今倉山西峰の北側は指導標は全く無く迷い易い領域です。 踏み跡も薄く、複雑な地形なので地図読みが必要です。
危険な痩せ尾根、急登ちょっと険しい所あります。猿焼山から西は尾根に潅木が生えて藪が濃くなっていました。
昨年は道坂隧道から少し戻って、沢沿いコースを上がって赤岩を往復したが、(こちら)
今回は今倉山から今倉山西峰に 行くので所要時間が短くなるから、昨年よりも1時間後の都留市9:10発のバスとした。
新宿６：44発、高尾7：46発河口湖行き（前3両が富士急に乗り入れ、後ろ3両は大月止まり）。
高尾7:45着の電車から降りてホームの反対側に止まっている7:46発河口湖行きに乗り換える人が多い。
都留市9:10発 道坂隧道行き、ざっと１５，６名の乗車で空席あり。610円。
隧道手前で下車。標高は１０３０ｍ。 駐車場には10台位停まっている。
歩き出し9：40。
トンネル脇の登山道を上がる。
約20分で今倉山と御正体山を繋ぐ稜線に達する。歩き易い道だがかなりの急登。
10：24 ・１３１０ピークで小休止して10：57今倉山に到着。結構人がいらっしゃる。
約15分離れた今倉山西峰（御座入山との私標あり）に向かう。途中の鞍部も良い所だ。
11:12西峰11時25分 北面に下る。
北面が大規模に伐採されていて、 山頂から３０ｍほど西の青テープの所から北尾根に下る踏み跡は、
急斜面に散らばった伐採屑の間にくっきりと作業道をなしていて、西ヶ原ノ台まで続く道に導かれるので迷いようもない。
11時42分。 西ヶ原ノ台。右手にガラスの無い窓の荒れた作業小屋が見える。
小屋の先は山腹を巻いて左から右に廻り込むように曲がって行く道を進む。途中、崩落地がある。
11:50〜12:20 右側に鮮やかな緑の落葉松が何本か生えている道の左脇の高みに上がって昼食。
この先、前回は直進の間違い道に引き込まれた尾根の方には、自分が遮断の枯れ枝を置いたのが、
功を奏してか、全く間違い踏み跡が無くなっていて、 無事、右の方にと踏み跡が続いていた。
12時44分。パラジマの頭・1076を通過。ここの北面の下りはちょっと険しい所がある。
エビラ沢ノ頭への登り返しは、大変な急登である。
13時32分。・１０３４ エビラ沢ノ頭と書かれた道標をがある。
頂稜の北端で、行く手の山並みの見通しの良いところがある。
写真中央、双耳峰の猿焼山が見える。向こうは九鬼山。
この後、暫く危険な痩せ尾根や急降下が続く。危険なので大勢の団体さんには向かない道である。
14時30分 。木に掴まっての急登をこなして、猿焼山東峰に着く。
14時39分〜15時。 ・８７８．２猿焼山西峰、城ヶ丸の山名標がある。ちょっとコーヒータイム。
西の険しい下りの道は、大分潅木がはびこって藪道になっていた。
大岩に赤ペンキで「恩」と書かれたものがあって4分ほどで、左折するよう登山道の道標がある。
15:24 赤矢印の上に、手書きで「月待ちの湯」とある。 直進の稜線の道はこの先、踏み跡が薄くなる。
