〜 実現して欲しかった「夢のバーリトゥード」対戦カード集 〜


かつてマスコミで話題になった幻のカード、自分が見てみたかった夢のカードなど
今では実現しないであろうバーリトゥードの対決です。
バーリトゥードの普及と共体重別階級、団体増加などで、更に壁が高くなった「夢の対決」
ゲーム、漫画、小説などの題材にいかがでしょうか!

前田日明 VS ヒクソン・グレイシー
97年の「高田延彦vsヒクソン・グレイシー」が行われた後に、本人が対戦を表明した。リングスの大会で実現したい、ラウンド制ではなく30分1本勝負をしたい、前田、田村、山本などの選手と3試合契約を結びたいという前田の意向などをヒクソンが呑めなかったのだろうか、このカードは実現せず、翌年に高田と再戦することになったのである。


前田日明 VS 高橋義生
97年、前田率いるリングスと、高橋所属のパンクラスの間で遺恨が発生。パンクラスを挑発する前田に対し、パンクラスのリング上で高橋も対戦表明。中立の全日本キックボクシングのリングでノールールマッチの提案がされたが事態が収束。


前田日明 VS ブランコ・シカティック
99年に引退した前田選手だが、引退試合の相手がアレキサンダー・カレリンに決定するまでは紆余曲折あったようである。その代替案としてブランコ(もしくはヴォルク・ハン)とのバーリトゥードが提案されたが、結局相手はカレリンに落ち着いたのである。


長州力 VS ヒクソン・グレイシー
(参考:Gスピリッツ誌)「コロシアム2000」で船木誠勝がヒクソンに敗退したことを受け、なぜか長州力がヒクソン戦を決意した。
まず新日本プロレスはコロシアム側と交渉し前向きな感触をつかみ「コロシアム2001」として長州vsヒクソン戦に向けて動いた。長州側は「15分2R、判定なし」、ヒクソン側は「無制限R」と主張したが両者は対戦に前向きだったようである。アンダーカードとしては「新日本vsグレイシー」という構図を掲げ、佐々木健介、藤田和之、中西学、エンセン井上などを参戦候補者にしていた。
だが新日本プロレス5月大会で「小川直也・村上一成vs長州力・中西学」のタッグマッチを終えた長州は「テンションが上がってこない。ヒクソン戦はできないよ」と弱音を吐きだした。仮想ヒクソンである小川直也に繰り出そうとした格闘技戦用の技が通用しなかったからであろうか。新日本プロレスはヒクソンに佐々木健介戦を提案するが、長州戦以外は視野にないヒクソンがこの提案を却下、試合が流れてしまった。


ディック・フライ VS ジェラルド・ゴルドー
プロレス異種格闘技経験者、打撃格闘技出身、冷徹キャラという二人がバーリトゥードを行ったら、どういった展開になるのか個人的に見てみたいカードであった。彼らはリングス、その他プロレス団体の格闘技戦でもリンクすることがなく残念であった。


モーリス・スミス VS ホイス・グレイシー
ある年のK-1グランプリ決勝大会内のカードに、この対戦が組まれるという噂があった。結局実現はしなかったのだが、石井館長の発案であろうこのセンスは抜群だと思う。この噂が流れる以前にモーリスは柔術の黒帯マーカス・コナン・シウヴェイラにKO勝利しているのである。


北尾光司 VS 小川直也
小川直也のプロレスデビューとPRIDEの誕生は、同じ97年。PRIDEでこの対戦を実現させようというプランを猪木側に伝えたところ、「新日本の1月4日ドーム大会で実現したい」と逆提案される。バーリトゥードかプロレスか、出来れば前者で対戦を見てみたかった。


北尾光司 VS ホイス・グレイシー
95年に「格闘技通信」誌上にてホイス戦を熱望。もし実現していたら、04年の曙vsホイス戦のようになったのであろうか。彼の総合格闘技の戦績は1勝2敗。もっと実戦での試合が見てみたかった。


北尾光司 VS ボブ・サップ
管理人が個人的に見てみたかったカードである。日本人唯一の2m級でしかも元横綱vs同じく2m級のサップとのぶつかりあいを見てみたかった。活躍した時代が合わず残念に思っている。


北尾光司 VS ジェラルド・ゴルドー
96年にアントニオ猪木のプロデュースで、福岡ドームにおいてバーリトゥードの大会が行われる予定であった。その中のカードのひとつである。ヘビー級の打撃系同士、絵になる試合だったであろう。


武藤敬司 VS ペドロ・オタービオ
北尾vsゴルドー同様、アントニオ猪木のプロデュースで行われる予定だったカード。今にして思うと格闘技志向ではない武藤を出そうとするあたり、実態はプロレスの大会だったのだろうかと考えている。


