02’07/05至仏山に登りました。

谷川岳と至仏山にはホソバヒナウスユキソウと
ハクサンコザクラと

ユキワリソウが

咲いているとの事なので、
どちらも見たいという変わった動機です(^_^)/。
従って他の花の事には色々咲いていたが、あまり触れない。スミマセン。

結論として咲いていたのはユキワリソウが圧倒的であったが、限られた場所で
ハクサンコザクラが数株咲いているようである。
またガイドブックにハクサンコザクラが咲いているとあるので、もっと標高の高い所にある似た感じの
ユキワリソウもハクサンコザクラだと思って、沢山咲いていたと思って帰る人もいるようである。
どちらにせよサクラソウなので、幸せを壊されたくない人は、これ以上読まないことです。

尾瀬戸倉の民宿に泊まり翌朝4時に車で鳩待峠に着く。

至仏山登山口で登山カードに記入して薄暗い中を登り始める。
40分ほど樹林の中を登ると少し視界が開ける。 あいにくの曇天であるが、
燧ケ岳や白根山などが朝もやの上に顔をだしている。
オヤマ沢田代の上に笠が岳経由の湯の小屋温泉まで12Kの標識があると間もなく
道は尾根の右側に廻り、間もなく最初のお花畑が現れる。

この辺りにのみチングルマやキンバイ等と共にハクサンコザクラが若干咲いている。

小至仏山頂付近から至仏山頂にかけては岩の間に咲くユキワリソウしか見かけない。
その中に ハクサンコザクラらしいものは混じっていない。
なんといってもホソバヒナウスユキソウとジョウシュウキバナノコマノツメ(黄色のすみれ)が数が多い。
(写真は小至仏山頂と右奥に至仏山)

小至仏の直前から至仏山頂の間は滑りやすい蛇紋岩の大石が多く非常に歩きにくく距離の割りに
時間を喰う道である。雨で濡れると一層ひどいようであるが、午前中は幸い降らなかった。

花を覗き込んでは写真を撮って上がったので至仏山頂に付いたのは8時頃であった。次々人が到着する。
平ケ岳や谷川岳、武尊山などの同定をしてから山頂の周りの岩場のサクラソウを見て廻った。
すべてユキワリソウのようである。

山の鼻への下山路は急傾斜でスリップしやすい。初心者は鳩待峠に戻るようという親切な情報が
ネットにあったことでもあり、もう一度見サクラソウを探す為、鳩待峠に向かった (^_^.)

山頂近くで、対向するハイカーにハクサンコザクラを見かけましたかと尋ねると「一杯咲いてるじゃない」との返事が・・・
そこら辺りのものは(葉が外にカールしている)ユキワリソウだという事をご存じない様子である。
ツアーの ガイドが「お花畑」で数株咲いていたものをハクサンコザクラと教えてくれたそうである。
(ユキワリソウは教えて貰わなかったか、聞き漏らしたのかな)

ホソバヒナウスユキソウにプロ仕様のカメラを立派な三脚の上に据えている男性がいたのでハクサンコザクラ
のありかを尋ねると最初のお花畑の辺りにだけで他はユキワリソウだと答えてくれた。信用することにした(^_^.)

自分が撮ったものも、最初のお花畑でのものと、もっと上でのものは違う花と思われる。どうも後者が
ユキワリソウらしい。 しかし全く紛らわしいほど似ている。
(お花畑では保護の為、登山道の両側にロープが張られているので、近づいて根生葉を確認できなかった。
 ハクサンコザクラらしいものの写真は5m以上離れた位置から三脚無しで望遠で撮ったものも含まれるので不鮮明である。)

鳩待峠に着いたのは登山カードに記入した通りの11:30分であった。(写真帳)

追記:
登 山道に入ってから至仏山頂まで、吸血ハエ?、アブ等の虫に追いかけられた。 耳や口の中に飛び込んでくる
タイプの奴で、刺されると当然だが腫れる。皆さん落ち着いて休憩も出来にくくて閉口していた。
あと10日もすれば、トンボがハエを喰べてくれかもしれないが、夏には防虫対策が必要な山です。

尚、 谷川岳もハクサンコザクラとウスユキソウが同時に咲くので行って見ました。 こちら

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