西御料の駅を発車して2〜3分足らずで緑が丘に到着する。この緑が丘は平成8年に誕生した富良野線内では最も新しい駅で、
西御料との駅間距離も線内では最短の1.2キロである。しかも線路もストレートなので運転席の後ろで見ているとすぐ近くに駅があるというのが良く分かる。
待合室は木造のログハウス風でこれも地元の方の寄贈で、寄贈者の有志の方々の名前やこの駅の名誉駅長の名前が待合室内に掲載されている。周囲は住宅街で、旭川への通勤、通学および買い物と言う目的で作られたものであると思われる。この駅の待合室内には自動券売機が設置されていて、防犯カメラもつけられており、何かあった場合には外側の紫のサイレンがつく仕組みになっているようだ。
近くに旭川と言う都市があるせいか、この駅は北海道によくある「秘境駅」とは対照的な都市部の無人駅である。