祖母島は吾妻線に入ってはじめての片面ホームの交換不能駅。ここまでは渋川市に入っている。
駅の後ろには林が迫っているが、ホームから見渡すと田んぼが広がり、遠方に上越新幹線が走っていく姿を見ることができる駅である。
駅から見える車通りの多い道路は国道353号線だが、国道沿いは小野上村になるのそこの住民のほとんどはこの駅と無関係の感じがした。
秘境駅としてのムードが高いが駅を出て渋川寄りに歩いて間もない所に民家が数軒お目見えする。駅から一番近い県道に行くには目の前の坂を上りおよそ7〜8分くらいで出られる。坂を上って林を抜けると比較的多くの民家があるので駅の周囲の森林が秘境駅としてのささやかな演出をしている気がした。
(2005.1.18)