北又小屋〜朝日岳〜栂海新道〜坂田峠 2006年8月17日〜20日
3日目
20日 栂海山荘〜坂田峠〜親不知海岸
今日はコースタイム7時間40分なので、所要時間は9時間半と予定。5時発だと14時半着の予定。
暑くなる前に出来るだけ歩くということで日の出に出発。
4:44 ヘッドライトを点けて下り始めたが5分とせずに不要となり消灯。険しい降りだ。
5:42 黄蓮山
振り返ると犬ヶ岳、栂海山荘が遠くなった。険しい支尾根の登りが見える。
夕べ、右くるぶしの数cm上の、ちょうど靴のへりの当たる所を虫に指されたらしく、歩く毎に押されて苦痛。
6:53 菊石山
7:34 下駒岳。ここへの登りはちょっと険しい。途中、逆行の若い人2人とすれ違う。一人は走りだ。
9:32〜10:30 白鳥山の小屋の日陰で朝食。
暑くて大休止。 ここでもシャリバテ気味だったのかな。
携帯で黒東タクシーに連絡。
指定時間を遅れて下山すると30分毎に2800円の待ち料金だそうで、
余裕を見て3時間後の13:30分坂田峠に予約。
10:47 山姥平
11:30 シキワリの水。 たっぷり飲んで、頭からかけてもらった。
11:44 金時坂の頭。この先金時坂が長い急坂だ。
12:29 坂田峠に到着。 旧道の峠には古いお地蔵さんがあり、由来書の看板もある。涼しい風が通っている。
13:08 坂田峠から乗ったタクシーの運転手は昨日朝日小屋から北又に下った女性2人を迎えに行って
コースタイム4時間半の所を8時間以上かっかったとかで大分待たされたそうだ。
我々と同室だった人達らしい。
13:36 親不知観光ホテル。ここは国道8号線を挟んで栂海新道登山口の真向かいだ。
登山者の入浴は右隣のレストランで受付、その3階の展望露天風呂。
料金は1500円で親不知駅まで送ってくれる。
(15時からのホテルのチェックイン以降は断られる事があるが、その場合駅の近くの風呂もあるようだ)
展望風呂には私の直ぐ後に到着した人と一緒、猿倉から栂海山荘でテント1泊のみの長野の人だった。
一方、Kさんは軽量化したザックで
12:44出発、坂田峠から先の経路を駆け抜けて14:30前にホテルに到着。
無論、海岸にも降りて海水にタッチ。
先行した新潟からの6名、ツアーの9名、石川からの2名など殆どの人を抜いてきたのだ。
坂田峠からのコースタイムは2時間20分だが、この暑さからか皆さん3時間以上かかるようだ。
17:30 にホテルの車が出るまでの4時間もレストランで休息させて貰った。(一つ前の東京方面は親不知16:05発)
17:58 親不知⇒糸魚川⇒越後湯沢⇒東京の経路で帰る。十二支の山(二巡目)の男性と一緒になった。
親不知は無人駅だが切符販売機はあるので糸魚川までの切符を買う。
糸魚川では、はつかりの待ち合わせ時間が長いので、改札を出て右の休憩室で休む。
はつかりの指定席は満席。 越後湯沢からは、1本後の始発を待って座って帰った。
栂海新道を通る人は色々だった。
猿倉から白馬を経て普通3泊4日の所をテントを担いで1泊2日の中年、1日で駆け抜ける若者、
ホテルに着いた時はへたり込んでいるツアーの熟年女性。
とにかく天候に恵まれた縦走だった。所要時間はコースタイムの3割、4割増になった。
暑さもあったが、どうやら食後3時間程度でバテ始めるのでシャリバテなのだろう。今後要注意だ。
毎日、約4Lの水を飲んだが、体重は5k減だった。2,3日もすれば元に戻るので水分減である。
まだまだ飲み足りないのだ。