古本ねこや 週刊新潮6 トップへ
昭和55年 通巻1235号〜1285号揃(1258号のみ欠) |
出来事・風俗など *韓国光州事件 *大平首相急死 *モスクワ五輪不参加 *山口百恵引退 *ダンシングオールナイト *奥飛騨慕情 *校内・家庭内暴力急増 *ルービックキューブ |
週刊新潮の開高健(数字は通巻号数) *新潮社CM/佐治敬三の一冊の収穫・開高「新しい天体」・・・寿屋の社報「繁昌」という酒販売店向け雑誌編集のため各地を駆っていた開高さんは・・・1284 *1980年テレビCM回顧で開高登場・グラビア入り「サントリー・ハドソン川の開高」1285 |
連載と読切(数字は通巻号数) ■連載 清張「黒革の手帖」1177〜1240完 *山田風太郎「明治波涛歌」1219〜1285完 *森茉莉「ドッキリチャンネル」1218〜連載中 *斎藤信也「酔中テレビ」1218〜連載中 *三浦朱門「若葉学習塾」1231〜連載中 *遠藤周作「真昼の悪魔」1241〜1264完 *山崎豊子「二つの祖国」1259〜連載中 *山口瞳「男性自身」406〜連載中 ■読切 なし |
記事・内容より(数字は通巻号数) ■掲示板より 袖井林二郎・米軍占領下の文化風俗について調べています。GHQが各地に置いたCIE図書館、全国を回って開いた「ナトコ映画」、村の青年団ではやった「やくざ踊り」の内容や様子、あるいはよく開かれた弁論大会等について写真や資料をお持ちの方がおられれば是非ご一報頂きたく存じます1243 ★高田宏・小山勝清の伝記を書くつもりです。小山は熊本人吉に生まれ中学を中退し堺利彦のもとに走り新聞社・足尾銅山などの争議を指揮したあと柳田国男に師事しやがて破門されます、戦争中は禅門に入り戦後「それからの武蔵」などを書きます、この小山に戦前に書いた少年小説「大蒙古王の宝」という著書がありますがどこを探しても見つかりません、どなたかこの本を貸して下さる方はいらっしゃいませんでしょうか1245 ★三国一郎・徳川夢声の先輩で東健而という人がいました(明治22〜昭和8)映画・オーディオ評論家のハシリで「足長おじさん」を初めて訳した英米文学研究家でもありました、44歳で亡くなりましたが彼の多面的な才能は夢声にも大きな影響を与えました。東の著書・訳本・雑誌を拝見させていただけないでしょうか1246 ★北杜夫・小説「輝ける碧き空の下で」のため資料を探しています。日本人のブラジルへの進出を明治41年の第1回渡航から現代まで書く予定です、第1回移民・香山六郎の足跡をたどり現地へも行きましたが移民の父と称せられた上塚周平の伝記が見つかりません、竹崎八十雄「上塚周平・昭和15年」お持ちの方がおられましたらお譲り下さるかお貸し願いたく存じます1248 ★磯貝勝太郎(文芸評論)・私はこの十数年海音寺潮五郎氏唯一の長編小説「春咲くもの・昭和22/9世界文化社」と司馬遼太郎氏の唯一の推理小説「古寺炎上・昭和37/10角川」を探し続けておりますがなかなか見つかりません、お持ちの方がおられましたらお譲り下さいませんでしょうか1260 ★林秀彦(脚本家)・遺書を売ります。もう長くないと観念した3年前から遺書を書き始め1300枚になりました、中1の息子と4才の娘に残すためです、ただ私の死後妻に見つかり焼き捨てられることが一番の恐怖です、生きているうちに活字としてのコピーを作っておきたいので心ある出版社の方買って下さい、お金はいりません1268 ★秋草篤二・奥原晴湖は明治時代を代表する女流画家で父の絵の先生でもあり画伯の作品に親しみを覚えます。さて画伯の生涯を記した「奥原晴湖伝」が手元に見当たらくなりどなたかお譲り下さいませんか、また隠れた逸話などご存知の方がおられましたらお教えいただけないでしょうか1277 ★古今亭志ん朝・親父が死んだ時私にフロシキ包みを一つ残しました。