北陸本線と湖西線の合流駅、近江塩津。この駅は三角屋根の駅舎で「あぢかまの宿」というコミュニティー施設を併設している。ただし「宿」といっても宿泊施設があるわけではないがレンタサイクルがあり、駅舎内にはそのコミュニティー施設の管理人らしき人がいて、あまり無人駅の感じがしなかった。
ホームは2面4線で3両が基本編成の北陸本線の電車にしてはかなり長めのホームで、使われていない部分は全く除雪されていなかった。
この駅の構内の長さは4キロ弱あり、その間に7つのトンネルがある珍しい駅である、先ほど言ったが近江塩津は北陸本線と湖西線の合流駅で、近江塩津の駅を敦賀方面へ発車してすぐに北陸本線と湖西線の線路が合流するわけではなく、しばらく並走する形で走る。近江塩津の駅構内とは北陸本線の線路と湖西線の線路が完全に合流するまでの区間のことであり、その長さが4キロ弱あり、その間にトンネルをくぐる事になるのである。
近江塩津は滋賀県と福井県の県境に近い駅で雪が積もっており、ホームから見下ろしてみると、冬の山あいの農家の感じがし、なかなか絵になる風景だなと感じてしまった。