途中、道が直角に右に曲がる所で、大滝橋から畦ヶ丸に寄って来たという男性に出会った。
道を尋ねられたので左に曲がると教えた。
白い道標がそちらを指しているが(二本杉峠の)文字は全く薄れて見えない。タッチペイントでなぞる。
畦ヶ丸まで行ってきたら大滝橋から5時間以上はかかる筈。
まだ11時26分なのにおかしいと思ったら、車で来たのだそうだ。6時頃にでも歩き出したのかな。
ミツマタの所まで行って戻るそうだ。山中ではこの一人としか会わなかった。
屏風岩山から左に折れる大滝峠方向の指導標識があるが、直進方向には×印が描かれている。
(尾根道を暫くは迷わないが、標高680m辺りで尾根道をミツマタの密生が塞いでいるあたりから
踏み跡が乱れてルートがはっきりしなくなる事があるからだろうか。RF力が必要)
×印を無視して直進すると30mほど下ってから登り返して東峰に着く。
南北に真新しい鹿柵が張られている。
東峰からは屏風岩山の向こうに富士山が大きく見える。ここで木の根に腰掛けて昼食。
右(南)に柵沿いに下ると徐々に東向きになっていく。
約6分ほどで右に明瞭な分岐がある。これは・669を通るコースのようだ。
そちらにもミツマタの群落があるとの情報があるが、またの機会にする。
約20分ほど下った所、標高900m付近に若干のミツマタの木が現れるが大群落とは言えない。
このあたり、濡れている時には滑りやすい斜面と思われる所では虎ロープが張られている。
約40分下った標高730m位からミツマタの大群落が現れた。。
標高680m辺りで尾根に密生したミツマタが行く手を遮っているので、道が尾根からそれて左に下り始めるが、
尾根の延長上にはミツマタが続いており、 その先で左に落ちる沢の中にも 沢山咲いているのが見える。
尾根から左に外れた道はかなり急傾斜で、真新しいロープが連続して張られている。
最後の方は岩の階段になる。林道に降り立って右に進むと15分ほどで大滝橋バス停に着いた。
あいにく次のバスまでには1時間もあるので、隣の中川バス停まで散策。
谷峨駅行きのバスには細川橋から多くの人達が乗り込んできた。中には懐かしい顔の人達も(〜^^)〜
新宿6:31⇒新松田8:10⇒細川橋9:10
→9:12上原登山口→10:23二本杉峠10:30→10:46ミツマタ大群落10:55→11:50屏風岩山→11:59東峰12:30
→13:47大滝橋バス停→14:15中川バス停14:53⇒15:26谷峨15:32⇒松田 新松田15:57⇒下北沢17:04
コース図は こちら 距離10.2km 累積標高差 +962m -940m
追記;
2007年4月7日に同じルートを再訪した。
新宿6:51⇒新松田8:25⇒細川橋9:30→10:39二本杉峠→11:11ミツマタ大群落11:48→12:35屏風岩山12:40
→12:51東峰→13:45尾根上のミツマタの密生13:50→14:18下山口→14:27大滝橋バス停14:47→新松田
屏風岩山東峰から大滝橋に向かい最後の下りが違うルートとなった。
東峰から先、所々に湘南アルパイン・ツアー・クラブの札が見られた。
途中の尾根道では、左手に畦ヶ丸が見える。権現山と結ぶ稜線が見事だ。
標高680mあたりで尾根上にミツマタが密生していてトンネル状、ちょっと通れない。
前回通った左に下る道が、散在する伐採枝で踏み跡薄く判り難いので、
尾根上のミツマタの密集を左下から巻いて尾根上に戻り、更に進むと・650ピーク。
その先,ルート取に注意しての急傾斜の下りとなり、痩せ尾根を経て左に山腹を巻く感じで林道に降り立った。
湘南アルパイン・ツアー・クラブの札もこちらを指していた。(赤線は05年の軌跡。青線が07年の軌跡)
屏風岩山で会ったご夫婦と大滝橋までの同道となった。奥様が地形図を持っていて通過経路を
チェックされていた。
この辺りのミツマタは3月20日前後でも見頃のようだから、次はもっと早く来ようかと思う。