中には「百花園」などのボロボロになった雑誌が数冊、その中の一冊に「文芸倶楽部・明治39/1号」があり「芸人出世譚」が特集されています、噺家、役者、女義太夫、浪曲家、芸者、幇間まで出ていて楽しく読めますがこの記事には上巻か下巻があるようです、もしそれがあってお譲り下さる方がいらっしゃればご連絡下さい1280 ★澤地久枝・今は健康保険制度がありますが戦前はお金のない病人を救済する制度として「施療患者」というものがありました、明治末から始まったと聞きますが患者の資格とか扱った病院などについて記録、研究していらっしゃる方をお教え下さい1285 ■娯楽・スポーツ・芸・著述より バイロス画集摘発・サバト館社長逮捕1236 *死んではじめて解明された引田天功・大脱出劇の仕掛1237 *急死した「逃亡者」ことD・ジャンセンの素顔48歳1242 *五味康祐死す58歳・金と女のめぐりあい1249 *サルトル死す1251 *谷沢永一の「アホばか間抜け大学紀要」今の論文は映画のチラシ以下1253 *創価学会員から直木賞作家へ志茂田景樹さん39才1264 *日劇は消え去るのみ1264 *寺山修司ノゾキで逮捕1266 *巻頭グラフ・群馬桐生署のニセ棟方志功1266 *故立原正秋氏のペンと包丁の人生54歳1268 *一ヶ月の医療費1500万円で生活保護家庭・大西巨人家の神聖悲劇1271 *「日本のアウトサイダー」河上徹太郎の死78歳1273 *死して大芸術家となった林屋三平54歳1273 *在仏62年版画の巨匠・長谷川潔氏パリに死す1285 ■風俗・社会・経済より イエスの方舟の正体1243 *三島事件の古賀浩靖と生長の家副総裁令嬢結婚1245 *一億円を拾った大貫さん1252 *目前で女に飛び降りされた吉川勇一「ベ平連」氏1262 *松本清張「誰が鈴木善幸を指名したか」1263 *新宿バス放火事件1269 *三島事件から10年・楯の会の兵士たちはいま1279 *秩父の長谷川一夫・荒船清十郎代議士の華麗なる女遺産10人1283 *一柳展也の両親バット殺人1283 ■墓碑銘より 理想主義に殺された「野生のエルザ」のアダムソン夫人69歳1237 *新田次郎さんの苦難の二足のワラジ67歳1242 *一匹狼のクライマーアルプスに死す森田勝さん42歳1244 *ゴネ雄といわれた伊藤雄之助さんの急逝60歳1246 *結婚を目前に急死した宝塚スター世れんか29才1249 *沢田美喜さん混血孤児との34年78歳1255 *ガンと知りつつ生きた17才少女の闘病生活・浦和市佐々木巳紀さん1259 *発明家シャープの早川徳次さんペンシルから翻訳機まで86歳1261 *NHKアナウンサーの一期生浅沼博さん69歳1262 *校医制度林間・臨海学校創始者で夢二と女義太夫に90年・岡田道一医学博士1263 *婦人運動の草分け・九津見房子さん89歳1264 *元二枚目スター大日方伝さんの有為転変73歳1269 *私小説作家上林暁さん病床執筆18年77歳1270 *近衛文麿未亡人千代子さんの戦後84歳1273 *寂しい通夜で送られた鞍馬天狗のアラカン77歳1278 *越路吹雪が最後の幕を下ろすまで56歳1280 *暗号解読の先駆者中杉久治郎元海軍少将1282 |
売価 15000円 |
中入り 大阪鶴橋の「ナニワ金融」などを抱える複合(?)教材メーカーに入った私は全国各地を回り秋には東京へ転勤になった。 |
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週刊新潮 昭和56年 通巻1286号〜1336号揃い(但・1304号のみ欠) 谷内六郎表紙はこの年で終了 |
