前回の楓の訪問は列車での訪問だったので、今回は使われていない1、2番線ホームの見学目的でレンタカーでの再訪となった。

 1、2番線のホームは客扱いを行っていないために当然駅舎やベンチといった類はない。1番線ホームの入口はとりわけ段差もなく入りやすい。また列車が停まる3番線ホームからアプローチが可能である。

 2番線のホームは一旦橋を渡り、その橋を渡って左折すると2番ホームへ行く下り階段がある、ただし入口は雑草が生い茂り、ドアのガラスも一部割れているので見るも無残な状態だった。

 3番線ホームは行き止まりの為、駅名標に占冠の表示はなかったが、1、2番線ホームにはきちんと占冠の表示がなされている。特急列車の場合はこの駅はすでに信号場のような役割になっていると言っても過言ではない。

 駅から見える集合住宅は空いている箇所も見受けられるがそこそこ住んでいるようである。駅前の夕鉄バスは1日に5本しかなく地元の住民はもっぱら車なのかなと感じた。駅前の道路は国道274号線と言う札幌から帯広方面へ行くための重要な幹線道路のため非常に車の往来が激しい。

 1番線ホームから国道の方に出ると夕張メロンの直売所や郵便局があり、郵便局があるだけでも少し町としての機能があると感じた。あの1、2番線ホームで夕張メロンの販売をしてみたら面白いのではないかと思った。(多分実現はしないでしょうが)

                                                            (2003.7.5)
楓の2番線ホームの入口


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楓の3番線ホーム
楓の3番線ホームの駅舎
楓の1番線ホームの入口
Kaede
楓の2番線ホームの駅名標
楓の1、2番線ホーム全景
楓