上越国際スキー場前は名前の通り駅のすぐ近くに上越国際スキー場があり、スキーシーズンの時だけに開業する臨時駅である。
上越国際スキー場はかなにすると17文字でJRの駅名の中では一番長い駅名を持つ。さすがにスキーシーズンだけあって駅の利用者はスキーヤーだけかと思いきや、この駅付近に住んでいる高校生も通学に利用している。
スキー場の近くのため、お土産屋さんや食事をする所も事欠くことはなく、(スキー客が主な目的だが)電車の待ち時間の間にお土産など、売っている物を眺めるだけでも暇つぶしになる。また下りホーム入口付近にある待合室の中はストーブが付いており、めちゃくちゃ寒い冬の時期でも暖かく電車を待つことができる。なおホームには一切屋根が付いていないので悪しからず。
スキー場の雪が融けて春が来る頃には冬の賑やかさは影を潜め、この駅は全列車が通過してしまう。その時の上越国際スキー場前駅は何か物寂しそうに次の冬を待っているイメージがなんだか浮かび上がってきた。
(上越国際スキー場前は平成15年4月1日より通年営業になりました。)