仙台から乗ったときに、宮城と山形の県境の長いトンネルを抜けた所にあるのが面白山高原である。地名が結構気になる駅名であるがこれは冬の雪山の美を捉えて「(山の)面が白い山」が転じて面白山になったと言われている。
国鉄時代は仮乗降場であったが国鉄の分割・民営化直前の昭和62(1987)年の3月31日に正式な駅に昇格している。また紅葉川渓谷のハイキングコースやスキー場があり、仙台からの電車で1時間弱の立地のため、観光客がまばらながら下車していく姿が見受けられる。
面白山と名前の如く、冬は雪に覆われた地域であり、周りの山々の雪化粧をした姿が非常に美しく、電車の車窓からでもその美しさを堪能できる。また面白山のスキー場は周囲の道路が冬季は通行止めの為、電車でしかスキー場へ行けないと言う変わったスキー場である。
また私が訪問した2002年5月時はドコモのケータイは圏外(Jフォンのみ)、ジュースは130円と車的にはかなり大変な場所にあるんだなと感じた。
(2002.5.26)