2002/10/10-12 全くの快晴。
中房温泉から燕山荘を経て大天井岳2922m(泊)→初めての常念岳2857mを目指した。
下りは「ひえ平」への一の沢林道を下りタクシーで中房温泉に戻った。
10/10 中房温泉に前夜泊
10/11 6:15歩き出し、合戦尾根を登る。標高1800m位から紅葉が美しい。
合戦小屋の上あたりから見える山々には雲がかかっておらず遠くまで見渡せる。
燕山荘には11時8分に着いた。毎度のことであるが、いつまでも座っていたい絶景だ。
9日夜に数センチ降った雪で槍・穂高はちょっとばかりの雪化粧がされている。
通常はここで燕山、北燕山を往復するのだが、前に行ったので割愛して大天井岳に向かう。
大下りから上り返して暫く行き切通岩の梯子を過ぎると、いよいよ大天井への急坂40分である。
穂高町営大天荘には燕山荘を出てから3時間15分かかって着いた。
宿泊者のうちで一番ゆっくりさんだったかと思う。
山頂へは10分程度で行ける。さえぎるものなく全ての山が見える。
槍ヶ岳への縦走路を見下ろせるのが面白い。
10/12 常念岳から一の沢林道に下ってタクシーで中房温泉に車を取りに戻るという滋賀からの
お二人と同行する。
大天井岳から常念岳までの縦走路は終始槍・穂高を見渡せる眺めの良い路である。
常念小屋までコースタイム3時間の所を、どんどんいってしまう健脚の二人に引きずられて
自分も1時間40分で着いた。彼らは20分位前に着いたようだ。 やはり健脚の方との同行は無理。
常念乗越しから常念岳へはコースタイム1時間に対し1時間10分を要した。彼らは45分で登ったらしい。
山頂近くの三股への分岐で横通岳を振り返ると全く立派な山である。ピークを通らずに巻いているのは惜しい。
常念岳の狭い山頂は岩だらけの険しい山である。 三股や蝶が岳方面からも次々人が登ってくる。
一の沢への下りは3時間10分のコースタイムであるので11:30分発で15時着と踏んで南安タクシーを予約。
好天続きの連休初日であるので大勢(多分50人位か)の人が上がってくる。
沢沿いの路なので水辺で休憩している人達が多い。
15時到着予定のところを13:40分には「ひえ平」についてしまった。一人は13:10分に着いたという。
予約したタクシーは予定より早く14:40頃に来た。 中房温泉までは約1時間で8720円(小型)。
中房温泉から東京までは4時間。 滋賀までも4時間だそうである。
(写真帳)