外城田は参宮線でいちばん最初に到着する駅で、田園風景が広がっている。駅のすぐそばに使われなくなってオンボロになった納屋が通学の時の駐輪場として利用されている。
片面のホームで雨よけの庇の下にベンチがちょこっとあるだけの駅だが、ホーム上に公衆電話がある。昨今のケータイの時代では利用されているかどうか疑問に思ってしまうのは致し方ない。
ホームの林側には田んぼと柿の畑があるが、訪問したのが夏と言う事もあってまだ柿は青かった。秋の中頃になるとだいだい色に実ってくるのだろう。
駅からいちばん近い集落は歩いて5分くらいの所にある。お店はなかったが線路沿いに自販機がある。いちおう秘境駅と言うことになっているが秘境感があまり感じないのは周りが田んぼで遮るものが何もなく、民家が目と鼻の先のように存在しているからかも知れない。
(2004.8.8)