ブリチェスター及びセヴァーン渓谷方面における事件年表
この字体の年号は私の推測の割合の強い位置づけです。
また、特に表記のないものは全てラムジー・キャンベルの著作です。
- 16??年
- 灰色の金属製の寺院、ゴーツウッド近くの森の中央部に転移。
その大部分は地中に埋まってしまう。
(「妖虫」)
- 16??年
- ブリチェスターの北約10マイル、マーシィヒルの近くに流星が落下。
「湖」の元になるクレーターを形成。
(「湖の住人」#4)
- 179?年
- トーマス・リー、ゴーツウッドから「私的な集団」を率いて「湖」を訪れ、その側に六棟の家々を建設。
(「湖の住人」#4)
- 1865年?
- 「私的な集団」からの逃亡者によって、意図的に不完全に複写された「グラーキの黙示録」(海賊版、限定版、削除版、不完全版等と呼ばれている?)が出版される。
その中で頻繁に言及されていた他の複数の秘密結社によって、そのほとんどが回収される。
(「湖の住人」#6)
- 186?〜187?年
- トーマス・リー、率いていた「私的な集団」と共に「湖」の側の家から消息を絶つ。
(「湖の住人」#4)
- 188?年
- 「湖」の側の家が再び売りに出される。
(「湖の住人」#4)
- 1899年
- エドワード・テイラー、ブリチェスターで誕生。
(「暗黒星の陥穽」)
- 1918年
- エドワード・テイラー、ブリチェスター大学に入学し、秘密教団に参加。中心的人物になる。
(「暗黒星の陥穽」)
神秘家ヘンリー・フィッシャー、エドワード・テイラーと知り合い秘密教団に参加。
(「ヴェールをはぎ取るもの」#1)
- 19??年
- 秘密教団の存在が暴かれ、エドワード・テイラーら構成員がブリチェスター大学から追放される。
(「暗黒星の陥穽」)
ヘンリー・フィッシャーは難を逃れ、大学に残る。この時元構成員から「グラーキの黙示録」を入手。
(「ヴェールをはぎ取るもの」#1)
- 1923年
- エドワード・テイラー、ヨハネス・ヘンリクス・ポットの著作である無名の書における不死の秘法についての記述から、地球においては稀少な<トゥク=ル>金属の入手を計画。
(「暗黒星の陥穽」)
- 1924年
- エドワード・テイラー、元秘密教団構成員マイケル・ハインズの紹介により、ゴーツウッド街道のはずれの農家に隠棲する神秘家ダニエル・ノートンから「グラーキの黙示録」全巻を入手。
ブリチェスター郊外の岩山<悪魔の階>へ赴く。
帰還後サウス・アビィ・アヴェニューの家において発狂しているのを発見され、キャムサイド精神療養所に収容される。
(「暗黒星の陥穽」)
- 1930年
01/03
- ブリチェスター大学教授アーノルド・ハード、ブリチェスター北西にあるセヴァンフォードの郊外丘陵地帯における怪音現象の調査に着手。
- 01/04〜01/07
- アーノルド・ハード、「ネクロノミコン」の参照を示唆する夢を見る。
- 01/08
- アーノルド・ハード、大英図書館にて「ネクロノミコン」を閲覧。
「マオ典礼」の儀式について調査する。
- 01/10
- アーノルド・ハード、「マオ典礼」の儀式を試みる。
儀式の効果の中、「グラーキの黙示録」に記された「通信機」の設計図の探索を示唆する夢を見る。
- 01/12
- アーノルド・ハード、「思い切った手段を講じて」、指示された所より「グラーキの黙示録」を入手。
その第九巻二〇五七〜九ページにおいて「通信機」の設計図を発見。
- 12/07
- アーノルド・ハード、「通信機」を完成。
- 12/08
- アーノルド・ハード、「武器」を完成。
深夜にその効果の実験を試みる。
その直後に失踪?
(以上「異次元通信機」)
- 1958年
夏
- ブリチェスター大学の学生フランク・ナトール、トニー・ローズ、レス・某、セヴァンフォード郊外の廃屋にてアーノルド・ハードの作成した「通信機」を発見。
その作動中にトニー・ローズが発狂。「通信機」も破壊される。
ブリチェスター大学の研究チーム(特殊研究班?)が調査にあたり、「グラーキの黙示録(一部破損)」を回収するも、発狂の原因は不明なままとなる。
(「異次元通信機」)
- 19??年
??/??
