時刻表でも一文字の上に優雅な名前で印象に残る駅名である姫は太多線のほぼ中間部に位置する。対向式のホームは列車4両分の長さで日中は2両編成でホームを持て余しているが沿線は名古屋への通勤圏内なのでラッシュ時には4両編成の列車も登場する。
昔は貨物列車の往来もあったせいか駅構内の線路の有効長は300メートルもあり、列車が姫の駅を出たら、ここから太多線が複線区間に入るのかと言う錯覚が起きてしまうかも知れない。
駅は国道248号線沿いにあり、農協と小さな商店の間にある横断歩道から横目で見ると駅舎が見えるが車を少し速めに走らせていると見逃してしまうくらい狭い通路である。(と言うよりは危ないが・・・)
姫の駅前広場はタクシーが1台客待ちをしているが農協と商店があるので少し手狭に感じる。だがホームに立つと田園風景が広がってそのギャップが少し面白くも感じた。
(2003.7.13)