■2012年5月号

今月の潮流
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今月のできごと


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バイオジャーナル

できごと(3月11日〜4月10日)報道媒体発表時



12日 ・東京医科歯科大チーム、幹細胞を体外で増やし、傷ついた部分に移植してマウスの大腸を修復した。
14日 ・厚労省の専門委員会、ヒト胚性幹細胞(ES細胞)を臨床研究で使うための関連する指針を見直し、ES細胞のもとになる受精卵の提供者の病歴を追跡するルールなどを定める。
15日 ・理化学研究所の研究グループ、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を経ずに、ヒトの皮膚細胞から免疫細胞の一つであるヒト単球細胞を作り出した。
17日 ・フランス持続的開発省、モンサント社のGMトウモロコシ「MON810」、仏国内での栽培を一時的に禁止へ。
21日 ・欧州で家畜に新たなウイルス病シュマレンベルク・ウイルス(SBV)が発生。詳細は現在調査されているが、欧州連合に発生を届けた国は9か国にのぼる。
29日 ・慶応大、iPS細胞を経由せずに繊維芽細胞から神経幹細胞の高速作製技術を開発と発表。
30日 ・理研、アルツハイマーなどの脳疾患で生じるシグナル異常の原因の一部解明と発表。
3日 ・長崎大とカネボウ化粧品のチーム、強い日焼けの反応を示す遺伝性の病気「紫外線高感受性症候群」を引き起こす遺伝子を見つけた。大阪大や東北大などのチームとオランダの研究所などのチームも同じ遺伝子を発見。
5日 ・中国科学アカデミー、縄文人の遺伝情報は沖縄の人々に約60%、本土の人々に約30%受け継がれていると推定。
10日 ・名古屋大、卵巣分泌の女性ホルモンが生殖系の脳神経細胞で起こる化学変化を促したり抑制したりすることにより、排卵を制御する仕組みを解明と発表。