古本ねこや 開高健+牧羊子→野上弥生子宛書簡一括  トップへ

左より、昭和37年7月3日消印・開高健→野上弥生子宛(アジア・アフリカ通信4号在中)
同じく昭和37年7月3日消印・開高健→野上弥生子宛書簡(400字詰4枚)
昭和39年9月2日消印・開高健→野上弥生子宛書簡(400字詰6枚)
昭和40年6月24日消印・牧羊子→野上弥生子宛書簡一通
上記封筒の表裏を返しました
書簡と同時に別便速達で送られた「アジア・アフリカ通信4号」
同雑誌の編集者でもあった開高から野上弥生子に執筆依頼をしている。

昭和37年7月3日消印
堀田善衛の発案で「世界の未来」という題で10枚ほど書いて欲しいと依頼、さらに原稿料は出ない旨も伝えている。この時期、開高はヨーロッパ方面に出かけ多忙を極めている。

昭和37年7月3日消印
開高が芥川賞を受賞したとき、野上から長文手紙をもらい、以後刊行本を献呈したり書簡のやりとりがあった由。
この年の11月から朝日新聞の移動特派員としてヴェトナムに行くにあたり、その動機らしきものが記してある。

この書簡は1999年神奈川近代文学館で開催された「開高健展」に出展された。

昭和39年9月2日消印
野上から山菜等を送られた礼状。ウドは揚げ物、ゼンマイはおひたしに・・
返礼として、開高家からはメロンを送ったと記してあります。

牧羊子→野上弥生子宛書簡

昭和40年6月24日消印
一括売価 **