LAB-005 | |
MODE-I / SKYFISHER スカイフィッシャー流IT時代のコミュニケーション論 生身のカラダからアイを込めて |
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定価 2000yen [SONG LIST] I LAB-SICK / アイ・ラブシック JET LAG / ジェット・ラグ I am / アイ・アム WAN-WAN-MAN / 人間DOG 0624 / 0624 CQ-CQ / 無言の部族 I / アイ! TV DINNER / TVディナー GREATEST FOUNDATION / 無敵のファンディション MODE-I / モード i Hi-Fi Man / ハイファイ・マン SAFE GUARD! / セーフ・ガード (don't wanna be your)Hi-Hi Man / ハイハイマン |
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<解説> SKYFISHER中山にとってインターネットの大衆化は驚異であった。ネット上ではバンドの評価が飛び交い真っ当なものはもちろんのこと心無いものまでも同等の立場で全世界に流れていく。また言語によるコミュニケーションの重要度は薄れ会話が苦手な人でも文書によるやりとりでコミュニケーションが安易となった。そしてついにiモードの普及により電話でさえも会話を目的とするものでは無くなったのだ。このような状況の中、生身で演奏し歌うものである「バンド」のメッセージ力を信じ、「僕の声はきこえるかい?」と投げかけたのが本作である。 本作は制作当初からこのようなコンセプトを掲げ楽曲制作にとりかかったもので初のコンセプトアルバムである。これ以降、「インターネット・メール嫌い」ということが広く知れ渡るものとなるが、それ以上に世界のIT化は猛スピードで進むこととなり反インターネット派は惨敗することとなることは言うまでも無い。 サウンドは前作と比べ変拍子、ギミック、インプロビゼーション、エフェクト効果等を多用し、前身バンドである「ガ・ラスカラス(中山+伊川)」の前衛的エッセンスが随所に散りばめられている。しかしスピードやノリは加速度を増しバンドがよりハードな志向を目指していることが窺える。これらの要素はむしろ80sパンク/ニューウェイブの色合いを強くさせ、いわゆる当時のインディーズバンドをとりまくマスメディアの意図する「現代風でオシャレ」な方向性との距離は遠くなる結果となる。 レコーディングは3ヶ月に渡り行われ、エンジニアの菅井氏との意思の疎通もバランスよく、メンバーの意向以上の完成度となった。 また「MODE-I=ワタクシモード=自己中心的」という解釈をもとに企画、制作、販売普及活動をすべてメンバー内で分担し行いLABSICK RECORDS(本作から「S」が入る)の体制強化のため「活動内容」を文章化させた。レコ発イベントもスタッフを排し、ドリンク、物販等もすべてメンバーが行った。 |
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