釧網本線で列車による訪問が最も困難な駅がこの南斜里である。上下線合わせて1日に6本の列車しか停車せず、普通列車も大半が通過してしまう。コンクリート製のホームが1本あるだけで待合室もベンチもない上に周囲は建物がまばらで雨や雪が降った時にすぐに凌げる様な場所もそばにはない。
この日、南斜里に降りようとしたら運転士さんに「本当に降りるの?」と言われ、降りて間もなく大粒の雪が降り始めてしまい待合室のない駅訪問にとっては正に最悪のコンディションに見舞われてしまった。
駅を降りて出口より左方向に向かって歩き、突き当たりの近くに自販機を見つけ、雨宿りならぬ雪宿りする場所が少しあったので、そこで暖かいドリンクを買って、次に停車する列車の約10〜15分くらいまで雪宿りをしていた。ちなみに突き当たりまでは南斜里の駅から歩いて7〜8分くらいかかる。
ちなみに南斜里と隣の中斜里の駅間距離は2.2キロなのでここから中斜里まで歩いて行くのも一つの手でもある。
突き当たりまで歩いていって、何とか雪を凌げる場所を見つけたが、実は最初の交差点を左に曲がって真っすぐ行くとコンビニがある事を後で知った。
(2004.2.29)