北アルプス黒部五郎岳、三俣蓮華岳、双六岳 ’4/07/27-31

  熟年8名のゆったり山行です。

28、29日は天候に恵まれ、薬師岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳などの景色と花花を満喫できた。
30、31日は槍・穂高には雲がからんでいて、鏡池からの「逆さ槍」は見られなかった。


27日:東京13:20⇒長岡⇒富山 (事故のため越後湯沢乗換えが長岡乗換えに変更)APAホテル泊

28日:富山⇒折立の直行バス(076-442-8122富山地鉄総合案内所に予約しておいた)で折立に到着。3400円。
    折立から太郎平小屋まで上がる。 折立の駐車場には自家用車が一杯並んでいる。

    夜行バスで富山に到着して乗り継いだ人の中には、途中でちょっとバテた人もいた。
     逆に、更に北ノ俣岳まで往復してきた健脚の女性もいた。
    富山6:00⇒8:00折立8:30→10:30標高点(1876m)→14:00太郎平小屋(泊)
        (6人部屋に8人。 )

29日 太郎平小屋から太郎山を経て、広々とした稜線を黒部五郎岳まで縦走。
    黒部五郎岳の頂上には雲がかかっていたが、笠ヶ岳(写真左)は終始、顔を出していた。
2576m辺り。右から北ノ俣岳、赤木岳・笠ヶ岳など
北ノ俣岳の下り。左は雲のかかった黒部五郎岳。
正面右奥は笠ヶ岳
 
    稜線はお花畑が多く、ちょっと遅い感じのものもあるが、タカネニガナ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、
    ウサギギク、ハクサンイチゲ、チングルマ、タテヤマリンドウ、イワイチョウ、イワギキョウ、イワツメクサなど沢山
    咲いていた。 
タテヤマリンドウ
イワオトギリ
ウサギギク
タカネニガナ
   
黒部五郎岳は縦走路から45分ほどの苦しい急登。
肩のところにザックを置いて10分で山頂 2839.6m は岩がゴロゴロの所だ。


折立からテント装備を背負った60歳男性が、同じ頃に太郎平を出発した仲間と30分違いで
    黒部五郎小屋に到着。 健脚の人もいるもんだ。

太郎平小屋 5:50→8:05北ノ俣岳→10:45赤木岳→12:25黒部五郎岳→15:20黒部五郎小舎(泊)
   (1人/布団)
    
30日:黒部五郎小屋から三俣蓮華岳、双六岳を経て鏡平に。
     途中、双六小屋前で5分ほど小雨がぱらついた。
    笠ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳、槍・穂高の絶景を楽しみながらの縦走。
    
     黒部五郎小屋から登山道に入ると直ぐにキヌガサソウが咲いているのに出会った。
      この花は鏡平から途中にある「熊の踊り場」辺りにも多い。
キヌガソウ
イワツメクサ
双六小屋からの縦走道ではハクサンフウロが綺麗だ。
ハクサンフウロ
ハクサンイチゲ、シナノキンバイ
 
   弓折岳手前の分岐と所には相変わらず、ハクサンイチゲと大振りなシナノキンバイや黒百合が咲いていた。
    黒部五郎小屋 5:50→8:25三俣蓮華岳→10:40双六岳→12:15双六小屋13:05→
    14:15花見平14:40→鏡平(泊)  (6人/4布団→4人/4布団に修正:予約の1団体が双六に停滞)

31日:鏡平から新穂高まで下る。

          クルマユリ

    わさび平では冷やしたキュウリやトマトがおいしかった。
     予定は13:40発のバスであったが、順調に下って、なんと10:20発のバスに乗れた。
     バスは前3列の座席にザックだけを置き、平湯温泉で7人乗って補助席を幾つか使う程度の混みよう。

    鏡平 5:45→7:35秩父沢→8:45わさび平9:10→10:15新穂高温泉10:20⇒12:17松本13:57
     ⇒16:36新宿   猛暑の今年なので、松本では35℃だった。 (新穂高⇔松本のバス代は2800円。)


30日の昼ごろ双六小屋で、一時小雨がぱらついた以外は天候に恵まれた。
小屋の混み具合は概ね4人/布団3枚程度だったので良かったが、29、30日の夜は強風が吹いていた。

山中3泊なので45Lザック、荷重は13kgだった。例によって使わない物が多かったが。水2.5Lは適当だった。

写真帳

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