高尿酸血症、痛風の予防
☆ホルモン療法に伴う高尿酸血症
ホルモン療法剤を服用していると、尿酸が高くなってくることがあります。初めは自覚症状がありませんが、放っておくと血液中の尿酸は結晶になって関節や腎臓などに沈着します。痛風、腎障害、血管障害(高血圧など)、心臓障害などを引き起こすことがあります。将来のことを考えると、食事には気を使っておいた方が良いでしょう。
☆予防法
- 下記のような体内で尿酸になるようなプリン体を多く含む食物を摂りすぎないようにしましょう。
- 太りすぎに注意しましょう。
- アルコールを飲み過ぎないようにしましょう。
- 水分は十分に摂りましょう。
☆食品100g中のプリン体含有量(太文字>100mg、細文字>75mg)
- 野菜・果物・豆類
- 干し椎茸
- 大豆
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- 貝類・海産物加工品類
- 大正エビ、かつお節、油漬イワシ、マイワシ干物、
- おきあみ、煮干し
- カツオ、マガキ、ニジマス、マイワシ、
- クルマエビ、スルメイカ、サンマ干物
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- 肉類・乳製品
- 鶏レバー、牛レバー、豚レバー
- 豚腎臓、牛腎臓、牛心臓、カモ、ハト、七面鳥
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