筬島は北海道ではよく見かける貨車を改造した駅舎を持ち、交換不能の片面ホームの駅である。駅の近くには6〜7軒位の民家が存在するが廃屋が目立ち、見た感じで人が住んでいそうなのは1〜2軒位といった感じである。
駅を出て最初の十字路の所に筬島生活改善センターと言う建物があるが、扉の前は雪に閉ざされていて冬の時期は使っていない状態のようだった。
この駅を降りた瞬間に驚いたのはホームの上や駅舎から十字路まで人どころか動物の足跡が一つもなく、利用者が一人もいないのを感じてしまった。この日ホームの上に付いた足跡は全て自分のものである。
(2003.2.13)