この年の出来事・風俗など *中国残留孤児初来日 *神戸ポートピア *蜂の一刺し *ノーパン喫茶 *ルビーの指輪 *恋人よ *セーラー服と機関銃 *エレファントマン *おれたちひょうきん族 |
週刊新潮の開高健(数字は通巻号数) 開高CM・トヨタクラウン・日本の名作シリーズ17「昨日の光/北欧の夏には夜らしい夜がない・・・」書誌未 見開きグラビア1307 |
連載と読切(数字は通巻号数) ■連載 和久峻三「代言人落合源太郎」1286〜1312完 *三浦朱門「若葉学習塾」1231〜1300完 *山崎豊子「二つの祖国・二つの戦場編」1259〜1333完 *池波正太郎「黒白」1301〜連載中 *西村京太郎「ミステリー列車が消えた」1313〜連載中 *斉藤信也「酔中テレビ」1218〜1336完 *森茉莉「ドッキリチャンネル」1218〜連載中 *山口瞳「男性自身」406〜連載中 ■読切 川上宗薫「四畳半襖の下張」1286 |
記事・内容より(数字は通巻号数) ■掲示板より 山口淑子・旧満州に生まれ育った私にとって中国残留日本人孤児の救済はライフワークです。しかし複雑な事情から家族に対面を拒否されるケースもあります、様々な事情で対面に悩んでおられる方私に是非お便り下さい、お力になります1302 ★山口玲子(ノンフィクション作家)・女優川上貞奴の足跡をたずねています。大正7年引退した後は名古屋大曽根で「川上絹布」を創業し4・50人の女工さんがセーラー服のユニフォームで働いていたと聞きます、しかし大正末に廃業しました。大正10年前後にこの川上絹布で働いた事がある人を探しています、お心当たりの方ご一報下されば幸甚に存じます1311 ★安藤太郎(住友不動産社長)・私の生まれた宮城県刈田郡七ヶ宿村滑津は参勤交代で日本海側の大名が使った街道沿いにあります、小さい時古老から聞いた話ではこの村は平家の落ち武者の村ということでした、この村の歴史についてご存知の方はおられませんか1315 ★永六輔・気になっていた二人の六輔について。一人は玄洋社創立メンバーの一人箱田六輔、箱田さんについては頭山統一さんや石瀧豊美さんにご教示いただきましたが、新派の名脇役だった藤井六輔さんにはトンと手がかりがありません、このお二人に関するどんな資料でも結構です、明治大正に続く三代目の六輔としてお願いします1322 ★宮本信子・オランダの版画家M・C・エッシャーの父親が明治6年から5年間日本に滞在し建築技師として福井県三国町の小学校などを作りました、エッセルと呼ばれたこの人には日本での内妻がありお松さんといい、本名は杉本フサという武家出の女性でした、この人のご子孫か消息をお知りの方がおられれば是非お教え下さい1327 ■娯楽・スポーツ・芸・著述より 映画界に身を投じた変り医者・大森一樹28歳1287 *1300枚の郷愁に埋れた谷内六郎さんの芸術家の秘密・享年59歳1290 *巻頭グラフ・主なき仕事部屋さよなら谷内六郎さん1292 *半世紀目に解明された太宰治七里ガ浜心中の謎1303 *巻頭グラフ・たのきん横丁の24時間1305 *時代劇の父不遇の中の死・伊藤大輔監督82歳1315 *外人同士の決勝戦で閉幕した甲子園高校野球1320 *頂上の人湯川秀樹博士死去のあとで雲の下の俗物談議1323 *税務署は見ぬふり座頭市の金遣い1325 *保田與重郎の死71歳1326 *資生堂CM・アウスレーゼ/貴乃花と輪島がパンチパーマで肩組み合う・カラー見開きグラフ1331 ■風俗・社会・経済より 国宝「伴大納言絵詞」を売出す酒井家の事情1286 *非行少年教育のメッカ三重日生学園10年の進学力1289 *関西を席捲したノーパン喫茶いよいよ関東進出のいでたち1294 *原宿ストリーキング現場写真1297 *三悪追放なのにちっとも褒められなかった故菅原通済老の弱み87歳1310 *三和銀行女子行員オンライン横領事件・伊藤素子の1億3千万円1322 *仮出獄「刑期満了」となった綾小路章子の商品価値1323 *学歴だけで28歳初潮を生んだ警察人事の威信と士気1326 *裏口入学の石松元日大助教授が愛人の息子に復讐されるまでの因果1332 *大広告がはじまったディズニーランドの陰謀1333 *悪名高き国鉄名古屋駅140人減員計画でもこのざま1333 ■墓碑銘より ブロイラー文化の布教者カーネルサンダー氏90歳1286 *築地「新喜楽」の女将・木村さくさん96歳1295 *士魂商才反骨の人・出光佐三氏の石油人生95歳1296 *自殺した俳人赤尾兜子に仲間たちの鎮魂歌56歳1298 *女優水戸光子さん「暖流」から隠遁生活まで62歳1301 *零戦からF104まで周防元成氏戦前戦後の空68歳1302 *吉野源三郎さんの「世界」と岩波文化人82歳1307 *ガンに倒れた俳優木村功の悪戦苦闘58歳1313 *同じ日に世を去った船山馨夫妻の一心同体1318 *台湾上空に散った向田邦子さんと109人51歳1320 *船場の老舗小倉屋山崎定彦(山崎豊子の兄)さんの大阪商法59歳1325 *沖縄で急死した書家榊莫山さんの両親1327 *「日刊アルバイトニュース」奮戦記・女社長井上陽子さん45歳1329 *女優中村メイコの父親正常さんの幸せな80年1331 *キャバレー王小浪義明さんの波乱万丈71年1335 *田辺茂一紀伊国屋書店会長昼の顔夜の顔76歳1336 |
売価 15000円 |
中入り ここ数年の週刊新潮は愚にもつかない政治や経済の記事が跋扈し、作家、芸人、庶民の些事があまり載っていない。そんなつまらない編集をなんとか支えていた谷内六郎さんが亡くなった、マンネリということに神経を使い晩年は鬱の治療を受けていた、三日分の睡眠薬を飲んで旅立った。この年の夏、私は東京から名古屋に転勤になり一年間名古屋の古本メッカ鶴舞で暮らす。 |
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週刊新潮 昭和57年 通巻1337〜1387まで(1383号のみ欠) |
この年の出来事・風俗など 東北・上越新幹線開通 *ホテルニュージャパン火災 *日航機羽田沖で墜落 *ルンルン気分 *ネクラ・ネアカ *心身症 *CD登場 *ET *笑っていいとも *悪魔の飽食 *気くばりのすすめ *吉里吉里人 *積木くずし |
週刊新潮の開高健(数字は通巻号数) 新潮45プラス創刊に際しメッセージCM「知的冒険、ときには肉体的冒険も」・書誌未・1342 |
連載と読切(数字は通巻号数) ■連載 山崎豊子「二つの祖国」1259〜連載中 *池波正太郎「黒白」1301〜1380完 *西村京太郎「ミステリー列車が消えた」1313〜1347完 *森茉莉「ドッキリチャンネル」1218〜連載中 *甲斐幸弘「視聴率ゼロ」1337〜連載中 *谷内六郎「表紙回顧ギャラリー」1337〜連載中 *川上宗薫「わが好色一代」1348〜1377完 *鮎川哲也「死びとの座」1378〜連載中 *小松重男「ずっこけ侍」1381〜連載中 *山口瞳「男性自身」406〜連載中 ■読切 川上宗薫「豆腐屋お浪」1337 *駒田信二「綺譚明治33年のスワッピング」1354 |
