Oshinozu
大篠津
大篠津の駅名標と米子空港
大篠津のホーム
ホームから撮った大篠津の駅舎
大篠津の駅舎


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 境線の大篠津は交換可能な対抗式のホームを持つ駅である。この大篠津から終点の境港の間は列車の交換設備の備わった駅がなく1編成の列車しか走らせる事ができない、いわゆるスタフ式閉塞でありこの大篠津で列車の交換が行われる。

 駅の後ろ側には米子空港があり空港への最寄り駅として使われていそうだが、駅から空港のターミナルまではかなりの距離を歩く必要があり、実際には空港から米子市内まではバスの移動が主でありこの駅を使って空港へ行くと言う人はあまりいないのが現実である。

 またこの駅の駅前は道路以外は防衛庁の敷地内になっており、駅のすぐ近くには民家がなく、ほとんどの駅が住宅地に立地している境線の駅の中では異例で、境線内ではもっとも乗降客が少ない。

 このホームからは飛行機の離陸の一部始終が見られ、飛行機がゆっくりと滑走路に入り、その滑走路を走りながら飛び立とうとする時に「飛ぶぞ、飛ぶぞ」と思いながら眺め、離陸した時には「飛んだ〜」と、見ていてどこか爽快感を感じてしまう。

                                                            (2002.12.17)