室蘭本線の起点駅、長万部を発車して最初に到着するのが旭浜である。元仮乗降場の駅でディーゼルカー2両弱分の長さのホームで雨よけの屋根もないので特急列車に乗った場合は高速でこの駅を通過するので見逃してしまう恐れがある。
駅の近くにある待合室らしき建物にはカギがかけられており、残念ながら中に入る事ができない。駅の近くの道路は国道37号線と230号線の共用区間で道路を挟んだ向かいには大衆食堂だった民家がある。現在はもうお店はやっていないが、ドアの前に軽自動車が1台止まっていたのでおそらく人が住んでいるものと思われる。そんな民家の裏には内浦湾の景色が探訪できる。
旭浜付近にある民家はさっきの1軒だけしかないので雨の日の訪問は何としても避けたい。また旭浜は複線区間で特急だけでなくたくさんの貨物列車も通る北海道の最重要幹線なのでたとえ利用者が少なくても列車の通過時には踏切の警報機が鳴るのはそれだけ列車が高速で走り去る証である。
(2003.7.7)