磐越西線の4往復シリーズ(勝手に名付けた)の中で、この笈川は国道にもっとも近い駅である。とは言うものの駅の真後ろに米沢街道(国道121号線)が走っており、車通りが非常に多く、交差点を渡る時は止むを得ず歩行者用の押しボタンを押して国道の信号を変える羽目になる。また駅の真後ろにコンビニとカラオケボックスがある。
笈川は1日4往復しか停車しない駅ながらも所在地がある湯川村にとっては唯一の駅、そのせいか待合室内には造花が飾られたり、相田みつをのメッセージが入った額が飾られていたりと駅をきれいに使ってもらおうという地元の方の心配りが感じられた。
この駅のすぐ近くにバス停があったのでバスの時刻を調べてみたら、バスは1時間に1本の間隔でやって来るみたいだった。なるほど日中は会津若松や喜多方に行く場合はバスを利用するんだなあと、日中は列車が通過してしまう理由が理解できた。
(2002.8.29)