Nagashima
長島
長島のホーム
長島のホームにある屋根
長島の地下道
長島の駅入口


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 関西本線で三重県に入って最初に到着する駅がこの長島である。島式ホームの無人駅でホームへは自転車でも通り抜けが可能な地下通路に一旦入ってJR線の矢印のある方へ階段を上っていくとホームに到達する事が出来る。

 この長島から歩いて1分の所には近鉄長島駅があり、こちらの方は駅員がいて利用客もJRの長島よりも多いのが現状である。

 長島の駅がある長島町は木曽川、長良川そして揖斐川から流れた堆積土によって形成された三角州の中の町で水に恵まれた反面、水害も絶えなかった土地である事から川沿いに土を盛って洪水を防ごうとした。この川沿いの盛り土の事を輪中と言い、地理の授業でどこか出てきたのではないかと思う。

 長島〜桑名間で長良川の鉄橋を渡る時にかつて大論争を醸した長良川の河口堰が見えるがこの河口堰の管理事務所も長島町にある。

 長島の駅で電車を待っている時、近鉄名古屋線の踏切が引っ切り無しに鳴り、地元の人も次々と近鉄長島駅の方に向かっているのを見ると三重地区の近鉄とJRによる客取り合戦では近鉄の方が未だに勝っている感じが否めなかった。

                                                                 (2003.1.17)