黒井の駅と言ったら真っ先に連想するのは、あのゲームではないだろうか。そうあのゲームとは電車運転シミュレーションの「電車でGO!2 高速編」である。「電GO2」ではこの黒井は通過駅という設定になっている。それにゲームの初級者用のコースは信越本線の直江津〜ほくほく線のうらがわら駅までなので「電GO2」をプレイした事がある人はほとんどと言っていいほどこの駅を通過して、予定時間通りに駅を通過したら「定通」と言ってボーナスをもらった時の快感を思い出すであろう。
またゲームのコースの景色も忠実に表現されており、左側に微妙に出てきた駅舎、場内進行時の駅構内の広さ、通過する際のホームの様子を見ると「電GO2」で楽しんでいた時の事が懐かしく感じると思う。
ちなみにゲームの中ではほくほく線は快速という設定になっているが黒井の場合は快速のみならず、ほくほく線の全ての電車は通過をし、停車するのは信越本線の普通列車のみとなっている。
駅構内には何本もの側線があり、駅舎からホームまでは長い誇線橋を渡るはめになるがこの駅は元々は貨物駅として開業したものである。今でも新潟県内の臨海工業地帯にあり、駅の近くにも工場があるため、貨物駅としての役割も担っている。
(2002.7.30)