東日本大震災
2011年3月11日(金)
茨城県那珂郡東海村 13時〜 某所にて打ち合わせ
11時発 上野駅よりスーパーひたちで東海へ。
早めの昼飯は「万かつサンド」650円。
「意外とボリュームがあって、ちょっともたれるなぁ」などと思っていた4時間前。
発生時は5階建て(たしか)の3階にあるオフィスで打ち合わせ中。
天井のジップトーンにヒビが入って、粉が上から降ってきたときはマジ「ヤバイ」と思った。
その後、建物の外に非難。
余震で地鳴りがする。
最寄の大きい駅「勝田駅」まで歩くことに(メンバーは4人)。
途中で帰宅途中のお客さんに拾ってもらって、車で勝田駅まで送ってもらう。
車内より。
家自体の倒壊は一軒もなかった。窓ガラスもほぼ割れていない。
横揺れだったからか。しかし、家の中はめちゃめちゃだと途中で聞いた。
ただ乗っかっているだけの塀はこうなってしまう。
妖しいくらいに光る夕日が怖い。
市内(県内?)停電のため、営業しているコンビニはほとんどない。
営業中のコンビニには行列が。
自分も飲み物と食料を買ったが、店員は電卓で打って計算してた。個々の値段が分かるのがすごいなぁと思った。
営業中のホテルはなく、もちろん交通機関も動いていないので、
避難場所になっている勝田駅近くの小学校へ。
近辺の住民の方が非難している。出張中のサラリーマンも多かった。
ストーブが2台にジェットヒーターが1台。
ジェットヒーターは100Vを使うので、外に自家発電機があって、そこからドラムコードで中に引っぱっていた。
そのドラムには4口あって、一口がジェットヒーター、残り3口が携帯電話用の充電に使われる。
その他、ライトが2発(これも同じ自家発からだろう)。
毛布は全員に行き渡らず、子供・老人が優先。うちらは無しで、大丈夫だと思ったが、どうにも寒くて眠れない。
朝方4時くらいに毛布の追加が届いて、それで2時間くらい寝れた。
食料は水を入れるとできる米が配られる。お湯はなく、水なので、食べられるまで1時間待つ。
せっかくもらったのに申し訳ないが、これは残してしまった。どうも完全に戻らず芯があるし、何より冷たい…。
結局、カロリーメイトを食べて、あとは携帯充電番長をやってた。(充電の順番待ちのとりしきり)
(写真:JR勝田駅前の定食屋)
3/12(土)朝6時に体育館を出発。
勝田駅に行ったが、駅が崩れていて、立ち入り禁止。
バスは運休。
最寄で一番大きい駅、水戸駅に向かう。
1時間半くらいで水戸駅到着。
写真は途中の陥没した道路。
昨日のコンビニ袋を下げていると、車が停まって、「すみません、それどこで買ったんですか??」と尋ねられる。
7時半ころ水戸駅着。
全体に沈んでる…。
JR常磐線は運休、バスも運休。JRは望みなしだが、バスがもしかしたら動くかもしれない。
コンビニは停電でやってない、レンタカーもしかり。
11時、 結局、M田さんの息子さんと親戚の方が千葉から車で迎えに来てくれることに。
15時頃に高速バス(特別車)が4台来て、当てもなく並んでる人たちを乗せてつくば駅へ(下の道で)。
つくばエクスプレスも運休中だが、常磐線よりは早く復旧するはずということで。
(結局、つくばEXは翌日13日の夕方に復旧した)
同じく15時頃に駅周辺の電気が復旧。コンビニに人が集まる。
肉まんを買う。あったかい。
15時半頃、M田さんの息子さんら到着。水戸駅を出発。
18時に千葉着。総武線快速で東京、東京からは東海道で大船へ。
3月13日(土)20時30分大船着。東北の惨状はまだ知らない。