予土線の打井川は日本で最後の清流と言われている四万十川沿いにある駅で、山の斜面の途中に敷かれた予土線の線路にホームを強引につけた感じの駅である。
駅の前は県道55号線であり、駅のそばには民家がなく宇和島寄りに集会所が1つあるのみである。ホームの出入り口にお手洗いの案内板があるが、トイレがあるのは階段を下りて窪川方面へ歩いて1分の所にある。
駅の対岸には民家が10軒ほどあり、商店も2つある。そこを走る道路は国道381号線で、窪川寄りにある打井川橋という赤い橋を渡ってたどり着くことが出来る。
ホームから眺める四万十川は流れは少し急な感じがしたが、川の底が見えるくらい水が澄んでいた。また打井川橋から見た四万十川と周辺の風景も手つかずの状態なのでぜひとも残しておきたい日本の風景だと感じた。
(2003.6.4)