10000 HIT's 記念画


使用ソフトは、POY-Ray、BioWin、Shade、DoGA-L1、メタセコイアです。
DoGA宇宙船をShadeでグループ分け、メタセコイアで質感設定とPOV形式へのコンバート、
宇宙と海と有機体をBioWinでつくって、惑星をPOVの記述上で合体! 




   


まらりあさんから素敵なストーリーを付けて頂きました。
まらりあさんのサイト「参面画廊」では、このCG製作で使用したBiowinのすばらしい作例が多数展示されています。

それでは、未知の世界のお話の始まり始まり・・・・。

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巨大惑星の3番目の衛星に侵入したグロリア・N号のクルー達は、そこに青々と広がる美しい海を見た。
「私たちの地球と似ていますね。美しいわ!」
通信士のフジコ隊員が窓の外を見て呟いた。
(君のほうが数倍美しいよ・・・)
キャプテン・ジュピターは、その言葉を飲み込んだ。
「フジコ君、まず調査だ。大気の成分分析をやってくれ。」
もし人が住めるようならば、大発見だぞ。航海に出てから1年余、ようやく居住可能な星を探し出すという目的を果たすことになる。帰って女房にも会える。
「キャプテン! あれを見てください!」
保安要員のマラリア隊員が叫んだ。海面近くをくねくねとうごめく巨大な物体が見える。なんだあれは!
「この星の生命体でしょうか?」とフジコ隊員。
「ここっ、攻撃しましょう!!」マラリア隊員が叫んだ。
「まったく、君ら軍人上がりはそれだから困る。」
キャプテン・ジュピターはうんざりしたようにそう言った。
「あれについてはまだ何も解っちゃいないんだ。友好的な知的生命なのかもしれないじゃないか。」
「キャプテン、それは論理的にありえません」
ミスター・MORI!この船の科学担当責任者。いつからそこに居たんだろうか。いきなり背後からそう言われてジュピターは狼狽した・・・・(続く)。

music by GENSEKI SOUND    


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