記事・内容より(数字は通巻号数) ■掲示板より 佐藤忠良・去年亡くなった小説家船山馨と私は若い頃から兄弟のように親しくしていました。船山は札幌の中学で私より一級下でしたが彼がひと足先に上京し彼の下宿へ私がころがり込み共同生活を始めました、昭和9年頃です、これを素材に彼は「御符」という小説を書きました、この本をもう一度手に入れたく探しております1344 ★山口瞳・昭和5〜10まで川崎市南河原285(今の幸区柳町7)で暮らしていました。当時のことを調べているのですが、私のこと、両親のことを記憶しておられる方がいらっしゃいましたらご一報願えないでしょうか、小学校は幸町小学校で3年の2学期まで在学しました、担任は小守先生です1351 ★稲垣史生・江戸幕府最後の北町奉行に石川河内守利政という人物がいました。この家は家康の時代から仕えた旗本の家柄で彼は官軍への激しい主戦論者でした、彰義隊が敗れたとき江戸城で自刃しています。最近この石川家の子孫ではないかという人に会い、利政自刃以後の空白を埋めたくお心当たりの方ご教示願います1352 ★河野司(2・26事件遺族の会「仏心舎」代表)・2・26事件で刑死した青年将校たちの死の当日の寄せ書きがあります。その宛先として彼らが生前飲み歩いたと思われる料理屋「一松・金時・竹本・鳥市・ランチェラ・分むさし」の6店について何か手掛かりをお教え下さい1354 ★村松剛・木戸孝允に焦点を当てた「醒めた炎」を書いていますが木戸の女性関係の資料がありません、最初の結婚をした宍戸富子との離婚のいきさつやその後の消息、また晩年の愛人「おこの」という女性について、ご縁続きの方がおられましたら是非ご連絡頂きたいのですが1372 ★谷沢永一・中村幸彦著述集を刊行中です。その著述目録の中で「よだかの研究」の掲載誌が不明です、切り抜きのみ保存されておりおそらく昭和4〜7頃旧制浪速高校で刊行された雑誌に載ったと推定されます、もしご所蔵の方がおられましたらご好意におすがりしたく存じます1374 ★南博・明治以降の大衆文化の資料を集めています。不思議なことに明治、戦中、戦後の資料は多いのに大正末から昭和10年にかけてのいわゆるモダニズム資料はわずかです、そこで当時、モボ・モガを自任していた方からお話をうかがわせて頂きたく思います1375 ■娯楽・スポーツ・著述より 糖尿で長谷川一夫先生の醜演1339 *松本清張氏が発掘した知られざる岡倉天心1342 *文化庁も狙う高橋誠一郎秘戯画コレクション1344 *好きでお酒を飲んじゃいないわと歌って死んだ江利チエミ1344 *万葉古今のセックスパロディ「金茎集」で中川道弘氏(故上野文庫店主)登場1348 *なんとなくクリスタルと離婚して/手記・斎藤惠子「私は見た一番新しいといわれた青年の不気味な金銭感覚と性行動」1353 *新興宗教オフコース・武道館を10日間連続満員1353 *松本市に世界一の浮世絵博物館ができるまで・酒井コレクション1354 *日本鉱業CMエッセイ/千葉茂「プロ野球あの星この星」新人広岡、川上の守備の下手さに苦言、その時川上は・・・1360 *千代の富士が北天佑の弟をリンチした事件で囁かれる八百長1361 *池田弥三郎さんの死1364 *冷泉文庫800年ぶりの大公開1365 *巻頭グラフ・高度300メートルの奇勝桂林・久保田博二写真展1366 *文壇とりかえばや物語ヒロインの死・佐藤千代さん85歳1367 *にっかつポルノCM・大信田礼子主演「ジェラシーゲーム」に村上弘明(新人)出演1368 *千葉茂「あの星この星」別所引き抜きに反対して助監督に棚上げ1369 *千葉茂「あの星この星」42勝投手スタルヒンのジンクス1378 *ソルジェニーツィン来日講演・日本人が知らない共産主義の恐怖1378 *東大が全滅したある出版社(新潮社と推定される)の入社試験1382 ■風俗・社会・経済より 鬼頭史郎「獄中記」1338 *新聞が書けない国鉄労働組合1342 *大火災で噴出したホテルニュージャパンの暗部1343 *羽田沖日航機墜落で日航に別の震撼1344 *中国孤児に名乗り出られない肉親が通った地獄の門1346 *桐島洋子脱落して未婚の母旗手の新旧交代1347 *桐山靖雄大僧正は戦後密造酒を作り服役していた1348 *日本赤軍重信房子の父(戦前右翼)の死78歳1353 *北朝鮮の収容所群島暴露された実態1353 *行革など寄せ付けぬ独立保護国・解放同盟1354 *NHKも分割すべし・和田勉ディレクターの行革論1356 *竹入委員長令息がまた落ちた医師国家試験で父兄騒動1357 *追いつめられた総会屋・必死の会社ブラック情報1358 *無着成恭生体実験教育25年が生んだ人間像1367 *滝田修逃亡生活を助けた意外な人物を含むリスト1369 *新幹線車内放送で国鉄上層部を批判した優等生車掌1369 *全国戦没者追悼式に欠席された天皇1370 *骨董屋無尽蔵主人の殺されても不思議ない行状1376 *アイデア社員の総決算・永谷園のブラブラ社員1378 ■墓碑銘より 気骨の文明批評家・浦松佐美太郎さんのイビリ80歳1338 *「赤旗」にも追悼された林家彦六師匠の芸と人生86歳1342 *映画監督60年衣笠貞之助の長男は東大教授・86歳1346 *母情の相克に生きたコメディアン藤村有弘48才1349 *ヤミ米拒否で死んだ夫の判事を敬愛した半生・山口矩子さん63歳1353 *欧州に禅布教・弟子丸泰仙師の毀誉褒貶67歳1355 *坂本竜馬の血筋に見る直行さんの北海道開拓史75歳1356 *ラジオパーソナリティ片山竜二さんの節約精神66歳1357 *東条会館会長卯作さんの写真一代90歳1358 *東条英機未亡人カツさんの戦中戦後91歳1359 *左手で仏画を描き続けた三重苦の西江美千子さん44歳1362 *小学卒留学独学で理博工博の池辺常刀慶応教授93歳1363 *下山元国鉄総裁未亡人沈黙の33年下山よしさん77歳1375 *重厚一徹・佐分利信さんの尊厳死73歳1376 *2・26事件に連座・志村陸城中尉の戦中戦後71歳1382 *斜陽のモデル・太田静子さん隠遁35年69歳1385 |
売価 10000円 |
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週刊新潮 昭和58年 通巻1388〜1438号揃 |
この年の出来事・風俗など 東京ディズニーランド開園 *エイズ登場 *ソ連の大韓航空機撃墜 *ファミコン発売 *軽薄短小 *金妻 *さざんかの宿 *矢切の渡し *釜山港へ帰れ *おしん |
連載と読切(数字は通巻号数) ■連載 山崎豊子「二つの祖国」1259〜1420完 *小松重男「ずっこけ侍」1381〜1414完 *鮎川哲也「死びとの座」1378〜1406完 *森茉莉「ドッキリチャンネル」1218〜連載中 *甲斐幸弘「視聴率ゼロ」1337〜連載中 *平岩弓枝「橋の上の霜」1407〜連載中 *堺屋太一「俯き加減の男の肖像」1415〜連載中 *松本清張「聖獣配列」1422〜連載中 *山口瞳「男性自身」406〜連載中 ■読切 なし |
記事・内容より(数字は通巻号数) ■掲示板より 永野重雄(日本商工会頭)・渋沢栄一資料館公開に伴いある資料を見つけ出したく思います、それは西南戦争でかつての盟友山県有朋が西郷隆盛に降伏をすすめた「勧告状」です。