用土は立派な木造の駅舎を持つ駅であるが、駅の入口は駅舎の方ではなく右側の青いプレハブ風の建物が駅の入口になっている。
では駅舎は何に使われているかというと、駅舎そのものが待合室になっており、かつての駅員の事務室にはテレビも設置されていて一般開放されている。(ただし開放されている時間が限られているので注意が必要)
ただしその待合室のテレビも利用しているのは地元の方のようで、テレビの話し声がする部屋の中へ割って入っていくのにはかなりの勇気がいる。(むしろ無人駅なのにテレビの声がすること自体はじめて来た人にとって奇妙に感じるかも知れないが…)
この駅は駅から入る前後にちょっぴり線路がカーブしているが、これもかつては交換が可能な駅だったことを物語っている。そんなもう一つのホームも今はすっかり草むらの中に埋もれてしまっていた。