(A) 繁殖池に入る直前の未排卵の雌(腹側から見たもの)。後肢の近くにある胴体部分の腹側の皮膚を通して、1対のベージュ色の輸卵管(黒の矢印)と卵管子宮部(白の矢印)を見ることができる。
(B) 産卵直前の雌(腹側から見たもの)。皮膚を通して、ベージュ色をした左右の卵管子宮部の遠位部(卵管子宮部弾性嚢: Hasumi, 1996)に納められた1対の卵嚢を見ることができる(星印)。
新潟県岩室村の個体群では、雌の体の大きさ(体長=頭胴長: 吻端から総排出口後端までの長さ)は88匹の平均で約82.4mmで、有意な雌雄差は認められない(点と線。前端か、後端か?)。