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今月の潮流●拡がる遺伝子組み換えナタネの自生
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンが呼びかけて全国で進められてきた、GMナタネ自生調査の結果が、7月8日にまとまり報告された。昨年に続く2回目の調査は、42都道府県、検体数は1942にのぼった。1次検査の簡易キットによるタンパク質検査では38検体に陽性反応があり、2次検査のPCR法によるDNA検査では、そのうちの31検体をクロと確定した。
昨年同様、今回の調査結果においても、流通経路から遠く離れたGM品種が存在するはずのない場所でGMナタネの自生が確認された。とくに大分県日出町での検出は、汚染が予想外に拡大していることを示したといえる。
表1 GMナタネ自生全国調査
調査都道府県 |
調査箇所 |
1次検査で陽性反応 |
2次検査で陽性反応 |
|
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RR |
LL |
RR |
LL |
RR+LL |
福岡 |
504 |
12 |
13 |
13 |
8 |
0 |
大分 |
19 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
兵庫 |
30 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
茨城 |
21 |
2 |
0 |
0 |
2 |
0 |
千葉 |
238 |
1 |
1 |
4 |
0 |
1 |
その他37 |
1130 |
4 |
3 |
0 |
0 |
0 |
合計 |
1942 |
19 |
19 |
17 |
12 |
1 |
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(計38) |
(計30) |
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*RRはラウンドアップ耐性ナタネ、LLはバスタ耐性ナタネ |
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