この写真で、私たちが「第1調査地」と呼んでいる真ん中辺は「シシヘデ川」(下辺)に沿った氾濫原の中の複合湿地で、そこには10個以上の三日月湖と一時的な水たまり、スゲ湿地帯、林床部がみられる。これらの林床部には数多くの朽ちた倒木があり、そこには日中、キタサンショウウオの個体が隠れている。「ホリデル・サリダグ山域」(上辺)は、頂上の高さが3240mで、たくさんのリン鉱石が眠る山肌のせいで、色が白っぽく見えている。