池の浦シーサイドの駅名標
池の浦シーサイドの駅の後ろ
池の浦シーサイドの駅全景
池の浦シーサイドの駅入口
池の浦シーサイド
 参宮線の終点、鳥羽の一つ手前に池の浦シーサイドと言う臨時駅がある。元々は海水浴客向けに造られた駅でホームの上には待合室はおろかベンチもないが、駅の入口付近の使われなくなった切符売り場の建物の脇にベンチがちょこっとだけある。

 写真を見ると海に近いと言うよりかはホームの後ろはもう海なので、その点では鶴見線の海芝浦と張り合っている。臨時駅のためオフシーズンは全ての列車が通過してしまうので車で訪問する人が多いかも知れないので車での行き方を説明すると、国道42号線(バイパスではない方)を走ると「海の蝶」という大きな標柱の方に進んで行って突き当たりの所を砂利道側に進むとたどり着くことができる。

 池の浦シーサイド周辺の国道沿いには廃屋が何軒か存在するが、近くには真珠の加工・販売をする所やアフリカ・タンザニアのマコンデ族特有の美術品を集めた「マコンデ美術館」という施設もある。

 海水浴客向けに造られた駅ではあるが、夏にもかかわらず駅に降りる人は私の様な駅好きの人くらいで、駅の目の前にあるビーチには誰も人がおらず閑散としていた。池の浦シーサイドのホームから海面を眺めてみるとクラゲがぷかぷかと浮いていた。

                                                                (2004.8.8)
Ikenoura-seaside


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