留萌本線の
増毛を紹介したら、この半家を紹介しない訳にはいかないであろう。半家は「はげ」と読み、髪の毛の薄い人にとっては申し訳ない気がしてしまう珍駅名である。
四万十川の河岸段丘の中腹に駅があり駅から見える国道381号線までは階段を上り下りすることになる。国道沿いには民家がそこそこ立ち並んでいて、河岸段丘の地形を利用して田んぼや畑地に利用されていて農家の多い土地であると感じた。
駅の対面の高台の所にも畑はあったが現在は離農されてしまっている様でかなり荒れていた。ホームからは四万十川が見えるが、川から少し離れているのと背後には樹木が植えれられて眺めはあまりよくない。
駅の名前は面白いかも知れないが、現在の秘境駅のブームでは雰囲気が若干物足りない気がしないでもない気がした。
(2003.6.4)