ケン・シャムロック VS ウゴ・デュアルチ
北尾vsゴルドー同様、アントニオ猪木のプロデュースで行われる予定だったカード。PRIDE以降はシャムロックのバーリトゥードも見られるようになったが、もっと早い時期に、そしてこのカードで見てみたかったような気がする。


松永光弘 VS ニコ・ゴルドー
96年に行われた、金網式リングでのバーリトゥード大会「U-JAPAN」で、オファーがあった松永の対戦相手に決定しかかっていた相手である。彼の相手はダン・スバーンに決まったのだが、実力差があったのかプロレス式の投げ技に翻弄され、最後は珍しい脇固めでフィニッシュだった。


安生洋二 VS キモ
96年のUWFインター大会で組まれたカードだったが、キモ側のキャンセルにより安生はデイブ・ベネトゥーと対戦した。UWFインターの大会では他にも高山vsキモが行われたが、いずれもプロレスだったようである。


田村潔司 VS 秋山成勲
桜庭の仇討ちのようなアングルで見てみたかった対戦である。秋山のUFC参戦もあり、田村は引退間近ともいえる年齢。両者は今後リンクすることはなさそうで残念である。


エメリヤーエンコ・ヒョードル VS ヒクソン・グレイシー
ネットの掲示板でも話題になる仮想対戦である。技術体系がほぼ変わらず、立ち技の打撃で優れたヒョードルが有利だろうと考えている。彼は近代版ヒクソンというべき立場であろうか。日本人格闘家との対戦も久々に見たいものである。


桜庭和志 VS ヒクソン・グレイシー
「PRIDE」や「HERO'S」で実現しそうになりながらも、ヒクソンの引退でとうとう見られなかったカードである。ヒクソンが桜庭を実力者と見たからなのか、ギャラ問題か。1試合限定で復帰して見てみたかったカードである。


高田延彦 VS 小川直也
「PRIDE-5」で高田へ挑発行為をしながら、対戦を迫った小川。試合は見てみたかったのだが、このパフォーマンスは逆効果だったように思う。もし実現していたら総合力で小川が勝っていたと予想。


高田延彦 VS サム・グレコ
01年末の「猪木軍vsK-1」で、一度浮上したカードである。高田はベルナルドと、グレコは佐竹と対戦したのだが、このカードも面白かったと思う。


ブロック・レスナー VS チェ・ホンマン
08年の「Dynamite!! USA」で実現しかけたカードだが、ホンマンの脳の検査によりコミッションからの許可が下りず、大体カードとしてキム・ミンス戦があてられた。同大会のクオリティを考えると、レスナーvsホンマンほどの大きいカードは他の大会にとっておいても良いとも考えている。


黒沢浩樹 VS ビターゼ・タリエル
かの「PRIDE-1」で、イゴール・メインダートと対戦した黒沢であるが、メインダート以外にもいくつか対戦相手の候補があったようである。その一人が同じく極真空手出身のタリエルであった。実現していたらメインダート戦同様、空手+投げ+関節技というルールが適用されたかも知れない。


黒沢浩樹 VS エマニュエル・ヤーブロウ
同じく「PRIDE-1」での対戦候補に挙がったヤーブロウ。空手対相撲は過去にもUFCで見られたのだが、この二人の異色対戦も見てみたかった。黒沢のパンチが勝つか、ヤーブロウの圧力が勝つか、というところか。


船木誠勝 VS マーク・コールマン
パンクラスでかつて東京ドーム大会を開催するプランが持ち上がったことがある。管理人の記憶が確かならば、所属選手と海外のバーリトゥード系選手との対抗戦だったと思う。メインカードとして船木とコールマンの対戦が浮上したのである。もし実現していたらコールマンの圧勝と予想している。


中西学 VS ミルコ・クロコップ
01年に開戦した「猪木軍vsK−1」の大会で行われた、藤田gミルコの試合を観戦。流血TKOとなった藤田の姿を目の当たりにしたファンは、中西の参戦を期待したようである。しかし、後に新日本のリングで行われた藤田とのバーリトゥードマッチで敗戦し、後にK-1でもTOAにKO負け。顔面打撃のある格闘技戦には不向きなような気がする。


青木真也 VS 秋山成勲
08年9月に青木真也がトッド・ムーア戦の勝利後、マイクアピールで秋山へ対戦をアピール。体重差も15kg程度あり、青木には不利な対戦であろう中での対戦アピールではあったが無差別級戦での対戦も見てみたかった。




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