笹子雁ガ腹摺山・米沢山・お坊山・棚洞山・入道山
笹子雁ガ腹摺山へは笹子峠経由でなく、直接登る登山道が使われている。
お坊山まで縦走したら、大鹿峠から甲斐大和に降る代わりにお坊山東峰の東南尾根を
下って笹子に戻る人もいるようである。
登り降り共に地形図にない道で、後者は昭文社の地図にも記載がない。
04/03/17(水) 晴天、春霞。
笹子駅8:30歩き出しで国道を左に笹子トンネル方向に歩く。
すいている国道を車が飛ばして行くので走行音がうるさい。
笹子駅では自分の他には2人連れの男性が降りたが、彼らは直ぐに左折して清八峠方面に行ったようだ。
約30分歩き、笹子トンネルの近くで左の旧道矢立の杉方面に入る。
今日の山々が見える。
間もなく道が左にカーブして行く所に標識があり直進方向に登山口がある。登山口の標高は720m。
9時10分出発。植林の中に入ると直ぐに分岐があり、左手尾根の上に向かう方に曲がって上がって行く。
5分程で最初の標識が現れる。なかなかの急登が続く。
15分ほどで植林の中の道は終わり送電鉄塔に着く。
この後は尾根に沿って右の植林と左の雑木林の間を上がるので木の間から西の方の景色が見える。
1時間程で1188mの小ピークの辺りになるが、傾斜が緩んで平坦な所であって顕著なピークはない。
山頂の電波反射板が右手に見える所がある。
一旦少し下がってから、また急登である。
右に反射板が見えて直ぐに雁が腹摺山の標識の立つ山頂に着く。10時50分。
富士山や南アルプスも見えるが、これから向かう米沢山や、お坊山の尾根が見られる。
南北に長い山頂の北端あたりでY字分岐があり、左の甲斐大和の方に向かう尾根道は
廃道らしく枯れ枝で閉じてあり、右の米沢山、大鹿峠方面が標識でガイドされている。
」
この急傾斜の斜面の下りは日陰の部分は若干ぬかるんでいて、滑りやすい。実際、2度ほどすべった。
米沢山の少し手前で、標識のある所に分岐する道があり、右に行ってみると露岩がせり出している展望所だった。
人声がするので振り向くと米沢山の急傾斜を上がっていく2人連れが見える。
狭い山頂でよりは、ということで、ここで昼食にする。11:30から11:50
狭い米沢山山頂では男性2名組の4名が休んでいた。西や北の眺めが良いところだ。
彼らは1本前の電車で来たそうだ。やはりお坊山東南尾根を降るとか。
失礼して、お先に行かして貰う。 12時15分。
お坊山には地形図にはない1431mの標柱が立っていた。
東西に長い山頂の東端にはベンチがあり、ハマイバ丸、大谷ヶ丸、滝子山などの眺めが良い。
ベンチの左後ろには大鹿峠への標識が立っているが登山道からは振り返らないと見えない。
ベンチの先、少し左に下って行く方には標識が無いが降りきった鞍部で分岐の標識があって、左:大鹿峠である。
右手前:お坊山である。 踏み跡の確かな、直進方向はなんとも書いてないが、お坊山(東峰)である。
笹子830→9:05登山口9:10→10:50笹子雁ヶ腹摺山→11:30露岩見晴11;50→12:15米沢山→13:00お坊山西峰→13:10東峰13:30→14:00棚洞山→14:35入道山の先で左に藪道を下る→14:50大鹿林道→15:50笹子
時間の割りにきつい山行である。 (距離15km(うち山中は9.3km)、累積標高差1490m。)
お坊山(東峰)に続く
行程全図は こちら 120Kb
標高グラフは こちら 27Kb