列車1両分の短さのホームに片流れの屋根の大きな待合室というアンバランスさが特徴的な駅、真布は留萌本線上にある。
元々は仮乗降場で、今でも一部の普通列車が通過する。待合室が大きいせいか、室内はそれなりに広く、天井も高い。ホーム側から向かって左の隅には、なぜか小さな駅名標があった。冬は雪のために外にある駅名標が埋もれてしまうため、中にも設置しておいたのであろう。
平原上にあるために、何軒か民家があるのを確認できる。だがどの家も自家用車を持っている上に、人の出入りもほとんどなかった。近くの道路にしてもごくたまに車が通り過ぎていく程度だった。
待合室の中には、除雪道具がお約束のように用意されている。撮影を済ませて手持ち無沙汰だったので、踏切の辺りから待合室の所まで雪かきをしてしまった。
(2006.2.20)