降下中の移動個体と斜面
長野県北安曇郡白馬村北城に生息するヒダサンショウウオで、冬眠のために渓流(水温=6.2℃、水のpH=7.1〜7.3)に向かって降下している移動個体、及び斜面(2006年11月11日撮影)。調査時に、ヒダサンショウウオの個体24匹が見つかった。オス7匹とメス2匹は水中に、オス1匹とメス1匹は水際に、オス7匹、メス5匹、幼体1匹は陸上にいた。
(A) オスの移動個体。渓流の縁から1.5mにある左岸急斜面で、陸上の落ち葉の下から見つかっている。この写真は、目線を移動個体と同じ高さにして撮ったものである。
(B) 渓流最上部にある右岸急斜面で、渓流に向かう角度が70度を超えている。調査時に、渓流の縁から50〜70cm離れた斜面に、およそ50cm間隔でオスの移動個体2匹とメスの移動個体1匹が居た。
同行した調査者(アルファベット順、敬称略): 懸川雅市(東京都立小松川高等学校)、岸冨士夫、齊川祐子(しろうま自然の会)。
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