- ケヴィン・ギルソン、ブリチェスターへの帰路にて「同じ疑問を長年にわたって追求している」ヘンリー・フィッシャーと知り合う。
(「ヴェールをはぎ取るもの」#1)
- ??/??/2:45
- ケヴィン・ギルソン、ブリチェスターの近くトゥーダー通りにあるヘンリー・フィッシャーの家で「長年の疑問を解明するための実験」を行う。
しばらくして、二人の死体が隣人によって発見される。
「実験」の経過が記録された録音テープが警察によって押収されるも、事件の全容は不明。
(「ヴェールをはぎ取るもの」#2)
- 1960年
9月下旬
- トーマス・カートライト、インスピレーションを求めて「湖」の側の家に移り、絵を描き始める。
- 10/03
- トーマス・カートライト、アラン・カーニィへの一通目の手紙を書く。
- 10/10
- トーマス・カートライト、アラン・カーニィへの二通目の手紙を書く。
- 10/16
- トーマス・カートライト、アラン・カーニィへの三通目の手紙を書く。
トーマス・カートライトの友人ジョー・バルガー、「湖」の側の彼の家を訪問後、行方不明になる。
(以上「湖の住人」#2)
- 10/24
- トーマス・カートライト、初めて「鮮明な」悪夢を見る。
アラン・カーニィへの四通目の手紙を書く。
(「湖の住人」#3)
- 10/30
- トーマス・カートライト、アラン・カーニィへの五通目の手紙を書く。
その中で、金曜日に不動産屋から聞き出した「湖」に関する話を報告。
(「湖の住人」#4)
- 10/31
- トーマス・カートライト、「湖」の方から響いてくる怪音を経験。
- 11/01
- トーマス・カートライト、自宅の左隣の家において(「私的な集団」の構成員による?)書き置きの一部を発見。
その夜、再び「鮮明な」夢を見る。
- 11/02
- トーマス・カートライト、左隣の家の地下室において「グラーキの黙示録」完全版(原書版、無削除版?)を発見。
(以上「湖の住人」#5)
- 11/06
- トーマス・カートライト、アラン・カーニィへの最後の手紙を書く。
手紙の中で「グラーキの黙示録」完全版の内容を一部紹介。
(「湖の住人」#6)
- 11/12
- トーマス・カートライト、「元」ジョー・バルガーと遭遇。
その夜、呼び出したアラン・カーニィと共に「湖」の側の自宅において襲撃される。
トーマス・カートライトは死亡。「グラーキの黙示録」完全版も行方不明になる。
(「湖の住人」#7)
- 11/13
- アラン・カーニィ、トーマス・カートライト死亡の顛末を警察に届け出るが信用されず。
アラン・カーニィ、殺人の「凶器」の分析をブリチェスター大学に依頼。
その分析結果は外部には伏せられ、新聞社も事件に関しては報道しなかった。
(「湖の住人」#8)
- 1961年
04/01/11:35
- ロイ・リーキィ、イグザムへと向かうためにゴーツウッド行きの列車に乗り込み、ロワーブリチェスター駅を五分遅れで出発。
約三十分後ゴーツウッドに到着するが、足止めをくらい街のホテルに宿泊する事になる。
- 04/03/00:05
- ジェームズ・リンウッド医師、マーシィヒル病院のオフィスにおいてロイ・リーキィの訪問を受け、ゴーツウッドでの一晩の経験を告白される。
(以上「ムーンレンズ」#1)
- 04/03/03:17
- ジェームズ・リンウッド医師、オフィスにおいて「論文執筆等のストレス及び感染性の妄想からと思われる」狂乱状態にあるところを他の職員達によって発見される。
その直前、オフィスから逃走するロイ・リーキィらしき人影が目撃される。
オフィスの口述筆記用テープレコーダーからロイ・リーキィとの会話記録が発見されたが、医師の狂乱との関係は不明。
(「ムーンレンズ」#3)
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