西南戦争開始前、山県から資金調達を依頼された渋沢がそけを引き受けました、よって「勧告状」は渋沢さんにも縁の深い資料です1388 ★山田五十鈴・今度芸術座で明治から昭和にかけての寄席名人・女音曲師立花橘之助を演じます、橘之助は60を過ぎてようやく結婚しせっせと火熨斗(ひのし)をあてるのですがその場面に必要な古い霧吹きがありません、数年後には台風で夫と共に亡くなる束の間の幸せを表現するためなんとしてもこの古い霧吹きを諦められません、もしお持ちの方がありましたらご一報下さい1401 ■娯楽・スポーツ・芸術より 作家・中河与一(85歳)強姦未遂で訴えられる1389 *最後の批評家・小林秀雄の死80歳1397 *超非行少年だった渋谷天外76歳1400 *片岡千恵蔵死すも元祖遠山裁きで莫大な遺産騒動は起こらず79歳1402 *宝塚歌劇70年目の名簿作りが秘める美人の運命1405 *寺山修司の死47歳1407 *アントニオ猪木も監禁された梶原一騎の劇画的極道1410 *沖雅也高層ビル飛降り自殺の衝撃1414 *民族派美術商「羽黒洞」木村東介の倒産1414 *フジテレビ「銭形平次」17年で十手返上1425 *巻頭グラフ・天才画家村上肥出夫の20年後1425 *花登筐死す55歳1428 *東京オリンピック・依田郁子さんはなぜ自殺したか1430 ■風俗・社会・経済より 「積木くずし」か「戸塚ヨット」で迷う両親1389 *千葉女医殺人事件1390 *中川一郎代議士の予測された突然の死1390 *教祖の死で噴き出したPL教団大奥の葛藤1394 *殺人鬼勝田清孝の爪跡・まじめな消防隊員とは1401 *「小説吉田学校」が避けた歴代首相の陰の人物・四元義隆1402 *ばらまかれたレフチェンコスパイ協力代議士22人の氏名1403 *渡辺ミッチー秘書・新井将敬出生の壁と石原慎太郎のイヤガラセ1404 *日本では買手がなかった新発見ヒトラー日記の価値1405 *戸塚ヨットスクールに逮捕状1412 *自治省PR・参院選全国区から比例代表制度へ1412 *なぜ騒ぐ「AIDS」日本に患者は存在せず1417 *所沢富士見産婦人科病院医師全員不起訴処分・浦和地検1422 *東京ディズニーランドの陰謀がはじまった1423 *大韓航空機撃墜事件・相手が強い時は泣き寝入り1424 *戸塚ヨット閉鎖で非行少年に怖いものなし1428 *CM・清酒「青龍」二級一升570円・埼玉蓮田1428 *青函連絡船通信長が30年目に発表した洞爺丸遭難の真相1432 ■墓碑銘より 天寿を全うした里見クさんの硬骨と多情仏心94歳1392 *真面目一徹・社会党代議士の自殺埼玉・松本幸男さん56歳1393 *阿南陸相未亡人の見事な子育てと出家84歳1395 *新人女優作りの名人・早野寿郎さん55歳1397 *古代史研究のリーダー井上光貞教授の歴史65歳1398 *人間国宝を父に持つ陶芸家の自殺・近藤豊さん50歳1400 *日本の黒幕・矢次一夫氏の怪物伝説83歳1401 *高英男に看取られた美少女画の中原淳一さん70歳1405 *アイデアと商魂の大阪「くいだおれ」社長・山田六郎さん78歳1432 *71歳で死す肉体派田村泰次郎さん1433 *共産党「福本イズム」からフクロウ研究まで福本和夫89歳1435 *故郷で急逝した孤高の建築家白井晟一78歳1436 |
売価 10000円 |
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週刊新潮 昭和59年(通巻1439〜1490号揃) |
この年の出来事など *「ロス疑惑」報道 *グリコ・森永事件 *おしん *麻雀放浪記 |
連載と読切(数字は通巻号数) ■連載 清張「聖獣配列」1422〜連載中 *堺屋太一「俯き加減の男の肖像」1415〜1476完 *深田祐介「神鷲商人」1452〜連載中 *隆慶一郎「吉原御免状」1477〜連載中 *森茉莉「ドッキリチャンネル」1218〜連載中 *甲斐幸弘「視聴率ゼロ」1337〜連載中 *山口瞳「男性自身」406〜連載中 ■読切 なし |
