分の目標は、相手とより親しくなれたと感じることである。 相手を避けたり拒否したりする。相手を価値のない人間だと考えている。
10 どちらかが苦しい思いをしないように、両者とも納得する解決策を探している。 10 自分が相手と戦っている、または競争しているような気がする。一方が勝てば、もう片方が負けだと考えている。
「自分を愛する10日間プログラム」(デイビッド・D・バーンズ著/ダイヤモンド社)より

うにゃあ〜!みけにゃん無意識にいつも思ってることが、不健全で破壊的な怒りの特徴の方に一杯書いてあるにゃ〜!!
み、みけにゃんの怒りって、破壊的な怒りだったんだにゃね…。

でも確かに、不健全で破壊的な怒りの特徴の方を読んでると、凄く自分と同じって納得する反面、「これって『全か無か思考』なんじゃないかにゃ…?」って思うところが一杯あったにゃ。
こういう怒りは、認知療法で直していった方が自分がラクになれるだろうにゃって思ったにゃ。

そ、それにしてもみけにゃん無意識に思ってることや、感じていることがズラズラ書いてあって…。
認知療法を考えたバーンズ先生って、凄い頭のいいニンゲンなんだにゃあ…!

健全な恐怖と神経症的な不安の違い
健全な恐怖の特徴
神経症的な不安の特徴
砂漠を歩いていたらガラガラヘビがいたというように、実際に危険な状況がある。 墜落するのではと恐れて飛行機に乗らないというように、実際には危険がないのに、あるいは実際以上に危険性を大げさにとらえている。
健全な恐怖はたいてい長くは続かず、危険が去れば消える。 神経症的な不安は際限なく続き、日常生活に支障が出る場合もある。
健全な恐怖を感じた場合は、なんらかの行動を起こす。 典型的な場合では。恐れているものを避けて行動しなくなる。例えば、内気な人がデートをしたり友達をつくったりすることを避けるなど。
健全な恐怖を生じさせる考えには、きちんとした根拠がある。 神経症的な不安のもとになる考えは、ほぼ100%歪んでいたり正しくなかったりする。例えば、パニック発作に襲われる人は気を失いそうだと訴える。しかしよく考えると、実際にパニック状況にある時というのは、心臓が高鳴り、それにともなって大量の酸素が脳に送られるわけだから、気を失うわけがない。
怖いと感じていることを恥ずかしいとは思わない。 自分を変わり者だとか落ちこぼれだと思っている。また、不安を持っていることは恥ずかしいことなので、他人に知られてはいけないと思っている。
見るものをそのまま受け取っている。健全な恐怖には隠された動機などない。 不安な人は、たいてい夫婦の対立や仕事への不満など、認めたくないか扱いたくない問題を避けている。
「自分を愛する10日間プログラム」(デイビッド・D・バーンズ著/ダイヤモンド社)より

はぁー。なんだかみけにゃんに当てはまることばっかりにゃー…。
貴方はどうだった?貴方も、当てはまるところあった?
みけにゃんだけじゃないよね?こういう風に思ってたの

こういう風に、無意識にみけにゃんは自分のことを苦しめていたんだにゃあ…って思ったにゃ…。
でも、実際そうやって思っても、無意識くんはやっぱり、歪んだ風に物事を受け止めたりしてしまうよね
だからこそ、「日常気分記録表」を書くことが大事なんだにゃあ…と思ったにゃ
「日常気分記録表」は、そうやってひとつずつの歪みを、「違うんだよ。そうじゃないんだよ」って無意識くんに教えていく作業なのかもしれないにゃ

みけにゃんは、今日からもっともっと、ちょっとでもマイナス感情を感じた時は、「日常気分記録表」を書いて行こうと思うにゃ。書くヒマがなかったら、イヤな気持ちになったらすぐに、頭の中でプラス思考を作っていこうと思うにゃ
そうやって、少しずつピリピリ緊張しちゃってる無意識くんに、優しくプラス思考を語りかけていこうと思うのにゃ
貴方も、貴方の無意識くんに、そうやって優しく語りかけていこうにゃ!