涼しい映画館 5周年記念!

特集・俺と映画

では行ってみよう〜

 

<初めて観た映画>


『スターウォーズ』
これは小1だな。親に連れられて行ったよ。
とくに印象的だったのが、ゴミ箱の中に入って壁に挟まれるシーン。
たしか字幕だったけど、観た後、何日も興奮していた憶えがある。


<初めて猛烈に感動した映画>


『バック・トゥ・ザ・フューチャー』
中2のときかな。2週にわたって、計4回観た。
ストーリーの巧みさに感動した。
この作品より、俺の映画趣味は始まる。


<泣いた映画ベスト3>


これはどうでもいいやw
”泣けた映画”じゃなくて、”泣いた映画”。
1位・『A.I.』
2位・『アルマゲドン』
3位・『ニューシネマ・パラダイス』


<恐かった映画ベスト3>


1位はダントツで『リング』。もちろん邦画のほう。
何回か心臓が止まりそうになった。
2位も同じ中田監督の『女優霊』。これもゲキコワ。
3位にかろうじで外国作品、『チェンジリング』。
オカルトもので、地縛霊をまじめーに扱った作品。コワス。


<何回も観た映画ベスト3>


一番何回も観た映画はなにか。
考えてみたら、やっぱ『ルパン三世カリオストロの城』だった。
2位は『風の谷のナウシカ』、3位は『天空の城ラピュタ』。
全部宮崎アニメじゃんw
ちなみにカリオストロは、ほぼ脚本が書けるくらい観てるな。


<好きな監督ベスト3>


好きな監督はちょっとマニアックだ。
1位:リチャード・レスター(写真右)。アメリカの監督。
コメディセンスと映像センスがすごい。まぁ、天才だな。
代表作『スーパーマン2,3』『ビートルズがやってくるヤァヤァヤァ』『三銃士』。

2位:イングマール・ベルイマン。
スウェーデンの監督。’50・60年代に傑作多し。
こちらも映画の天才。 誰にも真似できない。宗教色が濃い作品が多い。
代表作『ファニーとアレクサンデル』『野いちご』『処女の泉』。

3位:デビッド・リーン。
イギリスの監督。大河的な作品から、小品まで、人間を見る視点にゆとりあり。
真の巨匠。代表作『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』『ライアンの娘』。


<心の映画ベスト5>


1位『マルホランド・ドライブ』 (監督 デビッド・リンチ/主演 ナオミ・ワッツ)
2位『ビッグ・ムービー』  (監督 フランク・オズ/主演 スティーブ・マーティン、エディ・マーフィ)
3位『チャイニーズ・オデッセイ』  (監督 ジェフ・ラウ /主演 チャウ・シンチー)
4位『夏の遊び』  (監督 イングマール・ベルイマン/主演 マイ・ブリット・ニルソン)
5位『アンブレイカブル』 (監督 M・ナイト・シャマラン/主演 ブルース・ウィルス)

好きな映画はみんな、俺的にすごくよく共感できるテーマを持っている。
簡単にそれぞれのテーマをいうと、

『マルホランド・ドライブ』:ハリウッドの夢。
『ビッグ・ムービー』:ハリウッドの夢、映画を作ることへの夢。
『チャイニーズ・オデッセイ』:孫悟空を使ってヒーローを描く。
『夏の遊び』 :過去(思い出)と現在(未来)の理想の関係。
『アンブレイカブル』:このテーマは難しいなw 

1位は最近観たやつだけど、ホント良かった。これほどイマジネーションに満ちた映画を観たことが無い。

2位は爆笑コメディ。エディ・マーフィの最高傑作と評したい。ファーストシーンがいい。
 つぶれかけた映画プロダクション、その中で社長S・マーティンが1冊のできたての脚本を読み終えてつぶやく。
 「傑作だ…!」
 そうして、このとんでもなくハチャメチャだが、ときに本質を付く、愛すべき映画制作の物語は始まるのだ。

3位は西遊記の話。孫悟空のようになりたいと、この天下一強い妖怪にヒーローを見るクリエーターは多い。
 「ドラゴンボール」でもどんどん高みへと駆け上がっていく主人公・悟空は痛快だった。
 しかし、この『チャイニーズ・オデッセイ』の中の悟空はシブすぎる。なにしろ前後編4時間の中、ほとんど出てこない。
 最後の最後についに姿を現し、その尋常ならざる力を見せ付け、そして苦悩し、去っていく。
 チャウ・シンチーの入魂の演技も加わり、俺にとっての最高の悟空像がここにある。

4位はベルイマン’50年代の作品。
 主人公の過去の思い出が話の中心なのだが、それが最後、現在の主人公の人生の選択に指針を与える。
 この構成が好きだ。そう、ジブリアニメの『おもひでぽろぽろ』もこのスタイルだよな。

5位はある意味、俺の映画史上最大級の衝撃を与えてくれた作品。
 実はこの”最大級の衝撃を与える”ってのがシャマランのテーマだったりして。
 冒頭の、コミックの発行部数についてのクレジットから、'70年代のデパート内の診察シーンは何度観ても興奮する。
 才気煥発とはこういうことをいうのだろう。まさにカルト映画。

 

以上
06/07/04

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