記事・内容より(数字は通巻号数) ■掲示板より 栗田勇・竹久夢二と同時代に妖気ただよう美人画を描いた日本画家・甲斐庄楠音という人物がいました。当時画壇の鬼才といわれましたが筆を折り映画界に入って溝口健二監督のコンサルタントとして活躍しましたが晩年の消息・代表作の行方等分らないことが多くあります、彼と親交のあった方がおられましたらご一報下さい1465 ★笈田敏夫(ジャズシンガー)・戦後米軍が駐留軍人のために発行していた「ヒットキット」を探しています。当時アメリカでヒットしていた曲に譜面と歌詞をつけたもので月一回出てました、昭和27年ごろまで出され今でも歌われる良い曲がたくさん載っています1468 ■娯楽・スポーツ・芸術より 落語的交通事故死・林家小染36歳1444 *夫長谷川一夫より5歳も年長だった妻「繁」さんの80年1447 *「土佐日記」を発見した学者商人・反町茂雄82歳1448 *やっと終ったNHKテレビ「おしん」ブームの変な後遺症1453 *染織ブームの中の芹沢_介の死1454 *死亡記事になかった内田良平の勲章60歳1464 *代表作ゴジラ・平田昭彦死す56歳1470 *嵯峨三智子・水谷良重の親の七光り地獄巡り1471 *有吉佐和子死す53歳1475 ■風俗・社会・経済より 戸塚宏「手記・獄中で考えるわが犯罪」1440 *武見太郎ガンで死す79歳1440 *河原敏明「天皇に隠された妹君がいた」1441 *児玉誉士夫が遺した女たちの暗い勲章1443 *江崎グリコ大報道のあとに出た大官制1451 *グリコ事件はや迷宮入りの声1457 *福永法源の億万長者養成講座に集まった50人の特訓1458 *グリコ事件は金大中事件と似ている1459 *グリコ犯人でタブーを活字にした「赤旗」1463 *35年前に戻った免田栄無罪ヒーローの行状1477 *公明党竹入委員長が息子を医者にデッチ上げるまでの極秘メモ1478 *財田川事件無罪ヒーローを迎えた故郷のヒソヒソ話1479 *グリコ森永事件で悪評がエスカレートする関西警察の堕落1481 ■墓碑銘より ボケ状態で細木数子と結婚した安岡正篤の晩年85歳1439 *興行師・松尾国三(日本ドリーム観光)さんのけたはずれ人生84歳1441 *下水道普及率日本一・かつて服毒自殺した田中英光をリヤカーで運んだ三鷹の名物市長・鈴木平三郎さん77歳1445 *渋沢秀雄の書かれざる出来事91歳 *大賛辞で送られた永遠の二枚目長谷川一夫さん76歳1454 *谷崎潤一郎「鴨東綺譚」のモデル市田ヤエさんの絢爛74歳1456 *花も嵐も50年霧島昇さんの歌手人生69歳1457 *最後まで現役だった「暁の超特急」吉岡隆徳氏74歳(昭和7年ロス五輪100m6位・昭和10年100m10秒3の世界タイ記録三度記録)1458 *京都「直指庵」の名物庵主・広瀬善順さん83歳1461 *「生きた声楽史」柳宗悦夫人・兼子さん92歳1462 *徹底したリベラリスト文明批評家・竹山道雄さん80歳1464 *漫画家ちばあきお氏の自殺41歳1477 *ニュース映画の草分け白井茂さんのカメラと人生85歳1479 *映画一家を支えた元女優マキノ智子さん77歳(19の時月形龍之介の駆落ち・牧野省三の四女・長門津川兄弟の母親)1482 |
売価 10000円 |
中入り 今でも充分ニュースバリューのあるグリコ森永事件が起きた。大捜査にもかかわらずお宮入りになったのは警察機構自体に問題があるとの指摘は当時から度々なされており、それが尾を引いてオウム事件が起きたと見ていいのではないかと感じられる。歴代首相の思想的バックボーンだった安岡正篤は実は「血盟団事件」の実行者を当局にチクッた、という記事を読んだことがある、・・・信奉者にとってはかなりショックな事柄になる。 |