あらゆる「福祉分野」において大発明的な発明してもノーベル賞的な扱いを受けることはないし、その上、そういう方自信がとんでもなく謙虚です。そういう方にスポットライトを当てたくつくることにしました。
点字ブロック発明者
三宅精一氏
ヤフー「三宅精一」へリンク
アメリカ女性技術者団体「WITI」殿堂入り
日本IBM浅川智恵子氏
中学生のときに視力を失う。
パソコンのキーボードで点字入力ができる技術やインターネットホームページの音声読み上げソフトの開発、点字図書の情報が閲覧できるパソコンネットの創設などの取り組みが評価されたとのこと。
ヤフー「浅川智恵子」へリンク
IBMホームページへ、
part2
2004年2月4日追加
歯科医 黒岩恭子さん
1月13日の朝日新聞「社説」で黒岩さんが開発された歯ブラシ「くるリーナブラシ」が高齢者の方や障害者の方の間で「口臭がなくなった」、「たべっぷりがよくなった」ということで活躍しているという記事が載りました。「生活面」でなく「社説」での扱いは初めてです。
ヤフー「黒岩恭子さん」へリンク
ヤフー「くるリーナブラシ」へリンク
2005年2月10日更新
富士メガネ社長「金井昭雄氏」
難民にメガネを送り続ける活動をしているとのことです。
富士メガネ 該当ページへリンク
2005年10月27日更新
岡野工業 岡野雅行さん
岡野さんが発明した「痛くない注射針」が今年のグッドデザイン大賞を受賞したとの報道がありました。
岡野さんを「携帯電話をポケットサイズにした貢献者(バッテリーの外枠の小型化に貢献)」として町工場の発明家としてメデイアが紹介し始めたのはだいたい5年ほど前のことで、そのころは日本を始めてのワールドカップに導いたJリーグ浦和レッズの「野人」と同姓同名で違う面でも話題性がありました。
そのバッテリーの小型化の取材を受けているときに、おまけとして秘密保持契約のため、明かせないが有名な大手企業の依頼で「もっと人を幸せにするすごいものを開発している」とのことでモザイク状態でわからないようになぞの開発製品として放送されました。レポーターがすごく驚いていましたが、こちらはさっぱりわからず、「携帯電話より人を幸せにするものなんてあるのかな?」という感じでした。
数年後の別の報道でそれが、「痛点をさわらないほど細い先端を持った注射針」で大手企業とは「テルモ」ということが明かされました。注射針など自分にとっては、採血やインフルエンザの予防注射でしか、お目にかからないので、うまい看護婦さんに当たれば、それほど苦痛はないし、正直「携帯電話より人に幸せは与えられないのでは」と自分の印象は冷めた感じでした。
それからしばらくして、ついに製品として登場したときに、採血や予防接種の注射針でなく、毎日、血糖値の測定やインスリンを打たなければならない糖尿病を患った方用の注射針とのことで初めて本当にすばらしい発明なんだと気づかされました。
ごちゃごちゃ書きましたが、その後は、市場に出た製品は実際に苦痛を削減し、使われた方の喜びの報道が続いています。「携帯よりすごい製品」とはまさかこれほどまで「人を幸せにするすばらしい製品」とは思いもしなかったです。岡野は次の製品を開発中とのことです。どんなにすばらしいものなのか、楽しみにしています。
グットデザイン大賞ホームページへリンク
以下はドキュメンタリー番組ホームページからです。
TBS夢の扉 2004年10月10日放送へリンク
2005年9月11日放送へリンク
2006年4月11日更新
眼鏡フレームデザイナー アラン・ミクリさん
新聞で「触って見る写真」の紹介記事を見ていたときに、協力者に眼鏡フレームデザイナーという表現でなく、名前も紹介されていたので「他の活動」もされているような匂いを感じたので「ヤフー」で検索してみました。
その結果、この方はとんでもなく有名なデザイナーらしく、中田ヒデ選手やキムタクさんも愛用しているとのことでした。すばらしい活動です。
ヤフー「アラン・ミクさん」へリンク
2007年2月11日更新
秋田県の中学校で脳性まひの障害を持ちながら、先生をされている方がいるそうです。本当は当たり前で特別扱いをしてはいけないんですが、スーパーや駅の清掃とは仕事の難易度がはるかに大変なため、取り上げさせていただくことにしました。そいえば10年ほど前にも神奈川県相模原市の幼稚園に「こんにゃく先生」とみんなから本が出版されたほど慕われていた先生もいました。今でも現役で現場で働かれているんでしょうか?ちょっと気になりました。この方に教わった園児さんたちの福祉の職に就く割合なども高いような気がしています(幼稚園児時代に障害に対する理解が形成されるため)
ヤフー「三戸学」さんへリンク
ヤフー「こんにゃく先生」にリンク
P.S.昔々あれだけ本屋をはしごしても手にすることができなかった「こんにゃく先生」の本。先ほど「アマゾン」で確認したところ在庫ありとのことでした。.福祉みたいにマイナーで手に入りにくい本類なども簡単に手に入る時代になったみたいです。今度購入してみます
2007年11月18日更新
小説などをただ平仮名にして訳す、一般的な点訳とは違い、理系の知識はもちろん、色や限られた記号しか使えないため、数式や図など補足が必要な理数系分野での点訳の第一人者の方が表彰を受け、読売新聞の「顔」に掲載されたので紹介させていただきます。
第4回本間一夫文化賞に決まった 稲吉美奈子(いなよしみなこ)さん 84
理数系分野の点訳活動で 岩波数学辞典も10年かけて点訳
撮影・竹田津敦史
特殊な記号に図形、アルファベット……。数学や物理の本を点字にするには、専門知識が必要となる。その分野では誰もが認める第一人者だ。
趣味で始めたのは40歳を過ぎてから。当時、視覚障害者が大学進学を希望しても、理数系科目は、参考書を点訳できる人がほとんどいなかった。旧制女学校で数学や化学の教師をしていた経験を買われ、「頼まれて引き受けたら、面白くてのめり込んだ」。
仲間を増やそうと、カルチャーセンターで講師も務め、20年前、その生徒たちと理数専門のボランティア点訳グループ「シグマ」を作った。
学生から本が送られてくれば、メンバーと分担して作業にあたる。大学側から入試問題の点訳依頼が来れば、各地の試験会場に出張した。入学を果たした学生は国立大で博士号を取得するなどし、各分野での活躍の知らせが届く。
「今の自分があるのは、稲吉さんたちのおかげです」
感謝の言葉が、地道な作業の支えになった。
視覚障害者への貢献をたたえる同賞は、「日本点字図書館」の創設者・故本間一夫氏にちなんだもの。稲吉さんが、ボランティア約80人の「仕事場」を、東京の自宅敷地内に建てた際、その本間氏からは「点訳のために自費で家まで建てたのは、あなたぐらい」と冷やかされたという。
仕事量は年間2万ページ以上。10年がかりで“格闘”してきた「岩波数学辞典」の点訳も、間もなく完成を迎える。(社会部 中沢直紀)
(2007年10月9日 読売新聞)
2008年2月8日更新
アフガニスタンやパキスタンでNGO現地代表とされている医師の方が自ら先頭にたち、医療援助、飲料水や灌漑用水の確保事業を続け、荒れた大地を復活させ続けているとのことです。この方が実名であまり掲載されないところでの紹介の上、年末というあまり福祉記事が載らない時期だったのでよほどすごい活動をされている方と判断し、ここで紹介させていただくことにしました。
ヤフー中村哲さんへリンク |