唐沢鉱泉から北八ヶ岳の西天狗・東天狗岳 2002年6月23日

「やや健脚コース」のマイクロバス山行。参加24名。 曇天。新宿7時発。

諏訪ICをおりて茅野市内を通って麦草峠方面に向かい、唐沢鉱泉の標識に従い途中右折して
三井の森の別荘地の中を抜けて標高を上げていく。三井の森を過ぎると唐沢方面の案内があり、
左の未舗装のジャリ道に入る。(右は桜沢⇒夏沢峠方面)
砂利道は急であるが整備されていてマイクロバスの通行は可能である。

唐沢鉱泉には10台以上の自家用車が駐車している。
唐沢鉱泉の送迎バス2台もある。標高1880m。

準備体操を終えて右の橋を渡って西尾根への登山道に入る。

ツマトリソウ、ゴゼンタチバナやマイズルソウ、オサバ草(右の写真)の花が目立つ。
展望台までの2時間は樹林の中の急登であった。
尾根は両側のハイマツの中にシャクナゲが群生している。
樹林のある所ではイワカガミの群生が見事。

第二展望台から見上げる西天狗岳2646mは大きい!。
一旦下って岩場の中を上がっていく。途中で
息が上がる。東天狗へは一旦下る。
鞍部にはコマクサの群落があるようだがみかけなかった。イワウメが目立つ。

東天狗からは中山峠に向けて下る。歩きにくい岩場の中の道である。
通れそうな経路なのに随所にx印があるのは積雪・残雪期用の表示だろうか。
珍しい花もあって詳しい人達が教えてくれる。イワヒゲだそうだ。
オサバグサ

中山峠からは右の黒百合平にむかう木道を行く。

黒百合平での黒百合の花には気がつかなかった。
右の写真は同行の丸山氏から送って頂いた。

黒百合平からは歩きにくい岩の頭を踏んで下る道である。
分岐までは昭文社の地図では35分と表示があるが、1時間かかった。

分岐を左に唐沢鉱泉への道を進む。
結構荒れた道であるが、下のほうでは手入れしてある場所もある。

夏至を過ぎたばかりで日が長いが、さすがに樹林の中は薄暗くなって来た。
疲れた足で転倒しないよう若干歩を落として慎重に下った。 
唐沢鉱泉についたのはちょうど18時である。

 クロユリ

唐沢鉱泉ではジョッキの生ビールがあるが、缶ビールはないので、酒、ワインを買い込み、
いつの日かここで泊まって鉱泉とビールを楽しむことにして帰路についた。
南諏訪ICの入り口前には酒を売っているコンビニがあって、至極便利である(^_^)/ 缶ビールが追加された。

唐沢鉱泉10:30−西尾根11:30−第一展望台12:05〜34−第二展望台13:04−西天狗14:00〜05
−東天狗14:20〜30−中山峠16:00−黒百合ヒュッテ16:05−渋の湯分岐17:00−唐沢鉱泉18:00
休憩込みで7時間半。
新宿に着いたのは22時。一番遠い人は24時頃に家に着くそうである。
日帰りにはちょっと無理のある健脚コースだった。(写真帳)

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