ホームから撮った騰波ノ江の駅舎
騰波ノ江の駅舎
騰波ノ江の駅名板と周辺の名所案内
騰波ノ江のホーム全景
Tobanoe
騰波ノ江
 騰波ノ江は関東鉄道常総線にある無人駅で万葉集の「鳥羽の淡海(おうみ)」と記されたものが駅名として残された事から関東の駅百選に選定されている。JR線からのアクセスは常磐線の取手よりも水戸線の下館の方が近い。

 駅舎は大正15(1926)年からずっとこのままで、かなり味わい深いものがあり古めの衣装で駅舎の前で撮影をして写真をセピア色調に仕上げればハマるのは間違いない。

 騰波ノ江の駅の所在地は深田恭子と土屋アンナが主演し話題となった映画、「下妻物語」の舞台となった下妻市にあり、ここも実
に映画のロケ地として使われた。こちらは四方八方が田んぼではなく、駅の裏側には梨畑が広がる。この梨の中には台湾へ輸出されているものがあり、台湾へ旅行したときに梨を食べていたならば、もしかしたら産地がここのものかも知れない。

 味わいのある木造駅舎だが無人化されたのは平成11(1999)年のせいか駅舎の傷みが否めない。駅名が歴史のあるものなので、ずっとこの駅舎のままでいて欲しいものである。


ホームに戻る 3周年特別企画のトップに戻る